『悠斗ちゃん、ざこざこのアンタに朗報よ! “トモグイパラダイス”の出場権をあげちゃうわ!!!』
彼女と一緒に刺されて死んだはずの高校生、上城悠斗は神に生き残りさえすればなんでも願いを叶えることができるゲーム『トモグイパラダイス』に強制参加
させられる。
『ニエモン』という魔物を使役して戦うこのゲームで生き残る方法は一つだけ。
ニエモンにニエモンを食わせ育てること。
しかしニエモンの命は参加者の命を共有しているため、ニエモンが死ねばそれを使役する参加者も死ぬ。
ニエモンを食わせるということは他の参加者を犠牲にすることを示していた。
悪意に満ちたこのゲームで、悠斗はどう動くのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 00:13:29
42525文字
会話率:37%
「トモグイ」
北関東のとある集落に取材に訪れたフリーターの柊木夏乃は、集落に住まう旧家の娘、亜貴と出会う。亜貴と仲良くする彼女だったが、次第にその集落にある『人喰らいの因習』に直面することとなる――。
ほか数本を収録した「民俗学×ミステリ
ー」をテーマにした連作短編集です。
※一部作品はサイト(http://brain-tv.jp/natsuno/tate/)・カクヨムで連載していました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 16:08:07
48546文字
会話率:41%
ヤオキチ…彼は八百屋でありサイボーグである。
そんな彼がファンタジー異世界で飛ばされ、その世界に順応してたくましく生きる姿を描いた感動の作品である。
※…ヤオキチがサイボーグになった経緯は『砲撃のグリーングローサー』にあります。
最終更新:2021-09-04 09:34:59
52172文字
会話率:54%
正義の味方に憧れる少年がいた。少年のその志は、青年になっても変わらず、高校を卒業後、警察学校へ入学、数年後、無事警察官という形で夢を叶える。
しかし、そこからが地獄の始まりだった。そこに正義はなく、薄汚れた人間の醜さを見た青年は連続殺人
鬼メイカー、センノウに会う。
センノウの言葉に踊らされた青年はセンノウを殺し、連続殺人鬼トモグイとして、悪の面から正義を行う英雄――悪英雄となる。
悪英雄となってからのトモグイの活躍は目覚ましく、数多の連続殺人鬼を殺してきた。しかし、トモグイを追う警察官センパイや、トモグイを殺そうとする殺し屋サキヨミなど数々の妨害を受ける。
仲間に裏切られたトモグイはついにピンチに陥り、そのピンチを抜け出す為に別の仲間が犠牲になってしまう。
自暴自棄になったトモグイはセンパイと最後の戦いと称し、銃撃戦を行い、死んでしまう。
だが、センパイには疑問が残る。トモグイが死ぬ際に笑っていたからだ。
センパイはトモグイが「死にたかった」のではないかと考え、自分に英雄を託して死んだのだと自嘲して笑う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 13:41:30
27403文字
会話率:34%
物心付いた時から四方を壁で囲まれ天井に蓋がされた世界しか知らない少女、ココロ。
閉じ込められている部屋に鍵は無い。
窓もある。
それでも彼女は出ようとはしなかった。
「そんなになって可哀想にな……出よう、俺の手を取って」
大
きな金色のゴーグルをかけた少年が来るまで。
そして彼に連れられ出た外は、機関車が煙を吐き、飛行船が空を飛び、馬車も宙に浮く、音で溢れた世界だった。
初めて見た世界に触れた少女は、彼らと共に愛と恋を知っていく。
その先に得る本物の愛とは?
この物語は、スチームパンクと恋愛でグロを相殺する物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-10 06:00:00
31283文字
会話率:26%