城の北側にある老朽化した塔にたった一人で住むのは、二の王女レナレナ。
ある日レナレナは姉や妹に一緒にお茶をしてやってくれとカエルを押し付けられる。
カエルを塔へ連れ帰ってケーキを食べていると、どこからか男性の声が。
声の主を探しても塔に人影
はなく、テーブルの上で行儀よく座るカエルと目が合った。
「もしかしてカエルさん?」
「気づいてもらえたようでよかった。わたしはハネス。どうぞよろしく、レナレナ」
人語を操るカエルと家族に虐げられる王女が仲良くなるのに時間はかからなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 11:00:00
15058文字
会話率:42%
短編『婚約破棄されたので新生活をはじめました』の補足みたいなもの。
最終更新:2020-05-08 20:06:34
2793文字
会話率:62%
呪いをかけられて、カエルになった王子がいた。
僕だ。
それを父は魔法使いに相談したんだけど、魔法使いが「乙女の涙なら治せるよん」なんて言い出したものだから幼馴染が来る事に……。
時空モノガタリ 第六十回 テーマ【 涙 】 作品
最終更新:2014-06-28 14:12:18
2621文字
会話率:41%