「失礼しまーすっと……」
とある昼下がり、男はアパートの部屋に入って辺りを見回した。殺風景で狭い部屋だ。畳の床に机が一つ、その上にノートパソコンが置かれている。
男は指示通り、パソコンを立ち上げ、指定されたサイトにアクセスした。
「
これで、よし……ああ、着替えなきゃ……」
彼は小声でそう呟いた。不安からくる癖で、無意識に独り言を口にしてしまうのだ。着替えながら、彼は数日前の出来事を思い出していた。
『ねえ、ちょっといいバイトがあるんだけどさ』
街を歩いていると、不意に柄の悪い男に声をかけられ、少し身構えた。怪しい仕事に違いない。そう、きっと最近話題の「闇バイト」の勧誘だ。麻薬の運び屋や強盗、いずれにせよすぐに警察に捕まってしまうだろう。首謀者は知らん顔のトカゲの尻尾切り。こちらだけが損をする。
そんな予感がしたが、同時に彼は内心の高揚も感じていた。男が声をかけたのは、彼が金に困っていると察したからだろう。それは事実だった。
ひとまず喫茶店へ移動し、男から詳しい話を聞くことになった。
「まさか、アパートの部屋にただいるだけのバイトだったとは……」
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最終更新:2024-11-21 11:00:00
3475文字
会話率:42%
聖属性エッセイストの日常妄想系エッセイですよ〜!
お暇なら読んでね!
最終更新:2021-07-20 07:00:00
1350文字
会話率:25%
レベルが低い魔獣使役(ビーストテイマー)だった俺は、少しでもレベルを得ようとポーターとしてパーティーに参加していた。ところが居るはずの無いボスモンスターがいた事でトカゲの尻尾切りにあった。何とか逃げ出した俺は更に下層に飛ばされて絶体絶命だっ
たが瀕死のメタルスライムをテイムした事でユニークスキル魔獣武装(ビーストアームス)を獲得する。このチートなスキルによりとんでも無い無双状態に駆け上がっでゆく。
カクヨム様でも掲載中
ネット小説大賞九感想折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 19:08:32
123993文字
会話率:42%
エリート街道まっしぐらだったけれど、
トカゲの尻尾切りに遭って引きこもり三年。
タッパの女神たる妹からの神託により、
おじさんは犬の世話をするという仕事につくのだが……
美少女が好きで何が悪い!
ロリなおじさんのファーストミッション。
最終更新:2020-08-15 16:57:54
9549文字
会話率:46%
私は動物を好きだったので子供の頃からよく飼っていた。
まるまったダンゴムシ、拾ったトカゲに始まり リス、ヨークシャーベット、ネコ…。
私は動物は好きだったが…
動物のほうは私を嫌いだった
ダンゴムシを触ると奴は丸まったまま
動かなくなった。
私と会うくらいなら丸まったまま命を立とうと思ったのか?…
トカゲを掴んだら本体から尻尾が切れて逃げていった。
トカゲの尻尾切りでなく、尻尾のトカゲ切り…
脳や内臓や手足を失ってまでも私から逃げたかったのか?…
リスを飼ったら ほっぺに溜め込んでいたヒマワリの種を私にさしだしてきた。
命乞いなのだろうか?…
そんな私と猫とスーパー池松屋ネコ砂館の店員との話。
アメバブログにも載せています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-21 19:30:57
2315文字
会話率:44%