「よそはよそ、うちはうち」
母さんの口癖だった。
新作のゲームが欲しいって言った時も、スイミングスクールに通いたいって言った時も、そう言われた。
そして、それは今日も同じだった。
◇◇◇◇
アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2023-05-25 19:12:04
1972文字
会話率:17%
天下分け目の関ヶ原 ロリ島津推参!
時は戦国、世は乱世。その流れが一気に収束しようかという慶長五年、日ノ本の端っこで乗り遅れに焦る一人の姫武将がいた。勇猛可憐で知られた島津四姉妹の末っ子、島津維新弘歌である。
「姉ちゃん、このままだとマズ
いのじゃ! 世間の流れに遅れるのじゃ!」
「うるさい。よそはよそ、うちはうち! 中央の事なんか気にしている余裕は無い!」
当主の長姉義歌は全く話を聞いてくれない。だがリミットは刻々と迫る。そこで弘歌は自分だけで初めてのお使い、もとい参戦を決意する。
「年増の姉ちゃんは更年期だから腰が重すぎるのじゃ! ぴちぴちのワシだけで行くのじゃ!」
希望者を募り個人の資格で畿内へ駆けつける弘歌。そんな美幼女を待っていたのが、天下分け目の戦いとのちに語られる大決戦・関ヶ原の戦いであった……。
※歴史物というより時代物です。家族関係・年齢・性別などあらゆる設定が某戦国大名と違います。この作品は小説家にカクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 06:00:00
118414文字
会話率:56%
×あらすじ 〇注意書き
※はじめに
この物語に、他の異世界転生、転移の物語をくさす意図はありません。こういう選択をする主人公がいても良いだろうという、私なりのアンチテーゼのようなものです。
よそはよそ、うちはうち、ということでお願い
します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 11:26:06
3005文字
会話率:52%
子供の欲しくない「私」。
「私」はある日、公園で一人の母親を見かける。
そして、ある決意をした。
※この作品は家族ごっこ(https://ncode.syosetu.com/n0660ei/)の続編です。お手数ですが、そちらからお読みくだ
さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 21:01:40
2096文字
会話率:34%