名門高校の学生であった大谷佳織は大のオタクであった。しかし、周りの同級生はそんな自分を馬鹿にするばかり。そいつらはやれ純文学だ。やれ芥川賞作家だ、とお堅い趣味を保持している。
そんなとき、佳織は道端で筋骨隆々の男性と出会った。そいつは
自分の肩を掴んでこう言ったのである。「アラスミア共和国はどこだ?」と。そんな国がこの地球にないことを、明晰な佳織はすぐに分かった。そしたら、沸々とオタク魂が湧きがってきたのである。
そして紆余曲折あって、その男と一緒に異世界転生することにした。
したらばな、なんとその男性は傭兵で、アラスミア共和国は戦時中であった。
佳織は、自分のオタク知識を用いて参謀活動を行う。
アラスミア共和国の王様の企み。「賢者の意思」という連邦秘密結社との邂逅によって起こるひずみ。
この物語は、佳織の内的成長を描く、英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 17:14:20
20916文字
会話率:53%
ソレは、突然見えるようになった
最終更新:2024-03-05 15:34:04
2425文字
会話率:9%
高校三年生の仲良し三人組。
剣道、勉強、秋祭り。
学生特有の青春を送りながら、一年生の初日で出会ってから卒業まで。
いや、それ以降も、三人の仲のいい関係は続いた。
全員が全員を好いていて、周りから見ても文句なしの、誰も入る隙間のない仲良しグ
ループ。
それでも、関係が深まれば深まる程、外からは見えない場所にひずみが生まれてきて、、、
三年間の、甘く切ない物語。
【登場人物】
・若織拓海
高校三年生。遥とは中学の頃からの同級生。小学生から剣道をしており、中学生の頃には全国大会の常連で、何度も優勝している。
・高宮遥
高校三年生。拓海とは中学の頃からの同級生。拓海の影響で中学生から剣道を始めるも、全国経験はない。明るく猪突猛進な性格。
・佐久間葵
京都出身。親の都合で東京の高校に来て、一年生の頃からずっと拓海と遥の三人と過ごしている。剣道では何度か全国出場経験がある。穏やかな顔をして毒を吐くタイプ
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 18:00:00
120313文字
会話率:27%
考古学者の女子二人が調査したのは、どうやら時間のひずみがある場所だった。そんな二人の短いお話。
最終更新:2023-06-29 15:42:45
3864文字
会話率:52%
人智超越プログラム。そんな怪しげな文言が書かれたプリントを見て、夜舟ひずみは思い出す。簡単に言えば日本帝国民全員を対象に日本帝国民だけが持つ八百万の神々の遺伝子を刺激し、潜在的能力を目覚めさせ人工の神を作ろうという話である。そんな人智超越プ
ログラムで夜舟が手に入れたのは世都来日孁命という聞き覚えのない神の力だった。全6話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 07:00:00
21277文字
会話率:51%
主人公は留年が決まり、人生に大きなひずみを感じていた時に偶然一人の老人に出会った。
年齢も身分も違う二人の出会いは始まりこそ美しいものでもないが、小さなきっかけから一つの話が生まれていく
最終更新:2023-05-09 23:49:08
1222文字
会話率:15%
自然界の理を操る技術、魔法。
それを操る人々は、自身を神に選ばれた『有神人種』と名乗り、異人種を『神なし』と蔑み、迫害していた。
だが、触れられざる真実は明るみに出始め、彼らが治める『円状大陸』には、人知れず不穏の風が吹く。
混迷の時代の序
章。
その中を、一人の少女が旅人として、悠然と歩む。
凝り固まった世界のひずみを、気まぐれに弄びながら――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 10:24:58
61144文字
会話率:25%
最強の異能力チーム〝カラミティハニーズ〟は、未来の超人・ホーリーの前に全滅した。
大気も、大地も、海もホーリーに浄化され、残る粛清のターゲットは人類だけだ。時空すら超越するホーリーの圧倒的な力に対し、カラミティハニーズを失った現代になすすべ
はない。
いや、まだだ。彼女が残っている。すべての始まり、フィアが。
想定外の時間軸が生んだ最強のフィア91は、すべての希望を背負ってホーリーとの最終決戦に挑む。
絶望の未来に、現実と異世界がタッグを組んで立ち向かうスウィートカース・クライマックス。
「さあ、〝戦乙女の再降下(ヴァルキリーリダイブ)〟の時間だ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 12:09:36
71414文字
会話率:42%
地球外生命体VS地球産異能力者!!
夜空のUFOを拳銃一挺で撃ち落とすこの男。男の名はロック・フォーリング。普段は教会の神父をよそおっているが、彼こそは闇の政府機関〝ファイア〟のほこる人型電磁加速砲だ。
西暦2071年……異星人〝アーモンド
アイ〟の攻撃により、史上五回めの氷河期をむかえた地球。絶滅へのタイムリミットをただ待つだけの人類に、アーモンドアイの侵略はさらなる追い討ちをかける。ただ、人類だってまだあきらめてはいない。そう。この惑星には彼らがいる。常識離れの戦闘能力を秘め、熱いハートを心に燃やすこいつらが!
「命乞いでもしたいとこだが……相手がいないな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 13:38:53
235354文字
会話率:34%
眼球の魔法少女はそこに〝死〟を視る。
ひそかに闇市場で売買されるのは、一般人を魔法少女に変える夢の装置〝シャード〟だ。だが粗悪品のシャードから漏れた呪いを浴び、一般市民はつぎつぎと狂暴な怪物に変じる。
謎の売人の陰謀を阻止するため、シャード
の足跡を追うのはこのふたり。
魔法少女の江藤詩鶴(えとうしづる)と久灯瑠璃絵(くとうるりえ)だ。
シャードを帯びた刺客と激闘を繰り広げ、最強のタッグは悪の巣窟である来楽島に潜入する。そこで彼女たちを待つ恐るべき結末とは……
真夏の海を赤く染め抜くデッドエンド・ミステリー。
「あんたの命の線は斬った。ここが終点や」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 12:48:21
80210文字
会話率:47%
突然パーティから追放されたオッサン冒険者。実は彼は20年前、次元のひずみに巻き込まれて異世界に転移した元日本軍の兵士だったのだ。
20年の月日でこの世界のことはある程度理解した。当然もう日本には帰れないだろうということも・・・。
やる
ことのなくなった彼は一つの決意をする。
「死ぬ前に米が食いてえ」
これは魔法も使えない軍人の米を求めたファンタジー世界の冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 13:53:22
341764文字
会話率:30%
そこは、大きな森のそばにある平和な村だった。
しかし、ある嵐の晩、森の奥に広がる湖に邪悪な精霊が現れたことによって、穏やかだった日常が崩れていく。
大切な故郷を守るため、村で暮らす人々はそれぞれ奮闘するが――精霊退治はやがて、平和だった彼ら
の心に大きなひずみをもたらしていく。
※最終話まで書きためたものを少しずつ投稿していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 09:08:23
114616文字
会話率:35%
神々は暇を持て余していた。なぜなら人口増加に伴い、死んだ人間はシステムを用いた自動処理へと移行してしまったからである。そこで神々は考えた…「人間に試練を与えて、それを画面越しに楽しめばええやん」…その結果開催されることになった、“転生者対抗
人生ゲーム”。20年間異世界で人生ゲームを行いポイントを稼ぐ。一番最初に行動した人のみ得られる記録ポイント、行動するたびに得られるがあまり稼げない行動ポイント、偉業を成し遂げる度に貰えるトロフィーポイントでポイント。最後に最も多くのポイントを持っていた人間の優勝である。報酬は来世の世界、容姿、才能、生まれの選択権である。殺人衝動を持つ主人公 榊原 歪(さかきばら ひずみ)は普通の精神性を願いゲームに参加することを決意する。これは人の形をした獣が人間を目指す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 22:02:33
18070文字
会話率:45%
マナやエーテルが存在して魔法や魔術を扱う世界、主人公であるレギン・レイシスはとある王国の宮廷魔術師として、王宮に軟禁されながらこきつつかわれる日々を過ごしていた。
魔法師と比べて華やかさで劣り、魔術の習得難易度から不人気な職の魔術師、だ
が国を運営するにおいて必須だったが、その仕事も魔法科学が登場することによって奪われることになる。
いわれのない不正の罪も同時に被されて、城を追放されたレギン、外の世界は危険だけど、とても自由で広くて、様々な出会い、出来頃が起こる。
奴隷だったエルフ、隣国の王女様、レギンが妹のように接していた同僚、レギンの周りには様々な人間が集まってくるのであった。
対する王国ではレギンが居ないことによるひずみが徐々に出てきており、「連れ戻せ!」とまで言われていたが、「いや、もう遅いですよ、俺の故郷はこの国ですし」そう言って、隣国の王女様の手助けをするのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 20:12:34
36504文字
会話率:49%
きっと誰にでもある、何もかも投げ出して逃げたくなる瞬間──。
これは、ふとした拍子に心のひずみが限界を超えてしまった、どこにでもいる一人の中学生の物語です。
最終更新:2020-10-21 20:31:30
9526文字
会話率:11%
恋人同士の込宮真白と篠藤蒼は、いつも同じ電車に乗って登校する。
とある日の、蒼の事故による30分の電車の遅延から始まったひずみ。
会う事の叶わないはずの二人が出会える、ひずみの境界線上をみずいろの愛を乗せた電車が走る。
二人は、さよならをし
なければいけなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 20:26:46
10532文字
会話率:29%
玉木柚子はやる気のない図書部に所属する高校二年生。柚子は隣に住む幼馴染の岡田航多ただ一途に思い続け、このままずっと航多と一緒にいられると信じ生きていた。その航多に長谷川花音と言う恋人ができた。事実を認められない柚子は、今まで通り、航多の隣で
過ごし、航多も柚子が隣にいることを許した。そのことが柚子の大きな自信となり、航多の恋人である花音との間にひずみが生じた。そのひずみと共に柚子を慕う後輩の吉田がいた。吉田は、柚子に現実を何度も突き付け、そのたびに傷つくが、航多からの助けもあり、どんどん航多への想いが膨らんでいく。柚子の親友である真紀と、ひょんなことから家を訪ね、生涯の友人となった加瀬との対話から航多へ思いを伝える決心をする。ただ航多空の返事は、柚子を打ちのめした。後輩の吉田の助けもあり、少しずつ回復していく柚子。そんな時、花音の病気が再発する。花音からの要望を受けて、病院に向かう柚子。そこで花音と初めて本音をぶつけ合った。今まで知らなかった花音の想いに気づき一喜一憂する。そして、航多と花音を思いやり、もう一度航多に近づく柚子。そこで押さえていた想いがあふれ出し、吉田の元を去った柚子。花音の身代わりとなって過ごす毎日が偽物だと知りながら満たされる。そんな毎日は続かず、花音の病状が悪化したことで、航多との脆くも保っていた均衡が崩れ、否応なく現実を知る。自分の気持ちはどこにあるのか分からない柚子を図書部で出会った部長、柚子を見捨てない吉田、友人たち、自分が進むべき道を、回り道をしながら見つけていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 18:00:00
63350文字
会話率:76%
とある小さな村の小さな家に住む青年、
コウ・ヴァニアスは母親と2人、平穏な生活を送っていた。
いつものように仕事をしていると1人の女性、アリア・シュヴァルツ・ユニアと出会う。
その出会いから生活は一変するー。
はたして、コウに待ち受ける
運命とはーー。
序章
[祖龍、三頭ノ龍ヲ創造ス]
はるか昔、とある星にはまだ大陸が無く天と水だけだった頃の話。
七色に光り輝く一頭の龍が星を支配していた。とはいうものの、その龍以外の生命は存在しておらず、星と共にその龍が存在した。
その龍はのちに、始祖龍(しそりゅう)と呼ばれ人々に崇められる。
始祖龍は、己が力で三頭の龍を創造した。
と同時に天と水の境界に大地を創(つく)る。
そしてその三頭の龍をそれぞれ、
「天祖龍(てんそりゅう)」「地祖龍(ちそりゅう)」「水祖龍(すいそりゅう)」
と名付け、天祖龍には天を与え、地祖龍には大地を与え、水祖龍には水を与えた。
始祖龍はこの時、三頭には仲良く過ごす事を言いつけ、己は星の最深部で眠ることにした。
しかし、三頭は言いつけを破りそれぞれを奪い合うために争いを始めた。
のちの、天変地異(てんぺんちい)である。
異変に気が付いた始祖龍はすぐさま眠りから覚めると、三頭の龍をそれぞれの場所に封印した。
天祖龍は天の遙(はる)か彼方(かなた)へと、
地祖龍は大地の獄(ごく)へと、
水祖龍は水の深淵(しんえん)へと。
始祖龍はまた、星と共にあった。
始祖龍は孤独で、1滴の涙を流す。
その1滴が星に歪(ひずみ)みを生んだ。
そのことを始祖龍は知らずに、星の最深部へと潜る。
歪みから生命が誕生したとも知らずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-29 11:52:18
12305文字
会話率:18%
今から500年後の未来、漫画や小説の世界だけだと思われていたワープ航法が確立して、人類はより遠くまで旅をするようになった。しかし光の速度を遥かに超えるワープ航法にはひずみがあった。それは約2年のワープ航法を用いたものが地球に帰って来たときに
は、地球ではすでに100年もの時が過ぎて居ること。このお話しは、そう言った歪の生んだ四話限定の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 22:09:20
16119文字
会話率:33%
妹の体を乗っ取った『他人さん』。本当の名前は知らない。名乗ることは禁止されているとのこと。誰にって、頂次元の存在群。未来から意識だけ跳んできた『他人さん』は未来では僕の婚約者で、でも結婚前に死んじゃったから、未練を叶えにやってきたとかなんと
か。『他人さん』が望みを望みを叶えることで、神的な存在群の望む感じにバタフライエフェクトが起こるそうな。時空のひずみを観測したとかで政府から派遣されたと自らを語った胡散臭い女医さん曰く、破綻した人類史はそうやって調整されて存続してきたとか。へーそう。そうだったんだ。それでいいよ。本当だとしたら、僕はいつか誰かを好きになるし、それは『今を生きている現代の』『他人さん』なんだろうね。その人は大切にしようと思うよ。だけどさ、それは今じゃない。恋愛感情のない『誰か』より一緒に育った妹のが大事なわけ。嫌われててもね。無視されててもね。お兄ちゃんなの。だから早く未練とやらを叶えて出て行って、妹を返してって話だよ。で、具体的に未練って何だったの? 自称、『未来から来た婚約者だった』『他人さん』?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 11:48:04
2217文字
会話率:2%
現実とは別の世界であるバルティス、その中のナディアという国に住む歴史探訪が好きな女の子・ロリエは、自身が通う高校のすぐ近くにある、名前を知らない古びた建物をよく訪ねている。あるレポートの中間提出日、その建物に彼女の担任で、歴史学者でもある女
性・ウインリィを連れてきた時、バルティスの歴史や未来の歯車は、大きく揺れ動くことになる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-22 21:54:49
211313文字
会話率:49%
現代社会のひずみに巻き込まれて、たくさんの人が思い悩み、苦しみながら生きている。そんな彼らの前に謎の幼女が突然現れる。ときに厳しく、ときにやさしく、人を元気づけてくれる彼女にだれもが癒される。僕も書きながら癒されてます。ブックマーク、評価
、感想、レビューなどしていただけるとうれしいです。何卒よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 17:49:55
13595文字
会話率:44%