数十の王家が点在するザリング大陸。各々の王国ではそれぞれが一つの魔法形態を重んじ、それを独自に発展させることで和平の均衡を保っている。
ユトミス王国は水の魔法を重んじることで、数百年の繁栄を守ってきた。しかしこの国には、いずれ王家を亡ぼす
『呪いの子』が生まれるという古い言い伝えがあったのである。
水の魔法を尊ぶユトミスにおいて、火の魔術の才を持って生まれたサンドラは国中から『呪いの子』として謂れのない非難を受けて育ってきた。しかし、ユトミス王は彼を自らの姫の侍従として王宮で奉仕させることを決めた。
ユトミスの姫は、とある事情から城の中にある秘密の部屋での暮らしを余儀なくされていたのだ。
はぐれ魔導士は今日も秘密の部屋で、姫と自らの力を憂いている。
※タイトルが過去作のセルフオマージュとなっておりますが、直接的な関係はありません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 08:00:00
19057文字
会話率:50%
初めての連載作品『はぐれ魔導士は永久の夢をみる』を執筆して感じたことを纏めています。(もはや謝罪文)
最終更新:2019-02-09 18:41:57
706文字
会話率:25%
その昔、ヒトの形をし、周囲に災害をまき散らす存在がいた。人々は畏怖を込めてその存在を『神霊』と呼んだ。
一人の男は言う。
「神霊を殺す方法..? それはただ一つ。 圧倒的な火力だ」
ーーーーー『はぐれ魔導士は永久の夢をみる』サ
イドストーリー 第2弾折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 14:09:44
904文字
会話率:35%
今は亡き都跡。一人の男が眠りから覚める。愛すべき者たちは消え、変わり果てた世界で男は何を想い、生きるのか。これは旧き神話から繋がる物語。
-----『はぐれ魔導士は永久の夢をみる』開始前のストーリー『君へ緋色の花束を』、『緋色の花畑で亡き
友を偲ぶ』を短編にて掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 13:01:54
11528文字
会話率:35%