安易に、違法捜査・脱法捜査を「スマート捜査」にしてしまうとどうなるのか、ヨーロッパ中世の郵便事業の時代から、事実上の検閲であるという反発もありました。
「通信の秘密」と「通信の自由」について考えるミステリー。
最終更新:2025-01-04 22:00:00
8302文字
会話率:24%
eスポーツに力を入れる全国的にも珍しい女子校、下今女学院(しもいまじょがくいん)。
そこに新入生として入学してきた有永声呼はアリーナ系FPSのプレイヤーだった。
目的はもちろん、eスポーツ部であるが、今どき流行らないアリーナ系FPSはe
スポーツ部にもチームが無かった。
泣く泣くタクティカル系シューターというジャンルのゲーム、Counter-Espionage(カウンター・エスピオナージ)のチームに入ることに。
もともとFPSの素養があった声呼はメキメキと頭角を現していく。
そこで出会った仲間たちとともに、全国大会優勝を目指す声呼。
しかしそれはもちろん、簡単な道のりではなかった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 19:45:12
166377文字
会話率:20%
密林での民族大亡命作戦を成功させたライドウとシスルの二人に
トガベ少将は思わぬ褒美を与える。
それは非業の死を遂げたシスルの姉が眠る街、迂恕《うど》へ向かう、
寝台列車の乗車券だった。
常夏の都、拓洋《たくよう》を旅立つ二人
四日間にも
及ぶ列車の旅で、二人はこの世界の有り様を目の当たりにする。
異世界エスピオナージファンタジー
『月桃館五〇三号室の男』
『密林に消えた貴公子』と『天譴の山』
二つの物語の間をつなぐ冬の旅の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 19:55:24
18364文字
会話率:20%
「吾(あが)はここで働きたい」
戦闘民族の少女が発したこの一言から始まる
何事も無く、平和で、でも尊い日常の物語。
異世界エスピオナージファンタジー
『月桃館五〇三号室の男』
『黒衣の刺客』と『密林に消えた貴公子』
二つの物語の間をつなぐ
小さなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 19:45:25
11303文字
会話率:29%
二〇世紀初頭を模した異世界。
ある日、シンクレアは上官に呼び出されて極秘情報を開示された。
友好国であるはずのラブラス共和国から、何の前触れもなく宣戦布告を受けたという。
しかしそれ以降何の音沙汰もなく、現地領事館からの連絡は途絶え、派遣さ
れた特使は行方不明となった。
この理由無き宣戦布告と連絡の途絶、謎の失踪を調査すべく、シンクレアと彼女の部隊『第七独立連隊』は先遣隊として出動を命じられた。当初は渋っていたものの、自分に横領の嫌疑が掛けられていることを仄めかされ、後ろ暗い事実を持つ彼女は、軍部の後ろ盾を無くさないために不承不承に任務を引受けた。
そして向った先で彼女が見たものは、奇妙な戦場であった。
これは半獣人の従兵ケメット伍長によって綴られる、魔女シンクレアの軍事行動記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-20 21:00:00
160829文字
会話率:33%
アルビオン王国の元工作員である魔術師のアリシア。
彼女は諜報機関[王国の庭師]を辞めた後、魔術師特別手当に縋って怠惰に暮らしていたが、これが法改正で廃止。壊滅的に生活力が無い彼女は、苦慮の末、密猟に手を染めた。稀少種の竜の卵を巣から持ち
出そうとしたその時、機関の元上司マスタングが現われる。無様な渡世を送ることの虚しさを諭されたアリシアは工作員への復帰を促され、これを渋々承諾することに。
任務は二つ。
過去に亡命を手助けした魔術師が誘拐され、国家保安局(秘密警察)が捜査に乗り出す。彼らに協力する形で内偵として保安局に入り込み潜伏しているスパイを特定、そしてテロリストの攻撃を阻止することだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-18 01:24:14
139698文字
会話率:36%