不良ばかりが集められている謎の高校、甲斐塚高校。その三年生である諸積恵は、本日卒業式を迎えていた。
彼女は入学当初こそ素行の悪い生徒の一人であったものの、バイク事故を経験し、今では心を入れ替えて、看護師になるために勉強に励んでいる。
友だちの八緒という女子生徒とともに、卒業式会場の体育館へ向かう途中、二人はこれまでの学校生活について話し合っていた。
ところが、卒業してもまた会おうよという恵に対して、八緒はもう会わない方がいいと突き放す態度をとるのだった。
その態度が意味するものとは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 17:51:10
6360文字
会話率:45%
素直になれない別れの物語
最終更新:2025-04-15 20:00:36
3525文字
会話率:23%
とある神さまが人間にしてもらうお話。
どんな存在であろうと、無理をしすぎると限界が来る。勇気を出して動き出した先、もう会わないと決めた旧友を頼ることにした。
*本作は、「神さまの下請け」という別の話のアナザーストーリーです。
最終更新:2025-03-20 10:26:02
2205文字
会話率:75%
留美は毎年6月の誕生日にプロポーズをしてくれる同級生・翔太に、来年からやめて欲しいと告げるが、一向に引いてくれない。
困った留美は、来年の誕生日に雪が降ったらプロポーズを受けるが、降らなかったらもう会わない……と言う。それは事実上翔太との別
れを意味していた。だが翔太は来年雪を降らせると張り切り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 23:31:14
5357文字
会話率:41%
四月。八尾時生は通う高校の並木道、桜の木にキスをする一ノ瀬海里に出会う。時生は思わず、手にしていたカメラでその光景を撮影した。そしてそのシャッター音に気づかれて、彼女に逃げられてしまう。海里は高校の新入生で、まるで気位の高い猫のようだった。
入学式を終えた一ヶ月後のある日、時生は海里の落とし物を拾う。それは演劇の台本だった。
台本を届けに来た劇団の練習スタジオで、時生は斉藤海咲に声をかけられる。
「これからも、海里ちゃんを見守ってあげてね。」
海里の姉のような海咲は時生が一人暮らしするアパートの上の階、上田喜一の恋人だと後に発覚する。
台本を届けたことをきっかけに、時生と海里はゆっくりと打ちとけていく。
授業をサボって逃げた先の、野良猫の集会場。
海里が初主演を務める演劇の開幕。
海咲と喜一のカップル、海里と時生の四人で行った海水浴。
そして、それは夏祭りのこと。キスを、した。
だけれど、海里と恋人同士にはなれない秘密が時生にはあった。
喜一に相談に乗ってもらう海里に嫉妬する、相反した自分がいることに時生は気づく。それは暴力性を孕んだ感情だった。
次の演劇の主演を得て喜ぶ海咲に、喜一は言う。
別れよう。
海里ちゃんを好きになった。
…ごめん。
突然の決別に、海咲の感情が弾けた。
「死んでいますね。」
喜一を殺めた海咲を、時生は冷静に見つめていた。
「私も死ぬ」「死ぬまで、傍にいてくれない?」
海咲の最期を、時生は見守った。
連絡の取れなくなった海咲を心配する海里と劇団の団長に向かって、時生が口を滑らせた。
「海咲さんなら、アパートの上階で死んでますよ。」
「僕と一緒に、逃げてくれる?」
時生にはもう会わないと言う両親との約束を破り、海里は彼と電車に乗って逃避行に向かう。
終着駅に着き、疲れた二人はラブホテルに宿をとった。ベッドで寝ながら、愛について語り合う。
「大嫌いよ」
微笑む海里の嘘が朝日に溶けていった。別れを決意した二人の、それは愛だった。
了折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:08:17
106262文字
会話率:52%
偶然出会った修二との短い交流中で、洋子はひとり喜んだり悩んだりして過ごしてきた。修二とはもう会わないということを感じたとき、最後に見た彼の姿から洋子は妄想を膨らませる。そしてすべてを腑に落とす。
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最終更新:2024-05-26 07:06:30
1121文字
会話率:0%
この世界には【主人公】が存在する。漫画やアニメのような異形の敵が現れると、何故か必ずそれを倒す特殊な能力を持つ者が必ず出現するようになっていて、その能力者のことを主人公と呼んでいた。千歳もその一人で、主人公たちが集められた都市で暮らしていた
。
楽しく暮らしていたある日、好きな人である諧から「もう会わないようにしよう」と告げられる。その理由は、二人が会うたびに敵が出現するからだった。敵は主人公たちが友情・恋愛において関係を深めたタイミング――――イベントの発生に沿って出現する。両想いだからこそ生まれる障害を、二人は乗り越えることができるのか?
公募三次落選作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 20:55:44
90524文字
会話率:40%
青年は、数年ぶりに孤児院に訪れた。そこでは昔はなかった噂話がされていた。
ある歌の上手い親のいない少女が、貴族に買われた、そんな話だ。
その少女は知っている人かもしれないと、青年は確信する。
ーーあの日、もう会わないと決めて少女の元から
去った。どこかで幸せならそれでいいと願っていたけれど、噂で聞く少女はとても幸せそうには思えない。
青年は何もせずには居られず、もう一度会うために、その屋敷へ使用人として入り込むことを決意する。
(同タイトルの小説がありますが、こちらは2021版と言いましょうか。若干、設定をいじった改訂版と言った形になります。なにかありましたら教えて下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 21:16:17
18623文字
会話率:54%
「エミリー。お前、浮気しているだろう! 俺は見たぞ!」
婚約者のダニエルから投げられた、そんな言葉。
彼は、私がある男と部屋を出入りするのを目撃したのこと。
しかし私には、何のことか分からなかった。
「嘘をついてまで隠そうとするんだね。
君がそんな女だとは思わなかった」
告げられた彼からの通告は、冷たく私の心を貫いていく。
「もう会わない。婚約は破棄だ」
私は疑惑を晴らすため、親友であるレレイと調査に乗り出す。
そこで明らかになっていく衝撃の事実に、エミリーとレレイは決意する。
「完膚なきまで」
「恨み、晴らすべし」
エミリーを襲った不幸、そして、レレイの計略……。
ダニエルとの婚約の行方は、一体どうなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 21:26:57
10295文字
会話率:54%
あの人にはもう会わない。そう決めた石倉夕璃子は、恋心を葬るべく、縁切りのジンクスがある喫茶店へ向かう。ところが、その日の朝、自分が殺される夢を見て飛び起きた。実は彼女は、たまに予知夢を見ることがあったのだ。不安に思いながらも、心を決めて家を
出た――。
※実用書作家です。この小説は、ストーリーメインですが、なんとなく台所に立ちたくなる!を目指しました。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社/9刷)など3冊。
※設定ふわっとです…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 23:53:15
36305文字
会話率:23%
OYAJIのSATORIシリーズ。
最終更新:2020-06-26 01:51:03
202文字
会話率:0%
大学時代の友人の結婚式。
会場のホテルで、ゆきのはもう会わないだろうと思っていた村上和也を見かけた。
最後に、好きだと告げて別れた人。
最終更新:2019-03-22 23:00:00
20243文字
会話率:29%
私、エリカ(現在の名前)は、死んだ・・・はずだった。しかし、気づいたら異世界にトリップしていました。何があった・・・?取り敢えず、ご飯が死んでも食べたくないレベルにまずかったので、ちょっとしたご飯屋さんをオープンしました。しかし、そこにはも
う会わないと思っていた人が来店して—?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-10 20:14:54
885文字
会話率:62%
貴族の令嬢であるエルナは、街でごろつきに絡まれた際、一人の騎士に助けられる。凛々しい姿に一目惚れし、お近づきになろうとするが、再会した彼はまさかのオネエ。理想の男性と出会えたと思ったのに、口を開けば理想とは真逆。女々しい男性が一番嫌いなエル
ナは、見切りをつけようとするのだが、一度芽生えた恋心は存外しぶとい。もう会わないと思いつつ、結局我慢できずに彼を探しては、ときめく自分を許せずに、憎まれ口を叩いてしまうのであった。
(この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-18 19:00:00
9084文字
会話率:13%
高校時代のとある事件から、人を愛することにトラウマを抱いている青年、妹尾 秀哉(セノオ シュウヤ)。彼はある秋の朝、居眠り運転の車を避けるべくやむを得なかった運転をした際に、大学生の天宮 陽菜(アマミヤ ヒナ)にケガを負わせてしまった。
そ
の事故の負い目から、入院した彼女が退院するまで、毎日お見舞いにやってきていたのだが、その中で彼女の薄幸な環境を目の当たりにした。それが気になりつつも、彼女は退院の時を迎え、もう会わないだろうと秀哉は思っていた。
そんな中、とあるゲーム制作会社に勤める彼に、大学での会社説明会プロジェクトのリーダー就任の話が飛び込む。快諾し、そして訪れた記念すべき一校目の大学で目撃したのは、もう会わないだろうと思っていた、あの天宮 陽菜だった――。
☆必読☆
他サイトにて投稿、完結した作品のスピンオフ作品ですが、そちらと連結することなく物語は進んでいきます。
また、前進となる物語も、今後投稿していこうと考えております。時期はまだ未定です。
文章力は稚拙故、気がかりになる文体も多く見受けられると思います。おかしなところがあれば、ご指摘いただけたら幸いです。感想などもいただけると大変励みに、また参考になります。
更新頻度は、週間で1~3回の不定期で予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-19 22:00:00
134880文字
会話率:52%
「俺は学校が学校にいる奴ら嫌いだ。」
彼は1年前、仲間や先生に裏切られ大切な人を助ける事が出来なかった。
そして、彼は誰もが認める天才になった。
しかし、最後は逃げた重みに耐え切れずに、そして彼は高校生になった。そして、もう会わないと思った
人に再会した。そして、学校や人の抱える色々な問題に直面した。すると彼は人の為では無く自分の為に彼女の為に戦う事を決めた。そして今度こそ、彼女の生活を守ると決めた最強の頭脳を持つ男子高校生の戦いの物語である。
「今度こそ君を守ってみせる。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-26 23:14:07
6199文字
会話率:44%
「何もしない王妃」である私はもうすぐ国民たちの前で裁かれる。見張りもいない牢屋でただ一人でその時を待っていると、もう会わないであろうと思っていた幼馴染がやって来た。
最終更新:2014-10-03 23:59:23
3951文字
会話率:52%
変な客がいる。少し失礼な客だった。私は彼のことが気になりはじめた。
最終更新:2013-10-26 16:18:58
802文字
会話率:3%
都にある王宮ご用達、茶葉屋の娘セリアはいつものように公園の犬に会いに行く。
そこで会ったのは綺麗な顔をした冷たい人だった。彼とはもう会わないはずだったのに何で彼がここにいるの?王宮を巻き込んで普通の茶葉屋の娘と王国騎士団の男がおりなすラブス
トーリー?
皇太子あなたは邪魔しないで下さい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-23 00:02:55
1547文字
会話率:28%
聖夜、私は一人待ちぼうけ。何時間も待ってやっと来たのは一つのメールだった。『もう会わない』?茫然と立ち尽くす私は、きっと失恋とやらをしたのだろう。――クリスマスイブにふられてしまった彼女のお話。
最終更新:2010-12-20 15:42:59
1889文字
会話率:7%