若き気鋭の女流幻想小説家、御陵彬《みささぎ・あきら》は小説を書くことに関しては天才的だったが、私生活はちょっと残念な女性だった。担当編集者、黒野戒十《くろの・かいと》から次回作として苦手としていたホラー物の連載執筆を薦められた彼女は、連載に
挿絵を描くことになった怪奇画家の青年、草壁鞍馬《くさかべ・くらま》との顔合わせに緊張しながら臨む。鞍馬から「しょうけら」というお題を得た彬はさっそく帰宅後からそのお題に取り組むのだが、その夜から彼女は二十四時間常に付き纏う何者かの視線と気配に悩まされ始める。
女性作家と怪奇画家のタッグで怪異を《産み》《封じる》物語。――あるいは、子供のように愛の奇跡を信じた男の物語。
ファンタジーやホラーの要素が出てくるまで少し……かなり? かかりますが、お付き合い頂けると嬉しいです。
小野セージの作品はスターシステムを採用しています。また作中の怪異知識は創作も多分に含まれます。エブリスタさん、ノベルアップ+さん、カクヨムさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 17:37:58
108516文字
会話率:34%
ある日、全人類が能力を得た。
俺の能力は右手が光るだけの最弱、かと思ったら最強でした!?
能力を得た主人公は、世界の命運をかけたゲームに巻き込まれていく。
コメディ4割、シリアス6割でお届けします。
最終更新:2023-01-09 11:39:41
6320文字
会話率:10%
*本編完結済み*
目覚めれば、そこは見知らぬ部屋。そして隣に女の死体。何故だ! ─パニックから始まる、何でも屋のハードな夏。依頼された行方不明人探し、謎の双子、そして─警察官だった弟が追っていたらしい、紫色した残酷なドラッグ<ヘカテ>…。
どぶ浚いに迷子ペット探し、買い物代行、草刈り、大雨の後の樋掃除など、日々平和なよろず事に明け暮れていたはずの<俺>。実は裏の顔があって…などということもなく。うっかり会社をリストラされてしまうくらい、真面目でぽややんなバツイチ子持ちの何でも屋・<俺>は、真相にたどり着くことができるのか?
ドラッグや衣装倒錯、回想シーンに少々スプラッタな描写が出てきますが、基本は健全です。楽天の自ブログからの転載です。シリアス寄りのコメディ、なのかも。
<俺>の名前は出てきません。作者は、ブロンジーニの『名無しの探偵』テレビシリーズと『金鳥小説・父子水』のファンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 06:24:19
594806文字
会話率:40%
神さまの手違いと言うもう聴き慣れたぐらいのテンプレ展開に巻き込まれ異世界に転生した
主人公、渡辺宰(わたなべ つかさ)は神様から相手モンスターの能力をオリジナルより弱い出力でコピーする能力(基本的に役立たずな能力ばかり)を手に入れる!
これ
は、ギャグ96%、シリアス6%な異世界ファンタジー!
ツカサはヘッポコ集団な仲間達と共に魔王を倒す(多分一生ムリ)旅に出る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 21:02:13
5626文字
会話率:54%
鳳秋斗は異世界に勇者召喚陣で呼ばれてしまった。しかし、現在は魔王不在で勇者は必要ないらしい。しかも趣味で研究していた召喚陣の実験が偶然成功してしまった結果なのだという。
これは偶然召喚されてしまった、基本的に働きたくない鳳秋人が、独自の
価値観に基づき横道に逸れつつも、やがて現れる魔王を討伐するまでの物語である。
※シリアス6:笑い4くらいに出来たらいいなぁ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-11 12:00:00
3104文字
会話率:22%
「異世界の神様が、自分の世界を救ってくれる英雄を育成する為に創ったMMORPG。期が熟せばプレイヤーを異世界へと召喚し、世界を救う英雄になるよう導く」
これがMMORPG『ワールド・オブ・フォーチュン」の一風変わったゲーム設定。
「異世界
召喚の章」と銘打ったVR化を兼ねた大型アップデートは、二人の神による大規模な異世界召喚魔法だった!召喚されたプレイヤー数、推定2万人超え。
異世界とゲームシステムが混在するこの世界で、闇の軍勢と戦う事を強要されたプレイヤーたち。
はたして彼らは元の世界に戻る事ができるのだろうか!?
*ハーメルンサイトでも別タイトルにて投稿をしております。
『WoF』~MMOからの異世界召喚英雄記~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-22 18:08:56
415934文字
会話率:44%