朝陽の裏側から夕陽の裏側まで空を旅する「太陽の妖精 サンソンくん」いつかは立派な太陽になりたいと願う小さな彼。
そんな彼がどこか気ままに辿るいわば黄道に、悲喜こもごもある我々の日々は時として交わることがあります。
空を見上げること、地面
にある自分の影を見つめ直すこと・・・抽象的にザックリ言えば、まぁそのような「お話」です。
月曜日~木曜日に投稿していくつもりです。よろしくお願いいたします。
尚、太陽の妖精サンソンくんはflat9thmusic&sunfairys(https://flat9th.wixsite.com/f9msf)
のオリジナルキャラクターです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 22:00:40
33965文字
会話率:28%
現代では謎の『何でも屋』を営む飛鳥福朗と、アルバイトの高梨明日香が織りなす物語第二弾。
とある週末、仕事でゴミ拾いをしていた福朗は、川縁でUSBメモリーを拾う。落とし物の可能性を考えて持ち帰ると、中には複数のプログラムと一つのアプリが入っ
ていた。パソコンに詳しい知り合いに見てもらうと、そのアプリはかなりの完成度との事。そんなものが捨てられているわけがないと、福朗は落とし主を探し始める。そうして現れたのは、USBメモリーを自分の物だと言い張る二人の男だった。
本当の持ち主はどちらなのか、どういう経緯で川縁にあったのか。この物語はそれらを巡る、『何でも屋』飛鳥福朗と高梨明日香の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 00:41:29
95659文字
会話率:64%
現代では謎の『何でも屋』を営む飛鳥福朗と、アルバイトの高梨明日香が織りなす物語。
ある日の朝、レタリングされた宛名だけが描かれているハガキを拾った福朗は、宛先が無いためポストにも入れられず一旦持ち帰る。どうしたものかと考えていると、明日香
が宛名に心当たりがあると言う。同じ大学の先輩との事なので、接触を試みる明日香。無事宛名の人物を探し出した明日香は、福朗との面会を打診して、受諾されたので共に事務所へと帰還する。面会中、レタリングの意味に興味を示した福朗が聞くが、肝心の宛名の人物はわからないと言う。丁寧に描かれたレタリングの意味が伝わらないのは許せないと考えた福朗は、一緒に考えようと提案する事にした。
レタリングの意味とは何なのか。ハガキに込められた想いとは何なのか。この物語はそれらを巡る、『何でも屋』飛鳥福朗と高梨明日香の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 06:13:44
173509文字
会話率:52%