「綾小路ゆかり、貴女との婚約は破棄する」
帝国の第一王子にそう告げられ、
名門貴族の令嬢・ゆかりは追放されることとなった。
表向きは“高慢で冷淡”とされる彼女だったが、
本当の彼女は――ちょっと口調が独特なだけの、のんびりした令嬢だった。
「うちはただ、静かに暮らしたいだけやのに……」
王都で抑えていた“本来の自分”、
すなわち〈京都弁〉がぽろっとこぼれた瞬間――
周囲の者は、なぜか次々にひれ伏していく。
「あのお言葉……まさか、“古の巫言(みこと)”!?」
勘違い、誤解、忠誠の連鎖。
気がつけば、辺境の片隅に伝説級の軍団ができていた!?
これは、京都弁が強すぎるだけの令嬢が、
無自覚に最強軍団を築き上げてしまう、ゆるふわ無双×勘違いコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 08:06:02
22078文字
会話率:40%
ひとつの世界は終わりを告げる。
魔法、錬金術、超科学――ある日次元の壁を超え、それぞれ全く異なる理(ことわり)を持つ「異世界」からの侵略が同時に始まった
日常という名の、脆く儚い楽園(ザナドゥ)が音を立てて崩れゆく。
影を統べる《巫
女》、守薙縁(かみなぎ ゆかり)。故郷を追われた異世界の《御子》、レムシュカ。
楽園を追われた二人の少女は、世界の終わりに抗うため、奇妙な旅(エクソダス)に出る。
それは、この国に眠る古き神々や妖(あやかし)たちを封じ、世界の礎とする、非情な「神狩り」の巡礼(エクソダス)だった。
だがその行く手には、日本の霊的秩序を守護する者たち、異界技術を狙う軍事組織、そして他の異世界からの刺客が待ち受ける。
妖怪と科学兵器が火花を散らし、魔術と巫術が夜闇を奔る。
これは、全ての理がごちゃ混ぜになった現代日本を舞台に、二人の「ミコ」が新たな神話を紡ぎ出す、過酷な現代伝奇異能バトル。
果たして、彼女たちの旅路の果てに、楽園は在るのか――。それとも、異譚の中に漂い流れる(エグザイル)のか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:10:00
4119文字
会話率:38%
異空間ゲートによって日本と繋がった異世界の国『フレスルージュ王国』
良好な関係を築く事に成功した両国政府は、互いに交換留学生を派遣する事を決定した。
記念すべき最初の留学生に選ばれたのは・・・私?
あ、あの・・・私、コミュ障なんですけど・・
・えっ、大和撫子?!
ちょっ・・・まっ
これは、王立学園に降臨した高貴なる東洋の姫、大和撫子の物語__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
136158文字
会話率:38%
古式ゆかしきお見合いをしたその人は‥宇宙人!
宇宙人っていうと、目が釣り上がっててツルッとしているタイプかと思えば、普通に格好良いイケメンさんだ。‥全身光るけど。とはいえ思ってもみない相手に、「最初は友達で!」と言ってお断りしようと思うけど
‥。私の大好きなラブ展開です。コメディは添える程度‥と、思っているけれどやっぱりがっつりあるかもです。
全話36!そう!!私の読者様なら知っている。
かなり短いお話です!!良ければ夏のお供に読んで頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:30:00
45693文字
会話率:58%
気が付いたら馬に生まれ変わってました! 前世は・・・たぶん、自信はないけど女子高生? ただ、競馬とは縁もゆかりもない為、競馬の事は何の知識もありません。
ただ、頭の片隅にあるのは、勝てなければ馬肉街道一直線!
馬肉になるのを避けるために、今
日も素人競走馬娘は頑張ります!
※作者自身も競馬の事はド素人なので、勢いとネットと、某ゲーム攻略サイト頼みで書いています。
レースに関しては、2019年のJ〇Aさんのレース日程を参考にこのレースで行こうかな? と悩みながらですが組ませていただいています。
インブリード、ニックス、それなあに、美味しいの? な作者が四苦八苦しながらも、競馬小説の面白さに嵌って、読むものが無くなってきて、少ないなら自分で書いてみれば良いじゃないの精神で書き始めました。楽しんでいただければ幸いです。
現実との差異はパラレルワールドだと思ってお許しいただきたいです。
と、最初から謝罪しておきます~><折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:00
1099073文字
会話率:40%
気が付いたら馬に生まれ変わってました! 前世は・・・たぶん、自信はないけど女子高生? ただ、競馬とは縁もゆかりもない為、競馬の事は何の知識もありません。
ただ、頭の片隅にあるのは、勝てなければ馬肉街道一直線!
馬肉になるのを避けるために、今
日も素人競走馬娘は頑張ります!
※作者自身も競馬の事はド素人なので、勢いとネットと、某ゲーム攻略サイト頼みで書いています。
レースに関しては、2019年のJ〇Aさんのレース日程を参考にこのレースで行こうかな? と悩みながらですが組ませていただいています。
インブリード、ニックス、それなあに、美味しいの? な作者が四苦八苦しながらも、競馬小説の面白さに嵌って、読むものが無くなってきて、少ないなら自分で書いてみれば良いじゃないの精神で書き始めました。楽しんでいただければ幸いです。
現実との差異はパラレルワールドだと思ってお許しいただきたいです。
と、最初から謝罪しておきます~><
※先に完結しました『気が付いたら競走馬に生まれ変わっていました。でも、競馬の知識は0なんです!』の改訂版です。文章を加筆、修正、名前統一をしていますが、ストーリーに大きな変更はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 18:00:00
1139953文字
会話率:38%
どこかなつかしいのに、そこはかとなく先鋭的
――ネオ・ファンタジー開幕
「別に、どの話から読んでいただいてもかまわないのよ。
わらわとしては、『事故物件』の話がお気に入りなの」
黒猫のミーシャは、尻尾をぴぃんと立ててそう言った。
【あら
すじ】
現代日本でのほほんと暮らしていた鉄輪ナツメと斉藤雄介(ユースケ)は、わけもわからないうちに、魔力あふれる世界「第三の箱庭」へと転送された。
ネットもねえ。サイゼもねえ。
おまけに言葉も通じねえ。
さらには二人が、この世界の万物の根源である「魔力」の影響を
一切受けない体であることが判明する。
せっかくファンタジー世界に来たのに、
ボミオスもブラインもモグレフもマカジャマも使えない。
ユースケのテンションは、だだ下がりだった。
なお、武闘派のナツメはそこはどうでもよかった。
そして、そんな特別な二人を力あるものたちは放っておかなかった。
ある者は究極の鉄砲玉として利用するために、
ある者は一方的な庇護欲から、
またある者は平和維持の観点から、
ナツメとユースケは追い回されることになる。
ところが、ある事件をきっかけに、
列強は二人の存在が途方もなく危険なことを理解する。
「取り扱いを一歩間違えれば、この世界は消滅する」
そうして彼らの出した結論は、
「争っている場合ではない。
力を合わせてナツメとユースケを元の世界へ送り返す手段を探し出す。
……それも“なる早”で!」
ということであった。
こうして、列強間の協力体制が確立。
世界につかの間の平和が訪れたのであった。
しかし、列強に散々怖い目に遭わされたナツメとユースケは、
彼らの食客になるつもりはなかった。
だから、生きていくために、自分たちで稼いで食ってゆかねばならぬ。
そこで二人は、自分たちの特異体質を活かして「魔道探偵」なるトンチキな職業を立ち上げたものの、世間に認知されていない職業というものは、
どうにもスタートアップが難しい。
はてさて、どうなることやら……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:00:00
60510文字
会話率:41%
恋を知らない愛情ある騎士と恋している愛情を知らない姫の物語
ユリウスは「闘神」と呼ばれるほど世に聞こえた剛健の騎士である。騎兵団の指揮官としても優秀で、豪放磊落な性格もあって配下からの信頼も篤い。
まさに男の中の漢であるが、女性に対しては
上手くゆかない。貴族令嬢と婚約まで至るも三回立て続けに破棄されるという、非常に珍しい事例を踏むことになる。
すっかり結婚は諦めた彼へ鎖国状態にある王国の第八王女プリムラとの婚姻が持ち上がる。
取り敢えず婚約とし互いを知るため共に一つ屋根の下で暮らすようになるが……。
世界は戦乱の情勢にあり、人間と亜人の人種の間に大きな溝もあり、何を仕出かすか不明な異世界人の存在も注視しなければならない。
プリムラも真実の王女か疑わしき要素もあり、ユリウスの腹心4人も何か腹積りがありそうだ。
女に弱いとされる無骨な騎士はマイペースながら幸せをつかむため突き進みゆく。
カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:14:11
459816文字
会話率:35%
住山達也(すみやまたつや)は嫁に浮気された。
その嫁の名前は橋田ゆかり(はしだゆかり)。
俺は嫁に浮気されたので「クソッタレが」と呟いて歩いていたのだがその際に路地裏にやって来ると女子大生が強姦されそうになっていた。
咄嗟に...その女子大
生を助けたのだが...。
それから俺の人生、何かおかしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 14:45:09
15059文字
会話率:38%
牡馬ゆかな(おうまゆかな)という俺の彼女が浮気した。
NTRた。
セックスもしたらしく。
その事を知った怒り狂った俺の後輩。
そして.....天候が曇ってきた.....。
雨が降りそうな感じで、であるが。
「地獄のそこまで追い掛けてこの世
界から社会的に抹消します」
そう言いながら俺に笑顔を浮かべた.....。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 14:35:26
13359文字
会話率:34%
現代の裏側にひっそりと潜む、理屈も理性も通じない“怪異”たち。
それらの調査と対処を専門に請け負う「ハッピー探偵社」に所属するのが、調査員・伊刈燈火と御崎穂澄だ。
二人には怪異現象を感知する能力があった。
一見すると平凡な日常の奥底にうごめ
く不可思議な現象を前に、彼女たちは確かな足取りで踏み込んでいく。
それは命を賭す危険な仕事でありながらも、ある理由から決して背を向けられない宿命でもあった。
異能と知恵と覚悟を武器に、彼女たちは未知の影を追う。
だが、解決の先にあるのはいつも救いとは限らず、踏み込んだ先で彼女たち自身の過去が静かに蠢き始める――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:02:12
24695文字
会話率:54%
祖母が亡くなった。遺品整理のため、久しぶりに訪れた山あいの村。かつては巫女として村の池を祀っていたという祖母の家で、私は静かに思い出をたどっていた。
だが、家中に貼られた破れかけのお札、鏡のような水面に映る「もうひとりの自分」。じわじわと心
に沁み込んでいく違和感は、やがてひとつの真実へとたどり着く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 22:36:47
5674文字
会話率:26%
その学校には何でも願いを叶えてくれる教室があるという噂話があった。一人の男子生徒がその噂を頼りに、どうしても叶えたい願いを叶えるために、その教室にたどり着く。しかし、その教室では奇妙な出会いが待っていた。
最終更新:2025-04-09 20:00:00
6225文字
会話率:28%
「これは、成るべくしてなった事だと思う」
そう言った彼が口にしたのは豆乳だった。
「俺がのんびり筋トレに励む事が出来る環境を手に入れる事は!」
「何言っているんですか、貴方は」
引っ越しの途中に立ち寄った食堂にて。思わずツッコミを入れてきた
幼馴染みに笑う。
「だって、ずっと気にしてんじゃん。都から俺を引き離す事になったって」
「それはそうですが……。貴方はムキムキだろうが脳筋だろうが王族です。辺境の領地に移るとは」
「はいはい、止め!何か貶された気もするが、感謝してるんだ、ホント。俺だけだったら城から出られてないかもしれない」
それを聞いて彼女は溜め息をついた。本当、いつもほしい言葉をくれる。この男は。
「それにしても、よく彼女たちが着いてくる気になりましたね。自称執事はともかく」
彼女の視線の先には母親と2人の子供が和やかに料理を食べている。その横のテーブルに着いているのが、自称執事の美丈夫と彼らのもう1人の幼馴染みだ。
「そろそろ拠点変えようと思っていたから、丁度よかったんだって。俺の影響なくなるし。だから、成るべくしてなったって思ってる。王位継承権云々関係なくな。ともかく王都脱出お疲れ様」
「貴方こそ」
「俺は馬車の中で腕立てと腹筋していただけだからなぁ」
「そういえばそうでしたね。流石に引きました」
「仕様がないだろ、暇だったんだし。……ん、何かアイツ酔ってる?」
そう言って視線を向けた先は幼馴染みの男。何故か手から水を噴出させている。
「ちょっと!何でお酒飲んでいるのですか!?」
子供たちは喜んでいる。が、彼は普段ならこんな事しない。
「水芸しない!床が濡れる!自称執事、なぜ止めない!「無理」って、最初から諦めるなぁぁっ!」
布巾をひっ掴み、そちらに駆け寄る彼女。
それを見ながら平和だなー、と彼は思った。
--と、いうメンバーでお送り致します。やんごとなき筋肉アニキとその護衛で幼馴染みの筋肉ダルマと幼馴染みのインテリ令嬢、王子様な外見の美中年、母親な料理人とその子供のウサミミフードと義理の息子の辺境のんびり生活(ただし筋トレ重視)。恋愛なんてない!チートもない!あるのは楽しい筋肉生活だけだ!!
筋肉の筋肉による筋肉のための隠遁生活 (スローライフ)、開幕します。
「明日は俺、馬車に乗らずに走るから」
「止めて下さい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 01:00:00
705052文字
会話率:36%
未だかつて完全攻略者を出したことのない、ある意味伝説のゲーム【魔に侵されし帝国】
不幸な生い立ちの地味な独身女性守山美緒は10年の時を経て遂に完全クリアを果たす。
自分を社会不適合者だと考えている美緒は青春を全てこのゲームに捧げていた。
両親を亡くし友達もいない彼女は、気が付けば知らない世界で目を覚ます。
目の前に現れる「推し」のエルノール。
彼女、美緒は完全クリアすることにより
『ゲームマスター』という称号を獲得していた。
そしてかつての情熱を取り戻した美緒はすべてを救うため、自身を強化し仲間とともに大団円を目指す。
このゲーム、いや異世界での目的。
世界を救い悪神を倒し……
そして幸せな結婚、逆ハーレムを目指す?!
美緒とゆかいな仲間たちの非日常が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:54:26
831449文字
会話率:32%
販売員とゆかいなお客様達。
最終更新:2025-07-20 22:47:21
3029文字
会話率:20%
【下書きで完結済】フリーライターの「私」は、新聞記者で幼馴染の「ノブ兄」の話に乗ったばかりに、隣町の有名企業家たちを襲う怪事件と関わりを持つ羽目になる。寺の娘で男っ気のない「私」と、モテ男で仕事のできる「ノブ兄」。昔から不思議なものが見える
「私」と、そんなことには縁もゆかりも無さそうな「ノブ兄」。「ノブ兄」のことが気になる「私」と、「私」には全く興味が無さそうな「ノブ兄」。そんな二人の関係が、事件を通じて少しずつ変わって行く……その背後には、千年前、二人の前世に降りかかった悲しい出来事が横たわっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 00:00:00
144820文字
会話率:83%
※初投稿作品です。駄文遅筆ですがご容赦ください。
それはいつも通り学校に行く途中の事だった。
異世界転生トラックの居眠り運転により本来死ぬはずではなかった僕が死んでしまう。
神様からお詫びとしてチートスキル「創造魔法」と美少女の
身体を手に入れて、冒険の旅へいざゆかん!……とはならなかった。
そんなちょっと残念な美少女がチート魔法を使って基本ぐうたらする話です。
TSですが主人公は完全に女の子になってます。作者の性癖が多いです。R15、残酷、GLは予備です。そのうち百合書きたい。
※様々な作品のオマージュがあります。苦手な方は御遠慮ください。あと怒られたら消します。
呑兵衛和尚さん、ネタ被りすみませんでした。
みかえるさん、アドバイスありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:00:00
172610文字
会話率:27%
とあるところに、突然異世界に落ちてしまった恋人同士の二人がいた。
二人はその異世界を手に手を取って突き進み、遂に帰還を果たすことに成功した──。
そして、この物語はその後のお話。
帰還を果たすまでの過程で、自由に異世界と地球を行き来できる
ようになっていた。
そして二人は知ってしまった。その異世界の魔物の美味しさを。
そして二人は手に入れてしまった。美味しい魔物を手に入れる力を。
ならば悩む必要なんてない! 美味しい魔物を求めていざゆかん!
数が少ないなら増やして食おう! 絶滅しているのなら甦らせよう!
沢山あるなら商人に売ってもらおう! 美味しいもので異世界を満たす!
そんなことをやっている内に、いつの間にかそれを取り仕切っていた少年は、その世界においてこう呼ばれるようになる。
──食の革命児、と。
※この物語は前作『レベルイーター』の最終話後の物語となっています。
ですが、そちらを読まなくても楽しめるよう構成していくつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:00:00
2299181文字
会話率:45%
ジュエリアル帝国第二皇子レオンハルトの元に、皇太子である異母兄アデルバートの危篤の報せが届いた。
病床の兄の元へと急ぎながら、レオンハルトは兄と過ごした日々へと想いを馳せる。
兄と出逢った日、兄と夕陽を見た日、兄の腕の中で眠った日――
―。
幸せだった幼い日々を想い出すたび胸に刺すような痛みが走るのは、自らの犯した罪のせい。
償うことも赦されることもない罪を抱えたまま、レオンハルトは最愛の兄を見送った。
数ヶ月後、兄の葬儀のあと新たに皇太子となったレオンハルトの前に一人の侍女が現れる。
レオンハルトの異母妹たちに仕える彼女は元々、第六皇妃のローズマリーが祖国から連れてきた侍女だった。
かつて皇太子妃候補と噂されながらも皇妃として皇帝に嫁いだローズマリーは、レオンハルトにとって今なお忘れられない初恋の女性。
そしてアデルバートが最期に呼んだのも、彼女の名前だった。
妹姫の懺悔、侍女の昔語り、父による断罪。
最愛の兄の死後、次々に明かされる真実に、レオンハルトは自らの犯した罪の重さを知る。
※現代パートと過去パートが交錯して話が進んでいきます。
※最初の方は皇子とゆかいな従者たちが主ですが、最終的にはシリアスです。
※ざまぁは無いし、救いもないです。レオンハルトは終始どうしようもないです。
※ハッピーエンドがお好きな方はご注意ください。
※本編はすべてレオンハルト視点で進んでいきます。
※レオンハルトの半生をダイジェストでお送りしてる感じです。
※本編完結済です。
※現在レオンハルト以外の登場人物視点の番外編を不定期に更中。
☆或る側妃の献身
最愛の姉を喪ったセレスティアが色んな人に色んな人の面影を求めて依存していく話。
☆或る教育係の渇望
ブラコンとか初恋とか忠誠心とかいろいろこじらせたジャンが無い物ねだりして迷走する話。
☆或る侍女頭の内証 ※現在更新中※
自己肯定力低めのステラが様々な出逢いによって自分にとって一番大切なものは何かを考える話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 00:00:00
623689文字
会話率:26%
ちらし寿司は、それだけで完成していますが。
カリカリ梅を足してみてください。
いつもなら、ふりかけにしていた、ゆかりちゃんを。
最終更新:2025-07-15 23:13:10
200文字
会話率:0%
老舗スーパーマーケット「YUZUNOKI」の創業者が引退を決意。
三兄弟の間で後継者争いと相続問題が勃発する中、外部から招かれたのは“鬼才”と呼ばれる経営コンサルタント・秋葉宗一。
ホールディングス化、M&A戦略、相続税対策――
その裏で、銀行による買収の手が迫る。
銀行、税理士、コンサルタント、家族――
誰が味方で、誰が敵なのか。
企業と家族の未来を懸けた知略と心理の攻防が、会議室という名の戦場で始まる。
最後に爽快な気分になりたい人にお奨め。
(全21話を予定)
『半沢直樹』『ハゲタカ』に続く、新たな企業経済ドラマ!
【登場人物紹介】
柚木誠司(ゆずきせいじ)(68歳)
創業者で現社長。関東圏で30店舗以上を展開する老舗スーパー「YUZUNOKI」を築いた叩き上げの経営者。
柚木一誠(ゆずきいっせい)(38歳)
長男。YUZUNOKI専務取締役。誠実で堅実な人物だが、時に決断力を欠く一面もある。
柚木二晴(ゆずきにはる)(35歳)
次男。マーケティング事業部長。表向きはスマートだが、裏で外部勢力と通じるなど、野心的な一面を持つ。
柚木三鷹(ゆずきみたか)(33歳)
三男。若くして家業を離れ、独立。現在は飲食店・美容室・ジム・デザイン事務所など複数の業態を経営する若手実業家。
秋葉宗一(あきばそういち)(28歳)
主人公。“鬼才”と称される経営コンサルタント。冷静な分析力と抜群の戦略眼で、柚木家の経営・相続問題に切り込んでいく。
橘正臣(たちばなまさおみ)(36歳)
秋葉の元上司。上場企業の経営コンサル会社元専務で、現在は独立して経営コンサルタント会社を経営。
冬川景子(ふゆかわけいこ)(28歳)
のぞみ銀行の若手行員。誠実で聡明、美貌と実力を兼ね備えたエリート。
桜庭慎司(さくらばしんじ)(36歳)
のぞみ銀行戦略企画室の幹部で冬川の上司。東大卒のエリート。銀行側からYUZUNOKIを巡る動向を注視している。
香川慎一(かがわしんいち)(60歳)
YUZUNOKIの顧問税理士。税金・相続に関する助言を行う冷静な専門家。
小鳥遊舞花(たかなしまいか)(30歳)
三鷹の部下で、飲食・美容部門の統括マネージャー。実務面で三鷹を支える右腕的存在。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 07:20:00
40843文字
会話率:38%
16歳の誕生日に、聖女として異世界に召喚されたアリス。魔物を倒せなんて冗談じゃない。縁もゆかりもない世界のために戦えるか。絶対に断る!
思いがけず心強い味方が現れて、アリスの望み通りの結末に。
最終更新:2025-07-14 21:50:00
3400文字
会話率:80%
小学5年生の小日向アイリには、秘密があった。
アイリは、近所に住む大学生のお姉さん――葵ゆかりのことが、恋愛的な意味で好きなのである。
アイリのことを好いてはいるものの、恋愛的な意味で好きなわけではない、ファッションロリコンで陰キャぼっちの
ゆかり。
アイリはそんな彼女と結ばれるために、日々労苦を重ねる。
ハロウィンにコスプレ自撮りを送ったり、恋のライバルと戦ったり、手作りお菓子に自分の唾液を混ぜたり。
アイリは当然知っている。
子どもに手を出す大人はクソであり、ゆかりもまたそう思われてしまうに違いないと。
それでもアイリは頑張る。
ゆかりが大人になってしまい、自分から離れていく前に、彼女と結ばれるために。
そうしてアイリは身を持って知ることになる。
子どもに手を出す大人はクソであるということの、真の意味を。
果たしてその時、アイリはどうするのか?
作者はおねロリが好きというよりロリコンのお姉さんが好きなだけじゃないのか?
今、折り目正しく禁断の恋の話が、はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 01:49:34
92357文字
会話率:51%