遥か昔――。
この世界に生きる生物は、一つの魔法陣から生まれた。
『始まりの魔法陣』と呼ばれるその魔法陣から生まれたのは、人間や獣人やドラゴンと呼ばれる最古の生物。
だが、人間とドラゴンは、交わってはならなかった。 それ
が交わってしまった事で、人とドラゴンの間で大きな戦争が起きてしまう。
その結果、世界は2つに分けられ、人間は隔離された。
それから数千年後の現在――。
一度隔離された世界は繋げられ、新たな時代となった世界で……。
これは、人とドラゴンの物語。
過去に出会い、今へと繋がる物語。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
「アナタ! 今日こそ妾と熱い契りを結ぼうではないか!
というか……むしろ結ばせるのじゃアアアアア!」
「もう! 朝から裸で迫って来ないで!
変態なの? 痴女なの?
気持ち悪いよ!」
「うううううううう。
言うに事欠いて変態じゃと! 痴女じゃと!
妾に夫が冷たい。これが「家庭崩壊』--」
「僕達夫婦じゃないよね?」
「うううううううう!
アナタァァァァァァ!
既成事実は大切なのじゃよ!」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
「おはよう!
俺の愛しのメロン!」
「あ、朝から盛るなぁ!
こ〜のバカ亭主〜〜〜〜!」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
ん?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 20:43:35
10847文字
会話率:30%
魔科学の発達により、大陸最大の大国。
王都『シルメリア』は繁栄を極めていた。
だが突如、シルメリアは世界に向けて宣戦布告する。その戦火の中で、東の果てにある小国『ホムラ』の特殊部隊に所属する「朝霧(あさぎり)トウヤ」は、とある生き物に遭遇し
た。
その生き物は……伝説の生物「ドラゴン」
果たして、トウヤは生き残ることができるか!
「生き残らないと、物語がそこで終わるんじゃ……?」
「私を、野蛮な生き物のように言うなぁ!」
気分屋な作者が描く、ハチャメチャなファンタジーです。
※この小説は残酷な描写が含まれます。15歳以上推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-27 02:40:19
78093文字
会話率:29%