山陰の海辺のある町に、都会の企業戦士の販売合戦に疲れた、営業マンが、
夏休み、3人の子供と、遊びに行くと、ゆっくり流れている時間と、海や山の
素晴らしい景色、格安では入れる天然温泉に、ひかれ、こんな所で生活できた
良いなと思い始めた。
その時、宿泊した農家民宿の御主人が役場の方に、大家族の移住者への、
移住支度金、3人以上の子供の医療費の免除、保育園の補助金、市営住宅の
優先入居などを教えてくれ、心が動いて、自宅に帰り、奥さんの両親に聞くと
、若いんだから挑戦してみればと言われ、駄目だったら、またやり直せるよ
と言われ、移住を決意た。
その後、その地のために、夫婦の大活躍の日々が始まった。
利益の出せる、第三セクター企業つくり、いくつもの事業を立ち上げ移住者数を
増やしていったが、10年経ったある日、意外なところから、その地での生活を
終了しなければならなくなり、今までの、やってきた事の意味を振り返った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-08 16:07:28
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