――良い子にしていると、クリスマスの夜にサンタさんからプレゼントがもらえる。
幼い頃に聞いた夢の話も、大人になるにつれて真実が見えてくる。
でも、実は『本物の良い子』のところには、本物のサンタさんがプレゼントを持ってきていたのです。
おじいさんではない、子供には少し刺激の強い格好をした、『サンタのお姉さん』が。
「あ、あと、7件……んんっ! も、もう、我慢が……っ」
サンタのお姉さん達は、世界中の良い子にプレゼントを届けるため、聖夜の夜をソリに乗って駆け回ります。
止まらず、休まず。
あまりの忙しさに、トイレにも行くこともできません。
お姉さん達は必死に我慢を続けますが、やがて、意地悪なおしっこに負けてしまい――
「も、もうダメだっ!! あああああああぁぁぁーーーっっ!!!」
これは、クリスマスの夜空に煌めく美しい少女達と、季節外れの『天の川』のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 20:08:46
9451文字
会話率:25%
12月23日––––俺はフラれた。
彼女には新しい男がいた。浮気だ。おれは、彼女がそいつとの最初のクリスマスの過ごすためにフラれた。邪魔だったのだ。付き合って5年。俺にとって明日––––24日は、人生初のプロポーズをするはずの日だった。
心神喪失したおれは雪の積もる公園で寝ていた。おれなんか、凍えて死ねばいいと思った。そして、本当に死んだ。夜空から突如降ってきた、サンタ娘の膝ドロップによって––––。
《クリスマス短編小説・全5話》
【カクヨムにて同時記載】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 10:16:14
29047文字
会話率:42%
寂しいクリスマスを過ごす青年に、予想外の事件が。ちょっとズレてる、ビミョーなラブコメかも。
最終更新:2007-12-15 13:12:25
7258文字
会話率:47%