大国セレイン王国の国王と王妃マルグリッドは、寝所を別にして3年が経過していた。ところがその年の大規模な宴、観桜会の翌日、二人は突然仲睦まじく共に朝を迎え、侍女たちを仰天させる。そしてさらに驚いたことに、戦争間近まで関係が悪化していた敵対す
る部族が、突然、セレイン王国、そしてマルグリッド王妃への隷属を申し入れてきたという。事情を聞かれ、覚えのないマルグリッド王妃は驚く。
観桜会で何があったのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 17:04:38
8213文字
会話率:18%
若槻菜緒の飼い猫のミナミがある日いなくなり、不安に駆られていたある日。友人が教えてくれたのはとある喫茶店についてだった。
「探偵をお願いします」その一言で菜緒の日常は大きく変わっていく。
優しくて物腰が柔らかく、少しだけ頼りなさがある喫茶店
店員の瀬浪千紘。性格は間反対で顔立ちが良い、千紘の双子の弟の探偵の樹。2人の姉で面倒見の良い美樹。瀬浪家の秘密に迫る時、長年に渡る計画が見えてくる。ほんのりサスペンス。
≪二章あらすじ≫
長年に渡る事件を解決し再び喫茶店と探偵業を続けていく中、菜緒に恐怖が降りかかる。
「僕が彼女の傍にいさせてほしいから」
復讐後のことは何も考えていなかった千紘が持った決意と気持ち。事件を1つを解決しても菜緒に忍び寄る魔の手は止まらず襲いかかってくる。いつも親切にしてくれる人が優しいとは限らない。全てはあの日に繋がってしまっていたのだった。
完結しました。お読みいただきありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-05 09:16:34
92649文字
会話率:56%