遥か未来の地球、絶海に存在する人工島に一人の少女が存在している。
少女は太古に科学を極め、宇宙の支配者として君臨していた旧人類の生き残りであるが「生」に対する価値を見い出せずにいた。
そんなある日、少女は一匹の青虫が発する「生の輝き」
に魅了され、更なる輝きを求めて地球全域に観察用ドローンを飛ばして大自然を生きる生物の観察を始めた。
すると少女は火を使いこなす新人類が地球に誕生した事に気が付く。
その後、新人類は国を作り、更には旧人類が持ちえなかった「魔法」まで生み出した。
少女は新人類を興味深く見つめ続けたが、新人類も興味深く少女を見つめ始める。
そして新人類は絶海の孤島に一人で住み、歳を取らない少女を「女神」として敬い始めたのだ。
だが、ここで問題が発生する。
新人類は魔法を使って生活をしていたが、魔法は使えば使うほどに魔物が生まれてしまうという問題を抱えていた。
しかし、新人類は魔物の発生原因が魔法であると気が付かず、
「不思議な力を持つ女神が原因なのではないだろうか?」
と考え、少女の呼称を女神から魔王へと変更する。
更に新人類は連合軍を結成し、魔王討伐を目指して艦隊を進める。
だが、圧倒的な技術力の差を前に艦隊は少女に怪我一つ負わせることは出来なかった。
そして少女も連合軍に一切の手出しをしなかったのだ。
すると、そんな少女の態度を証拠に、
「少女は魔王ではない」
とする人々が立ち上がり、再度、少女は女神として扱われることとなる。
そんな歴史的な事件が終わった直後、地球に巨大な宇宙艦隊が襲い掛かった。
それは過去に旧人類が支配していた星々が送り込んだ艦隊であった。
復讐に燃える艦隊を前に、少女はあらん限りの力を使って戦い続ける。
最終的に少女は傷を負いつつも勝利し、地球を守り抜くことに成功する。
そして平和になった地球に戻った少女は、微笑みながら新人類を見つめ始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 12:00:00
107109文字
会話率:19%
遥か未来の地球。そこには神の如き力を持つ一人の少女が存在している。少女は太古に栄えた旧人類最後の生き残りだ。
そして少女が住んでいる地球では、「魔法」という新しい技術を使いこなす新人類が誕生しつつあった。
そんな新人類を少女はジッと観察する
。
時に神と呼ばれ、時に魔王と呼ばれても、少女は新人類を見続ける。
これは、ただ孤独に生きる一人の少女と、懸命に生きる新人類との間に起こった長い長いお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 12:29:19
275233文字
会話率:11%
俺TUEEEしながら、幼女を保護しつつ、『異世界自体』の序列を上げていき、強制フラグの終末予言を撃ち砕いた愛と生贄の物語──。
主人公は、適当に投げられたダーツがブッ刺さり、異世界へと強制転移させられる。
そこで出会ったチョロい幼女神を上
手く誘導し、カンスト突破ステを得た。
だが、調子に乗りすぎて異世界を滅ぼしてしまう。
さすがに罪悪感がやべぇ、という所で空気を読まず強制リセットする幼女神。
そのせいで、全異世界の最下位──序列359605位となってしまう。
そんな幼女神を見捨てきれず、地球へ連れ帰って、一緒に異世界管理していく事に。
ユルく好き勝手やって、名所や特産品作成、他異世界からの敵を撃退して序列が急上昇していく。
「でも、料理と女の子のためには本気出す!」
……生贄、巨人の王、神槍、神々の黄昏、神殺し、北欧神話要素が入っています。
※カクヨムでも連載。
元はジャンルコメディだったため、二章中盤までは現在のファンタジーに合う合わないが大きいと思います。
何卒、ご容赦下さいますよう御願い致します。
残酷な表現ありは、終盤の保険程度。
※2016/03/24 日間総合113位。
※2016/03/29 週間総合255位。皆様のおかげです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-22 17:35:23
512742文字
会話率:35%