本作には暴力・流血・性的暗喩を含む描写があります。
娘を亡くした母・D代。娘は“ただの自殺”として処理された。学校も、教師も、社会も──誰も真実を見ようとしなかった。
彼女は、娘が遺した“手書きの遺書”を頼りに、加害者たちに復讐を開始する
。
A、B、そしてC。だが最後の瞬間、彼女は気づく。娘を誰よりも愛していた、もう一人の存在に──
「母の愛は、狂気を超えるのか」
血に濡れた祈りの果てに、希望はあるのか。
心がえぐられる、究極の愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 11:12:21
4616文字
会話率:33%
お互いに親がいない燐と凛。周りから差別され、可哀想だと思われ他の子と対等に扱ってくれる人などいなかった。しかしある日、燐の両親は殺されていた事が分かる。長い間自殺として扱われてきた。幼い頃に両親の死を目の前にして自殺と言われた違和感が溢れ出
す。歯止めがかからなくなり、犯人を憎み復讎することを両親に誓った。そして凛と共にその計画を立てていく。自分の失った時間を取り戻そう。自分が知っている情報を手に犯人に近づいていく。しかしまたここで違和感に苛まれる。その正体は燐にとって残酷なものだった。
高校生の男女二人が繰り広げる。ミステリー要素ありのダークヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 18:26:16
21860文字
会話率:38%