「あ、あ、あ、あのですねぇえ! しゃ、社長様はおられますかぁ!」
とあるビルの一室。入室と同時に発されたその声は窓を割れんばかりに震わせたが、声の主もまたガタガタブルブル。また、名指しされ、社員一同の視線が集まった社長も震えあがった。
社長はいそいそと立ち上がり、出入り口付近に立つその者に向かう。
何の用で来たかはわかっている。先ほど取引先から電話があったのだ。今回のミスついて、直接謝罪にお伺いする……と。
「あ、あのね、ま、まず、そんな大きな声出さないで貰えるかな? このビルはさ、他の企業さんも入っているんだよ。迷惑になっちゃうからさ、うちなんて、ははは、小さい会社だからさ、睨まれちゃうと肩身が狭いというか、いやぁ参っちゃうんだよね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 16:00:00
1792文字
会話率:80%
自然豊かなハイデルベルグ王国の王族は皆金髪碧眼であった。
ただ一人の姫を除いて。
その一人の姫のお話と思いきや、実は別の人物メインのお話です。
暇潰しに良ければどうぞ。
最終更新:2016-06-18 21:10:05
5013文字
会話率:41%
とある春の一日。特に変わるでもない生活、つまらない退屈な日常。その日もそうなるはずだった。兆候は一瞬、学校中にゾンビが溢れ出していた。終わった日常、変わった未来。主人公、菅田直以は仲間たちと共に、文明の崩壊した世界の中で生き残りの方法を模索
する。
この小説はフィクションであり作中に出てくる全ての固有名詞は実在するものとは一切関係ありません。また、それらを批判することを目的としたものでもありません。
一応ゾンビを出すのでジャンルでホラーにしましたが、ガタガタブルブルにはなりません。どちらかといえばファンタジーに近いです。
※不定期更新 誤字脱字はご容赦。感想大歓迎!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-11 23:40:32
431635文字
会話率:48%