田舎の床屋「ヘアサロン “ピカソ”」は、名前に似合わず頑固な爺さんが営む昔ながらの店。スポーツ刈り一択のその店に、ある日突然飾られた“イケメンの絵”──その正体は、思わぬところにあった。美大生の孫が描いたというその絵に隠された真相とは。
最終更新:2025-07-13 16:15:56
941文字
会話率:20%
夕昏と共に聞こえるチャイムの音。下校時間とわかっていてももう少し一緒に居たかった。別れてしまった進路。叶わない想い。卒業までの短い時間であとどれだけの思い出が作れるだろう。「俺、大学行ったら髪伸ばすんだ」とスポーツ刈りのあいつが笑う。俺の気
持ちも知らないで。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 16:32:18
1728文字
会話率:31%
恋よりも 勉強よりも 部活動
自他共に認める体育会系少女の私は、あまりの健康的美少女っぷりから天使にさえ迫られてしまう。
「俺の名前はメガ・ネスキー。天界からやってきた天使だ。さあ、この眼鏡をかけてくれ! きっと似合う! この俺が言うんだ
から間違いない!」
なんだか変態っぽいけど、イケメン天使に情熱的な瞳で頼まれたら、流石の私も……。
ってそんななわけないだろ変態天使。そのロン毛をスポーツ刈りにして出直してこい!
「しかし、この眼鏡をかけて悪魔と戦わなければ、世界は大変なことになってしまうんだぞ」
知ったことか。私は部活で忙しいんだ。
それに、私には夢がある。
理想のスポーツマンだったお兄ちゃんが、お父さんが社長を務める大企業へと入社するため、インテリ系のガリ勉野郎になってしまったのだ。だから私は走り幅跳びを頑張って、あの本社ビルを飛び越えてやるのである。
そんな私の子どもじみた夢を、ネスキーは馬鹿にせず、「気持ちが良いだろうな」と言ってくれた。
まあ、だからといって眼鏡なんてかけないけど。
そのはずだったのに……。
親友が悪魔に襲われて、それを助けるために私は仕方がなく天使と契約してしまった。
ああもう! 私の陸上にかける青春は、あのにっくきビルを飛び越えてやる夢はどうなるの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 22:57:21
82817文字
会話率:38%
これは、7年間ゲーム漬けだった私が自分を変えつつ書き進める、リアルタイムエッセイ。
髪はスポーツ刈り、服は着た切り雀、肌は構わず、笑顔を浮かべても自信なさげ、目は死んでいて、下手をすれば鼻毛がひょっこりこんにちは。
181cmの身長に対
して、激太りの結果体重は78キロに。腹は大きな大福餅のようで。
これは自分を変えようとしているフツメンの本当のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-30 10:30:20
4878文字
会話率:9%
この作品は編集のために他サイトでも公開中です。
大好きな君へ。のリニューアル版です。
昨年、甲午年御開帳だった秩父札所三十四番を回っていました。
作法もめちゃくちゃ。
反省の意味も込めて執筆させていただきました。
最終更新:2015-10-30 10:00:40
177886文字
会話率:25%