アルクニー公国ドッカーノ村。そこに、騎士になることを夢見る三人の若者がいた。
主人公ジンは、幼馴染のワイン、シェリーとともに『騎士団』を結成し、日夜、村のために頑張っている。
魔王降臨が噂される中で、ちょっとポンコツな三人が織りなすドタバタ
劇。彼らは世界を救えるか?
『青き炎のヴァリアント』の作者がお送りする、タイトルに偽りありのファンタジー(?)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 20:36:52
2305029文字
会話率:42%
大陸の東にある大国、大秦(タイシン)帝国。
皇帝姫節(きせつ)の8年目に、大きな流星群が帝国を襲った。
その後2年、帝国は干ばつや洪水などの自然災害だけでなく、どこからともなく現れた妖魔たちの跳梁に苦しんでいた。
辺境、村落、都市と
場所を選ばず出現する妖魔に、帝国も対応の術を失いつつあった時、稀代の方士と呼ばれる楊天権(ようてんけん)は、古代の軍神・蚩尤(しゆう)の復活を感じ取った。
妖魔を率いる魔神・蚩尤。その封印には、四霊筆頭の応竜とその眷属、六花将(りっかしょう)の力が必要であるが、天権は応竜も転生していると見抜く。
この物語は、退魔師の家系に生まれ、運命に縛られた青年・姜黎(きょうれい)則天(そくてん)と、六花将・朝顔(アサガオ)を中心とする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 06:20:40
208194文字
会話率:41%
人間が八国に分かれて暮らす世界、『異界』がすぐそばにあった。
「人間よ、そなたたちは変わらぬな……」
『異界』をさまよい、失われた王国『ウィッチェ』の誓いを胸に、死神(オルクス)は、そうつぶやいて鎌を揮う。
神と魔、善と悪の相克、そして怒り
と恨みが織りなす物語に、神と魔の間にいる彼は人知れず『復讐』を遂げる……。
その『復讐』は、何のためなのか。
ダークファンタジーの世界を、ご堪能あれ。
※この作品はフィクションであり、実在するいかなる国家、地域、人物、団体や事件等とは一切関係はありません。また、『復讐』や犯罪を奨励・助長するものでもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 07:59:37
833742文字
会話率:42%
北大陸にある聖ロマニス帝国と、南大陸にあるヴェルタ王国は、歴史上何度も戦争をしていた。
激戦地となるのは決まって二つの大陸を繋ぐような地形で存在するフロリジア公国。この公国は北の聖ロマニス帝国に帰属している。
現代、フロリジア公国は爵
位と国の継承問題で揺れている。前公妃の娘で第一公女ジュエリアは継承順位第一位ではなく第二位。継承順位第一位は後妻であるセルマ公妃の娘で、ジュエリアの妹のミア公女になっていた。
ミアの婚約者はヴェルタ王国の王族、ジュエリア公女の婚約者は帝国近衛士官のシベリウス。公室の現状に、国民の誰もが近い将来戦争が再び起こることを覚悟した。
そしてなぜか完全な政略結婚で決められたはずのシベリウスが、初対面からジュエリアを溺愛し執着している……。
※アルファポリス様でも投稿
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 22:00:00
174953文字
会話率:52%
それはひどく哀しげで、美しい音色だった。
早春の日曜日の早朝、散歩に出掛けていた春華は、公園でひどく哀しげで美しいヴァイオリンの音色に気づいた。
耳を澄ませると、それは春華の思った通りシベリウス作曲『トゥオネラの白鳥』だった……。
最終更新:2024-03-13 10:08:20
1922文字
会話率:32%
これらは『アヴェシュタ』に納められる作品群を描いた物語です。
ヘルデンリートに納まりきらない作品を連載するつもりです。
このサイトは複数の作品で構成されます。
魅力的な物語と出会えるといいですね。
最終更新:2023-11-15 20:22:58
125341文字
会話率:33%
緑川詩音(みどりかわしおん)は高校二年生。彼女は聖書を読むという、変わった趣味を持っていた。彼女はクリスチャンではなかったが、聖書には宗教心から惹かれるものがあった。彼女はある時、一人の男の子と出会う。彼はディック・ディッキンソン。彼は詩音
をシベリウス教の世界に引き込む。ディックの正体は大天使ザドキエルだった。この物語は、ディックと詩音が織りなす魂の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 20:53:22
177655文字
会話率:37%
野原 ヒロはシベリウス教の信徒だった。彼は引っ越しした地区の教会で、幼なじみの綾崎 月奈と再会する。それは十年前に別れたきりだった。なんと月奈はヒロの家に同居することに。シベリウス教の祭りを通して二人は新しい時を、思い出を紡いでいく。二人は
互いにひかれあう。ただヒロには女性不信という欠点があった。果たしてヒロは月奈に想いを伝えることができるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 21:51:28
13351文字
会話率:46%
「クラナ・ドロシー公爵令嬢!お前との婚約を破棄する!」
婚約者であるシベリウス・オルフェから突きつけられた婚約破棄。
けれどクラナはシベリウスのことを思い、必死で取り消そうとする。
しかし毒の盛られたワインが口に入り、死亡してしまった。
そうして冥界に来たら、冥界の王ハデスに口説かれた!?
「クラナ…君は俺が守る。これはその証明だ。」
愛されたことの無いクラナはハデスに為す術なく…。
シベリウス殿下なんて知りません!破滅してざまぁみろ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 15:11:13
6005文字
会話率:24%
ヘルシンキの郊外は森に囲まれている。
北欧の春は天候が変わりやすく、四月だというのに雪が降るのだ。
僕はピアノの練習に区切りをつけ、コーヒーを入れる。
オイルヒーターの近くに右手をかざし、窓の外を見た。
*本作は銘尾 友朗さま企画
「春センチメンタル企画」参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 11:32:41
2578文字
会話率:16%
「僕は宇宙に恋している。瞬く星や、渦巻く銀河の先を見てみたいと、そう思っている。でも、僕は学者であって宇宙飛行士じゃない。だから、君に見てきてほしい。宇宙の全てを。僕と、世界中の人の夢を乗せて」
私を生み出した彼はそういった。
これは2
035年にロシアの宇宙基地で完成した私、次世代ロケット『イデアール』と開発者の若き宇宙物理学者ユーリが、お互いの夢に思いを馳せながら時代の荒波に巻き込まれていく、数奇な運命の物語――。
近未来を舞台にした2部構成SF短編。1部目は少女の心を持つロケット『イデアール』が、意思疎通できないとわかっていても話しかけてくれる開発者のユーリとの毎日や、憧れるロシアの先輩ロケットの話などをロケット視点から描いていく。
そして2部目、彼女の知らないユーリの視点から時代の流れと真実が語られる。
第一回星新一賞に応募。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-09 22:34:56
8453文字
会話率:40%