豚鼻フェチにとってマスク社会の楽しみ方
最終更新:2021-07-16 22:08:09
819文字
会話率:4%
「ステータス、オープン!」
力強く叫んだ瞬間、周囲から一斉に飛んできたのは、冷たい視線だった。
当然の反応だと思う。
ここは現実。異世界じゃないのだ。朝の駅で叫べば、こうなることはわかっていた。
だけど、現実世界に生きていても、おか
しなことには直面する。
同じ相手を好きになった、十二人の女子高生たち。「みんなで一緒に告白しようね」と誓い合った、あの日の約束。
そのあと一か月の間、それぞれが自分みがきをがんばってきた。絶対に後悔はしたくない。この努力はきっと彼に伝わるはず。そして、恋人同士に・・・。
ところが、抜け駆けした奴がいる。先に告白しやがったのだ。しかも成功。
この裏切りは許せない。そのクズを、他の仲間全員で処刑することにした。彼との仲を引き裂き、じっくりと時間をかけて、徹底的にいたぶってやる。
ただし、処刑執行しているところを、彼に見られてはいけない。自分の評価が下がってしまう。恋人候補からは脱落だ。
しかし、ものは考えよう。自分ではなく、他の誰かがやったのだと、彼に誤認させることができれば・・・。
ハーレムなんて、クソ食らえ! 彼には、私一人いればいい!
怒りの女子高生たちが恋と友情を天びんにかけて、裏切りまくりの心理戦スタート。最後に笑うのは、いったい誰だ!?
(このあらすじは制作中のものです。完成版とは、内容が大きく異なる場合があります)
(追記:上のあらすじは諸事情により、下のように変更になりました)
放課後の教室で女子高生が、自分の好きな相手について、親友に語るのだけど、そこには大きな問題点が・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 08:11:32
1667文字
会話率:98%