【あらすじ】
長井 良、十七歳、タレント兼学生。
幼いころから芸能界で仕事をしている良とっては、端から見ればちょっと特別に見えるような毎日も、とても普通のこと。
そしてその日々にこれといって不足はなかった。そのまま、毎日が続くいて行く
と思っていた。
そんな良のもとに、とある舞台への出演オファーが舞い込む。
初ミュージカル、カンパニー最年少座長――それが、良に用意されたポジション。そして集められた実力派、かつ全員が年上のキャストたち。
出来る限りの準備をしてのぞんだ顔合わせ当日、集まった関係者の前で座長としての抱負を述べた良を待っていたのは、――静寂。
滑り落ちる汗、永遠にも感じる時間が良を包んだそのとき、“賛成”――凛とした声が、会議室に響いた。
【投稿について】
pixiv小説においてプロトタイプの連載済み。すでに完結していますので、かならず最後まで掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-18 15:07:27
6082文字
会話率:26%