地獄の残業を終えた山口の肉体は限界を迎えようとしていた。齢はすでに四十を超えている。無理の利く年でもない。彼の身体は休息を求めていたのだ。
そこに目に入った黄色い看板。
『カイロプラクティック』
看板にはそう書かれていた。
最終更新:2020-04-22 20:34:06
4205文字
会話率:32%
崖っぷち巨乳就活生の織原経華とギャンブラー整体師の小暮忍がノスタルジーの町、朝草で織りなす人情整体劇。今回の患者は朝草の場末の通りにある小料理屋の未亡人。亡き夫の背中を追いながら一人で店を切り盛りする老婆の背骨を整えに行くお話です。
最終更新:2014-06-12 11:19:01
9341文字
会話率:66%
天然巨乳美少女の就活生・織原経華は面接で朝草の整体リラクゼーション施設を受けにやってきた。しかし、実際訪問してしまったのは大人向けの如何わしい中華系マッサージ院であった。そうとも知らず、店長の下心による内定採用で大喜びする経華。そのまま研修
に移るからと控室で経華に着替えさせている間に店長が如何わしい研修とプロフィール作りの準備しているところ、猫背で長身の男・小暮忍がのらりくらりとやってきた。パチスロで勝った金で遊びに来たという。
店長と小暮で女の子を紹介できる出来ないの押し問答をしているところ、ピチピチのチャイナドレスを着せられた経華がサイズ変更を求めて戻ってきた。本当はただの客で部外者であるはずの小暮だが、数奇者の性格から店長の下心を逆手にとって、経華の先輩整体師に扮して研修を行う事になる。そこで小暮は本業のカイロプラクティックという骨に特化した整体術を披露する。それによって経華が今まで勘違いしていた自身の左胸のコンプレックスや健康について紐解いていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-01 17:41:00
16844文字
会話率:65%
前回、エロマッサージ店であやうく入店させられそうになった織原経華はその時に自分を救ってくれた謎の男、小暮忍を探しに再び朝草へとやってくる。
町中の整体院を探すが一行に男は見つからない。
お金も元気も減っていく中で目に留まった『森カイロプラク
ティック整体院』という看板のオンボロ長屋に飛び込む経華。
実際に行ってみるとそこにはお岩さんのようにミステリアスな美人カイロ整体師の森加奈子と大柄の患者の菅原大悟と出会い、小暮の居場所の手がかりを掴む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-27 14:53:59
7566文字
会話率:55%