ただの、散歩。
ただの、動画。
そして、最期…。
最終更新:2025-05-27 18:03:59
710文字
会話率:0%
天職を得るために転職し続けた人生に行き詰まりを感じた主人公は、現実逃避気味に読書三昧と文書投稿に耽る。
片手間に、悪徳運営の悪事を暴くという情報の体系化という職人の一人であったが、惰性で続けていた小説投稿が転機になる。
運営っぽい誰からか
のお仕事斡旋メール。
怪しさ満開だが、居るはずも無い信者からかもという好奇心で返信。
送信直後に見知らぬ場所に転移する。
異世界転移と歓喜したが即座に否定される。
こちらが現世で、元居た世界は極一部とかおかしい設定だった。
更に酷いのは、雇用主から精神だけを招聘され、肉体は置いてけぼりという事実。
物質(ものじち)になった身体を取り戻すために、雇用契約を受け入れるしかない。
なし崩しに契約を結び、傭兵という名の社畜に転身したのだった。
仕事は文書校正の便利屋まがいな管理業務。
悪事を暴く手管を見込まれたらしい。
棚からぼた餅効果で天職を得たが、人間的には底辺であるブラック企業的な契約社員である。
主人公は、待遇改善を試みながら裏方作業に埋没する暗躍稼業に手を染めて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-02 06:20:07
31011文字
会話率:9%
これは有り得たかもしれないもう一つの結末。
世界は統合され、人類はたった一つのシステムの元に統一された。
それは、生まれ方から死因まで全て生まれる前に定められる社会であった。
奇跡的に統治を逃れた人々は身を寄せ合い、反乱組織『Sons
of Rebellions』を立ち上げた―。
――選べ。
服属による保証か。
叛乱による自由か。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-31 17:06:49
41727文字
会話率:22%