※本作は『ある盾役の憂鬱』の外伝です。先に本編をお読みいただくことを推奨します。
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【あらすじ】
「パーティメンバーを増やそうと思っているんだ」
冒険者パーティ
『レニゴールの絶対守護者』に所属する魔法士ヨネサンは、リーダーのカイルからそう告げられた。
候補となっているのは小さな村で暮らすアリーシャという名の少女。類まれな魔法の才能を持つその少女は、モンスターの魔の手から領主の命を守ったのだという。
ヨネサンはリアム、シェルファ、ライザールらと共に村へ赴き、アリーシャをパーティへと誘うが、彼女にはそれに応じることができない、ある事情があった。
冒険者に憧れ、魔法士を志しているはずの少女が頑なに仲間になることを拒むのはなぜなのか。その胸の内に秘めたる想いとは――。
『ある盾役の憂鬱』の一年前。アリーシャとの出会いとパーティの結束を描く外伝シリーズ第一弾!
【登場人物】
ヨネサン 本作の主人公。冒険者パーティ『レニゴールの絶対守護者』に所属する攻撃役。魔力付与が得意な魔法士。
アリーシャ 小さな村で暮らす少女。冒険者に憧れている。
リアム パーティの盾役。寡黙で屈強な戦士。
シェルファ パーティの回復役。精霊魔法を操るエルフ族の少女。
ライザール パーティの攻撃役。あらゆる攻撃魔法を使いこなす天才魔法士。
カイル パーティのリーダー。戦士。
ダイアナ パーティの回復役。魔法士。
イスタリス パーティの攻撃役。魔法士。
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全十六話の中編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:11:23
62306文字
会話率:38%
風に波のように舞う青麦のように、心に夢という未来の青写真を映して。見上げた夜空には、実りの色をした麦星が、宙色のフォトフレームに瞬いて。
最終更新:2024-04-29 21:07:45
539文字
会話率:0%
ひと雨ごとに、夏めく空と大地。実りゆく麦の穂と天高く空を焦がす星の色を、夢を宿した瞳に映して。
最終更新:2023-05-28 18:43:58
537文字
会話率:0%
とある大陸の一角に広がる、緑豊かな王国エイザール。
かの国において伝説とされる、万物を司る精霊より絶大なる加護を賜り、その代償故に『眠り姫』とも呼ばれる『精霊の愛娘』と、その絶対的な恩恵を分かち合い、代償を無効化する唯一の存在である『運命の
伴侶』。
彼らとそれにまつわる人々が紡ぐ恋物語は、エイザール王国史の一部として、数々の書物に記され、語り継がれている。
*基本的に、一話完結の短編集です。一部、複数話に渡る長めの話もあります。
*王国史における時系列順の話ではありません。
*完結表示ですが、話の追加予定あり(予約投稿時のみ連載中表示)。順次キーワードは追加します。
*1/17~19に「赤ずきんと眠り姫」投稿。三話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 18:00:00
165115文字
会話率:50%
図書館司書見習いをしている女子「メモリ」。
ひょんなことから距離を縮めた在学生「レイザール」。
ふたりは先輩司書さんからの間接的な依頼で、地下図書館へ向かう。
幻想的な情景に目がくらみそうになる本が大好きメモリ。
そしてそんな彼女を補助して
くれる亜人魚のレイザール。
ふたりは冒険的な学園内の本探しの中、さらに精神的な距離を縮めていく。
※この作品は別のサイトでも公開されているものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 21:19:41
5572文字
会話率:46%
※書籍化のため一度削除しましたが、諸事情で未書籍化となりました。再掲載します※
宮殿内にあるギデンスの古時計の良き思い出話が始まる。
それはレイドバルク帝国でライグーン皇帝の治世下、皇太子ラインシスと「黒の聖剣士」と異名を取った第二皇
子ライザールが統治を支えた頃。
その頃の話に移って行く。
太古の昔「幻獣」と呼ばれる獣が人々の生活を脅かしていた。
現在、その存在はすでに「幻」とされていたが、「智恵院」と呼ばれる学問の島で、その復活が予言され、レイドバルク帝国にカルディス智恵院所属の学士が派遣される……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 19:08:33
83323文字
会話率:36%
神の遣いである十の聖獣が見守る世界。そこに存在するエンゾルトは、金糸と銀糸を織り交ぜたような毛並みを持つ聖狼が守護する国。
エンゾルト国軍総隊長であるガイザールは、二百年ぶりに聖狼の加護を受けて生まれた青年だ。
その彼が身勝手な欲望に身を染
めた悪しき魔術師の呪いを受けてしまう。
聖狼の力を使っても呪いを解くことができない彼に救いの手を差し伸べたのは、華奢で小柄な女性、サイシャ。
彼女は今となっては書物の中でしか存在しないとされる「白の一族」であり、解呪の力を持っていた。
無事に呪いを解くことに成功した彼女だが、ガイザールにはなにも告げずにその場を後にする。
回復したガイザールは、呪いが解けた時のことを覚えていない。そんな彼が、夢の中で見た面影を探し回ることに。
しかし、叶わぬ想いを抱えているサイシャは、月夜の晩に起きたことをひたすら隠し通していたのだった。
◆みやこが大好きな作家様が立ち上げた「最後はみんなで幸せになりましょう企画(正式名称は違います)」に参加させていただこうとしていた作品です。
締め切りに間に合わなかったので参加は叶いませんでしたが、どうしても書き上げたかったので、諸々の無理を押して執筆。←いい年の大人がなにをしている?
どうにか最後まで書き上げましたので、企画タグは付けずに投稿します。
素敵企画内容は「恋愛をメインにした作品」、「ヒロインとヒーローの歳の差が五歳以上(ヒロインが年下)」、「すれ違い要素を入れる」などなど。
◆ファンタジーが苦手な作者が妄想の限りを尽くし、魂を込めた作品です!(注:実際には、そんなにご大層なものではありません)。楽しんでいただけると嬉しいです。
◆アルファポリス様にも掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-08 06:00:00
45617文字
会話率:29%
魔界に住む魔法使いの青年イザールは、絵を描くのが好きな青年だった。しかし、彼は魔法絵画ではなく、人間界での絵ばかりを描いていた。その理由とは…?
最終更新:2010-11-06 14:45:26
6141文字
会話率:38%