――あたしは銀色にきらめくステンレス製の昆虫針を指先でもって、蝶の胸部に突き刺した。
標本作りが趣味な高校生の女の子が。
同じくマイノリティな趣味をもつ幻想的な〝きみ〟と出会って――
県内では絶滅したとされる幻の蝶を巡る、他人に理解され
ない〝大好き〟の物語。
※他サイト折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 14:10:00
19436文字
会話率:43%
あたしが幕末の人斬りだったら。
最終更新:2022-10-31 07:00:00
1068文字
会話率:34%
子供が小学生になったのでスーパーで働き始めた主婦、高梨美香38歳。
入って早々に担当になった第4倉庫は、スーパーとしては他言できない、黒い悪魔が出る倉庫だった。
愛用のステンレス製レーキを振りかざし、週に1回黒い悪魔(黒くない時もある)と戦
うパート主婦、高梨美香38歳の日常。
パートのおばちゃんが異世界に行って、気が付かないうちに冒険が始まっている物語です。
鈍感でのんきな美香さんが、可愛い仲間たちと一緒に異世界を巡る!
残酷描写タグは保険です。
3/14 タイトル変更してみました。もう少し悩んでまた変えると思います。
(元のタイトルは副題で残します)
(注)
この話はフィクションです。現実とはかけ離れています。
殺虫剤の使用にはご注意ください。
ここで言うレーキとは熊手のことです。ステンレス製で丈夫!
カクヨムでも連載しています。
一日二回(朝夕6時)更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 20:37:36
119547文字
会話率:36%
気がつくとステンレス製の魚に俺は喰われていた。そいつを遣したのは良く知っている顔だった。そのことになんの感慨もない。死ぬことにも恐怖は覚えない。全ては行き着くところへ行った感じ、と言ったところか。ずっと地獄へ堕ちていくと思っていた。俺が思っ
ていたとおりにそれは現実になった。そして、死の間際に俺は地獄を視ることになる。ダンテが思い描いた美しく、そしてグロテスクな地獄を……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-09-23 00:51:52
2535文字
会話率:44%