「声」に膨大な魔力を持つ聖女、リディア。客がリディアの魔力に当てられ、理性を飛ばしてしまうことがないように、リディアは普段、一切口を開かない。
ある日、リディアを訪ねてきたのは「人の声が聞こえない呪い」をかけられた王子。彼もまた、呪いゆえに
他の人とほとんど会話ができていなかった。
だが魔力を大量に持つリディア、会話用の魔術具が普通に使える。リディアの声が聞こえない彼、リディアと普通に会話ができる。
リディアが解呪を引き受けたところ、彼は躊躇いなく距離を詰めてきて……。お酒騒動、キス未遂、散々振り回されたリディアだったが。
(呪いをときたくない、なんて)
これは、無自覚に強引に迫る王子に、躊躇いながらも落とされるひとりの聖女のお話。
◇毎日更新。15話程度での完結を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 18:26:31
36980文字
会話率:35%
星が綺麗だと、あの日の空気を思い出す
「どうして、キスしなかったのかなぁ」
※カクヨムで一日一作SS更新中の『百花繚乱』(https://kakuyomu.jp/works/16816452220371917465)のうちの一作です。
最終更新:2021-07-05 08:00:00
916文字
会話率:21%
たまには耳元でちょっとからかってみる。
最終更新:2016-02-05 17:48:54
2769文字
会話率:44%