遠藤香織と名のついた女との出会いはさっぱりとした味気ないものだった。しかし味気なかったもののインパクトはあった。そして、味気なくもインパクトある彼女との接触が二度三度と重なっていくと俺は自分自身の脆さに泡食う始末となった。
それを俺の無
防備さのせいだと言う奴もいるだろうがすべてはあの女の不意打ちのせいだ。いちいち女相手に構えてられるか。
だから俺は遠藤香織という女に対し、いけ好かない気味悪い出来過ぎた女というレッテルを貼った。
『つもるはなし、つまりよもやま―夏の巻―』の物語を東条英秋の視点で追ったサイドストーリー。
まほろば一座の看板女優、遠藤香織との出会い。そして座長・桂介から突然の出演依頼。英秋の心は大きく揺れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-17 13:14:43
95203文字
会話率:47%
インディーズバンドSalty DOGのギター担当の誠は劇団まほろば一座の座長、桂介からある頼まれごとを受けた。それは今度まほろば一座が実施する肝試し企画のテストにSalty DOGのボーカルギターをしている英秋を誘い込んでほしいという内容
だった。誠は少し渋るも承諾し英秋を誘い入れることに。そして肝試しで見た英秋の行動に誠は思った……
つもるはなし、つまりよもやま―夏の巻・英秋編―第3章 五・一五事件―より誠の視点で送るサイドストーリー。誠と英秋、そしてまほろば一座の看板女優、遠藤香織の関係がより明らかになる。
連載形式の短編小説です。
つもるはなし、つまりよもやま―夏の巻・英秋編
http://ncode.syosetu.com/n6535bs/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-24 16:01:02
14737文字
会話率:55%
劇団まほろば一座の看板女優、遠藤香織とインディーズバンドSalty DOGメンバーの四人の中の三人、英秋と誠、そして茂が一緒に行ったライブが終わった後の他愛もない会話劇。
最終更新:2014-04-19 21:20:14
2219文字
会話率:66%