――20XX年。
世界は核の炎ではなく、魔法の光に包まれた。
各国のあらゆる場所にダンジョンが出現し、人々には固有の【スキル】が与えられる。各政府は対応に追われ、誰もが動乱のさなかに身を投じることになった。
「お前はクビだ! 今すぐ
出ていけ!!」
だが、アラサー男性こと安土冬也には世界の動乱など無関係。
彼は今日も今日とて、やっと見つけた就職先から追い出されていた。理由は様々だが、基本的に彼に非はない。強いて言うなら各々の才能と呼ばれるスキル――【転職】にあったのだろう。冬也は職を転々とする星のもとに生まれた、としか言いようがなかった。
そんな彼が、一日の労働を終えて帰ろうとしていた時。
偶然にもダンジョンが自然発生し、意図せずそこへ足を踏み入れてしまう。さらに奥の方からは女の子の叫び声が聞こえ、冬也はとっさに駆け出すのだった。
そこで彼は知ることになる。
己のスキル【転職】が、どのような力を秘めているか、を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 20:29:37
12237文字
会話率:39%
15歳だった時乃小明は交通事故にあった衝撃によって昏睡状態となり、気が付いた時には22歳になっていた。
問題は、たった7年しか眠っていなかったにもかかわらず、社会全体の姿がありえないほど激変していることだった。
小明はこうつぶやかずにはいら
れなかった。
「ほとんど異世界転生じゃん」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 12:56:10
41548文字
会話率:24%
異世界で生きる事に憧れた主人公は、ある日本当に異世界に移動することができた。しかし彼が望んでいた世界は、そこにはなかった。
移動した世界でも苦しい思いをする主人公はどうなってしまうのだろうか。
人から異世界モノの話を聞いて「こうはいかね
ーだろw」と個人的に思う要素をひたすら詰め込んだ作品をつくってみたいなと思い、つくっちゃいました。
僕自身ほとんど異世界ものを読まないので、ネタ被り、異世界モノではこういう展開あるぞ!なんて事がありましたら、教えていただけると嬉しいです。
また、サイト利用上間違ってる点ございましたら、こちらも教えていただけると嬉しいです、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 04:54:12
2416文字
会話率:0%
目覚めるとそこは異世界……ではなく、魔法が使える未来の世界だった。
そして、この物語の主人公太刀川白兎の想像していた未来とは全く似て非なる物だった。見渡すと、まさに異世界を感じさせる西欧風の露店、酒場、etc……。そして彼自身、最も驚嘆し
たのは、魔法の存在だった。彼自身が生活していたあの時代から、どんな出来事があって魔法が生まれたのだろうか。
考えると分からないものだらけだが、白兎はこの世界に来た意味を模索し続ける。
彼がこの世界に来た意味、それが分かれば、自然とこの世界に転移させられた意義を見出すことができるから。誰かが、自分を必要としているんだと。そう思いながら彼は未来ワールド、もとい異世界アドベンチャーを、ギャグ、シリアスが両立した生活を、彼の物語に乗せて歩んでいく。
*ジャンル上SFになりますが、ほとんど異世界物と変わらないだろ!!、という点はいくつか存在します。
*また、本作品は小説投稿サイト「カクヨム」さんにも同タイトルで投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-23 23:54:47
5346文字
会話率:51%
これは我々の未来に訪れるかもしれないあるひとつの可能性のお話。
世界規模の核戦争から逃れ、未来に送られた3人のコールドスリーパー達。
500年の時を越えた3人のコールドスリーパーが見た光景はまさに異世界!?
500年後の日本を舞台に始まる
『ほとんど異世界冒険記。』
果たして彼らに待っているのは何なのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-16 20:53:34
5546文字
会話率:51%
「………………ああ、暇だ」
高校生、《前条時(ぜんじょうじ) 時雨(しぐれ)》は尋常じゃなく暇だった。暇すぎて暇がゲシュタルト崩壊しそうなほど暇だった。
一言言えと言われれば、暇と答えようか。
「…なんか面白い事、ねぇかな」
それは、
祈りでも願いでもあった。
時雨は、閉ざされた世界に囚われたままな事を嫌う。ピーマンと同じくらい嫌いだ。同様に、暇な事も嫌う。ニンジンと同じくらい嫌いだ。
だが、その願いは届くのかもしれない。何故なら。
「……ありますよ、面白いこと」
空から、声が落ちてきた。
アイデンティティは『泣く子も蹴飛ばす鬼野郎』の捻くれ者の主人公と、その仲間とゲームのナビゲーターが織りなすゲームファンタジーと生き物の新皮質。ナビゲーターの、最下位ギルドを一位にする。それが、主人公の娯楽となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-07 23:34:37
36799文字
会話率:50%