ある日ふと、自分の名前を不思議に感じたタケル。
商店街の裏にある古びた廃屋で、彼は“カイ”という別の名前をもつ自分の写真を見つける。
ぼくは、本当にタケルなのか? それとも、別の誰かだったのか?
アスとともに「自分とは何か」をめぐる、不思議
で切ない旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 17:51:10
15798文字
会話率:37%
君は、流灯凛花を知っているかい?
「眠らせ姫」という二つ名は?
知らない? そうか、残念だ。
彼女は、その名にふさわしい異能で戦い、
彼女は、その異能に苦悩し、
彼女は、その異能で人を救った。
そして、おそらくこれからも。
あ、申し
遅れた。
ぼくの名は、法条計介。彼女の相棒だ。
ライト&ロウ、光と法、つまり正義。略して、L&L。
まだ大人になりきれない、高校生にすぎない、そんなぼくらが正しくあろうと決めたバディの名。
でも、それは知られることはない。
やがて知れ渡るのは、「眠らせ姫」という彼女の二つ名。
女神ヶ丘という街で、はびこる異能犯罪者たちが恐れる異名になる。
「流灯。ぼくは、それを否定する」
二度目にその言葉を告げた時、ぼくは彼女にとってのヒーローになれたのだろうか。
残念ながら、それは彼女が決めることだ。
だが、未熟で傷物のぼくが、「放っておかない」と覚悟を決めた瞬間だった。
おっと、気になるって?
だったら、覗いてみるかい?
異能なぼくらの奇妙な高校生活の一幕を。
【作者より】
本作は、「雨のち晴れの事件簿 ~ 性格も好みも真逆の男女バディですが、異能犯罪者は沈めます ~」と同じ世界観のクロスオーバー作品です。
https://ncode.syosetu.com/n7676iy/
W主人公の異能バトル現代ダークファンタジー・クライムサスペンスの連載。
こちらも、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 18:00:00
10000文字
会話率:35%
二月。大学受験を目前に控えたぼくは、幼馴染の天才美少女から「買い物に付き合って」と頼まれる。
強引に取り付けられた約束は、バレンタインの買い物だった。
チョコをあげるのは初めてという彼女は、いったい誰のためにチョコを買ったのか?
ギフテ
ッドと認められる天才の一見奇妙で、でも合理的な行動に振りまわされながら、ぼくは彼女と同じ大学を目指す。
圧倒的な彼女のそばにいたいというぼくの願いは、叶うのだろうか?
☆オリジナル創作のハッピーエンド短編です。楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 20:29:10
8879文字
会話率:18%
柴三郎さんとの「朝んぽ」で、いつも立ち寄る神社の奥には、小さな池がある。
おばあちゃん曰く「神隠しの池」と呼ばれるその池で、ぼくは、推しとの衝撃的な出会いを果たした。
推しが現世に転生したって言うなら。
ぼくが全力で、推しを幸せにしてみせ
る——!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 00:00:00
20622文字
会話率:52%
ぼくの名前はトム・バードウッド。元・E級冒険者で、今はギルド《星の金貨》の広報宣伝局に勤めている。戦うのをやめたわけじゃない。たぶん、向いてなかっただけだ。それでも、今の仕事は嫌いじゃない。仲間にも恵まれてるし、それなりに毎日は忙しい。
―
―そんなある日。
ギルドのA級冒険者、ベル・ラックベルが、ついに結婚するって話が飛び込んできた。ギルドはお祭り騒ぎで、誰も彼もが彼女の話題に夢中になってる。
「そうか。ついに……か」
そんなふうに呟いたぼくは、なんとなくダンジョンへ向かうことにした。
休日だし、仕事で使う素材でも集めるか――ただ、それだけのつもりだった。けど、そこでぼくは未踏の《隠し階層》を見つけてしまう。さらに妙な冒険者たちと鉢合わせし、騒がしい展開に巻き込まれた挙句、たどり着いた先で目にしたのは……ダンジョンを創った古の大魔王が遺した《ある遺産》だった。
あの日、ぼくが選ばなかった道。
あの日、ぼくが選べなかった道。
それでも、まだ歩き出せる未来があるなら――
これは、ギルドの広報宣伝員であるぼくの、『偶然』はじまった冒険の話だ。
※異世界ファンタジー小説+結婚要素を入れた作品です
※チート・ハーレムではありません。
※やり直し系やループ系でもありません。
※婚約破棄、悪役令嬢ものでもございません。
※世界観よりも、キャラクター描写に力を入れています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 18:10:00
103690文字
会話率:42%
関東で毎年6月から8月に突風が起こる理由について不思議に思ったぼくは、汎用人工知能ソフィアに聞いてみることにした。ソフィアの説明はわかりやすく、ぼくを解決策まで導いてくれるのだった。
こんなの使ってたら人間だめになっちゃうよ!(人を駄
目にするAI的な意味で)
この作品AIが書いてるって? ええ嘘?本当!? 信じるか信じないかはあなた次第。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 18:25:46
3508文字
会話率:0%
気付けば真っ白な壁に囲まれた病室で寝ていたぼくは、はっきりとしない意識のなか、唐突にやってきたある少女と対面する。そしてそのとき会うのが初めてであるはずなのに、ぼくはその少女に、まるで前世で会ったことがあるかのような懐かしさを感じていた。
彼女との唐突な邂逅によって呼び起こされる、ぼくの過去をめぐる、青春回想録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 02:07:03
4496文字
会話率:27%
ぼくは、ただの剣です。
でも勇者さまが――ちょっと、イカれてたんです。
「勇者とは狂気の者ぞ。狂気とはすなわち正義!
されば――我こそ正義なりィィィィッッ!!!」
狂気の三段論法、大☆爆☆発!
……そんな勇者さまでした(涙)
そんな
勇者に振り回されているうちに、
極道な拳豪・拳吾郎、冷静すぎる神父・セツドー、
魔女っ娘メメ、そしてお姫様・オルフィーナまで加わり――
いつの間にか、“魔人”と戦う大冒険に巻き込まれていました。
……ぼくは、ただの剣なのに。
ギャグで始まり、たまに爆発四散。
やがて、“正義”と“運命”が剣に問いかける。
これは、災厄の勇者と振り回される剣の、
ボヤキと爆発多めのちょっぴりハートフルなファンタジー!
仲間と武器たちは、13話から徐々に集まってきます。
でもたぶん、まともなやつは一人いたら奇跡です。
【ご注意ください】
カクヨム連載中のものを、なろう用にギャグに寄せてリライト
当初の童話っぽい語りは、消え失せました。完全コメディです。
【更新ペース】
2025/05/05
1-11話まで 毎日 3回投稿
以後毎日更新、37話まではストック中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 23:20:00
80769文字
会話率:22%
子どもの字でこう綴られていた──
「ぼくは、もう、ねがいをかきました。」
調査の舞台は、郊外の住宅地にひっそり佇む古びた掲示板。
そこには、子どもたちが書いた“願い”のメモが、いくつも貼られていた。
そして、町では次々と“奇妙な偶然”が
起きはじめる。
まるで、世界がその願いに応じて変化しているかのように。
これは願いなのか、それとも──何かの起動なのか。
ナズナはその掲示板の前で、ある少年と出会う。
静かな夜に交わされた、誰にも言えない祈りの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 07:43:23
1168文字
会話率:11%
疲れた手が 扉を開け
すすけた倉庫の いちばん奥へ
ふわふわの目が ぼくを見ていた
やさしくて なつかしくて かなしくて
袖を通せば とろける輪郭
声も 名も いらなくなる
泣いてもいいんだよ、と
誰かの記憶が 背中を撫でた
しずか
に沈み 目を開ければ
そこには 夕焼けと 子どもたち
ようこそ、と言われた
おかえり、と聞こえた
ぼくらは今 きぐるみのなか
祈りのかたちで そっと 笑っている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 15:05:58
1981文字
会話率:8%
「勉強」・・・素敵な響きですよね♪
ぼくは、いろいろな勉強が大好き。
苦手でもなんでも、カンケーないです。
とにかく・・・いくつになっても、
どんなやり方でも、勉強は楽しくやれる「人生酔狂の趣味」
のひとつではないでしょうか・・・?
最終更新:2025-03-19 09:41:03
88825文字
会話率:10%
いまささに、ぼくは、このような心境で生きています。
キーワード:
最終更新:2024-09-20 12:52:53
625文字
会話率:0%
・・・1981年に、フランスはパリで起きた、
あの有名な『パリ人肉事件』の、佐川一政さんに
ついて、ぼくの思うところを。
最終更新:2024-06-20 14:15:31
1788文字
会話率:10%
ぼくの名は、アーベル。
両親はいない。つい最近まで父子家庭の子供だったけれど、父が他界したばかりだ。そして父がいなくなったことで、家の税金を払えなくなったから、ぼくには住む家もない。
けれど、悲観してはいない。
ぼくはもともと探検家
気質で、市街で過ごすよりも原野に出ている時間の方が多い子供だったからだ。狩りの心得もあるし、テントなんかも持っている。帰る家なんかなくても、夜を明かすことはいくらでもできた。
それよりも、ぼくは気兼ねなく草原や森、山などを目指せることにわくわくしていた。誰に迷惑をかけることもない。これからは、どこを探検するのも自由だからだ。
そんなとき、ぼくはふしぎな霧をみつけた。というより、気が付いたら霧の中にいた。さっきまで霞んでさえいなかった視界が、いきなり真白になって、そのことに初めて気が付いた。
それが始まりだった。ふしぎな体験へ、ぼくを誘う霧だったのだろう。ぼくは戻るということも考えず、霧の中を進み、一軒の家に辿り着く。その家の中では、見えない女の子の声が、ぼくを待っていた。
彼女は言った。
「一緒に住んで」
ぼくは頷いた。こんなふしぎな体験を、逃すつもりには慣れなかったから。女の子の声はヒノと名乗り、ぼくをふしぎな冒険へと誘ってくれると言った。
普通に聞けば、こんなに怪しい話はない。でもぼくはその話に乗った。
ぼくは、ヒノを信じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:00:00
116136文字
会話率:43%
ある所に寝るのが好きな男の子が居ました。彼が異世界に行きたいと思うと女神様が現れて───。
これは秘密を抱えた男が異世界に行く物語。
誤字脱字が酷いと思われますが、訂正して頂けると幸いです。
最終更新:2025-01-31 15:01:07
5228文字
会話率:20%
ぼくのお家は人形をつくっています。
その人形たちの中に、とてもキレイな男の人と女の人がいます。
「彼らに命を吹き込むために、みんな人形を作っているんだよ」
すっかり彼らに魅入られたぼくは、命を吹き込んであげるため、人形つくりを始めました。
最終更新:2025-01-20 19:25:24
1296文字
会話率:11%
夏休み、おばあちゃんの家にあずけられたぼくは、家のうらのお山でカラスのひなをひろう。だいじにそだてようとおもったら、おばあちゃんにやまにかえされちゃった。「カー君」と名づけたその子を見つけるため、ぼくはきんしされていたお山のとりいの先にふみ
こむ。ぼくの夏のだいぼうけんだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 22:53:04
4000文字
会話率:18%
鏡を挟んで問いかける。
本当のぼくは、どっち?
キーワード:
最終更新:2024-12-24 23:54:39
222文字
会話率:0%
いちめん、まっしろ。ぼくは、みどりいろ。
ほかにいろは、ないのかな?
最終更新:2024-12-20 07:40:00
328文字
会話率:0%
【ぼくは、畑で産まれただいこん役者~♪♪♪】
童謡童話♪♪♪
最終更新:2024-12-12 06:00:37
774文字
会話率:0%
仲の良い先輩の不倫を聞いてショックを受けたぼくは、思いつく限りで最低な方法でその感情を霧散させることにする。最低な行為の果てに生まれた心情を描いた「世界の終わり」と、最低な行為そのものを描いた「輝く季節」を交互に描いたノンフィクション
キーワード:
最終更新:2024-12-11 21:05:28
5461文字
会話率:0%
ぼくは、いつだってまちがえる。
最終更新:2024-12-07 07:00:00
469文字
会話率:0%
雪だるまのぼくは、ぼくに似ているお兄さんに出逢った。
※ 兄妹プロジェクトであるTRIP AND ADVENTURE、好事百景【川淵】の出張版です
最終更新:2023-02-08 12:00:00
3003文字
会話率:2%
ある日、目の奥が急にむず痒くなり、ついでパリンと割れたような衝撃とともに十二~十四歳くらいの少女の映像が飛び込んで来た。恐怖に駆られて叫びはじめた瞬間の顔つき。頬は引き攣り、口を大きく開き、眼はどこか一点を凝視して……。その映像は微かに微
かに動いていた。が、鉛の時間の中に閉じ込められ、少女はその恐怖から逃れ出ることができない。最後の瞬間が近づいてゆく。
次にその映像を思い浮かべたとき、ぼくは、そこに『影』が落ちていることに気がついた。それはどこにでもある都会、それも山の手の街の風景の中にあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 06:29:10
16911文字
会話率:1%