これは願いと悩みを取り巻く物語。繋がるか、繋がらないかもわからない物語。
一つの都市伝説を取り巻く、人々の群像劇のような、何か。短編詰め合わせのようなものです。不定期更新。気が向いたら読んでいただけるとありがたいです。
最終更新:2021-10-11 23:10:37
5064文字
会話率:28%
塔の上のラプンツェルは引きこもりです──そんな噂がまことしやかに囁かれていたハークレン王国の第四王女の噂──は、事実であった。
…引きこもりでも、ハイスペックな彼女の元を連日様々な人が訪れますが──いつだって“居留守”を使われて誰も本人と会
ったことはない──そう、親ですらも。
…10年前から塔に引きこもった頃から。
「パパが来たよ!」
バンッ!と扉を開けたその先は──壁だった。
シーン…。
静まり返った行き止まりの部屋…“今日も”許可は得られなかったようだ。
「…くっ、いつまでも根に持ってないで出て来てくれよ…っ!?」
ヒュンヒュンッ
「…!?あっぶな…っ!?ちょ、殺す気か…っ!?パパ、頑張ったのに…っ!」
風切り音と共に頬を掠めるは毒矢…当たると、“なぜかくしゃみが止まらなくなる”ものが鏃に塗り込まれてあるのだ。
矢自体も鉄製で…場所が悪ければ──死ぬ。
殺傷力は愛情の裏返し──なら、良いのだが。
かわした地面に次の罠が──トリモチからの頭上落下する金盥…徹底的に殺る気だ。
「い゛っ゛──っ!?」
…空しくガインッ!
鈍い音と痛みに蹲る一国の王。
…今日も今日とて王女は父を拒絶している──
これはそんな父娘(おやこ)の攻防物語かもしれない──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-25 00:00:00
19896文字
会話率:38%
根暗でコミュ力皆無の男子学生が努力して青春しようとする
最終更新:2020-11-26 21:00:00
800文字
会話率:0%
とある水族館の建設に関する詩です。
最終更新:2018-08-05 16:04:05
1280文字
会話率:8%
その日少年は現実を知った。
彼は、憧れなど抱かない。
彼は、恋に恋しない。
枯れ果て、飾り気のない等身大の身一つ。
孤独に、聖戦に挑まんとする。
これは、偽りに塗れた養殖物の天然を討ち滅ぼす自己満足の物語。
泥臭く、輝かない、ト
リモチの聖騎士物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-18 23:30:09
504文字
会話率:38%