某国で、友人の下宿探しにくっついて行ったときに見てしまった、ちょっと変わった下宿屋がモデルの話です。現実には化け猫は居ませんでしたけど。
化け猫どもが居る「下宿屋」の間取りは、大体、モデルのままです。
描きたかったのはあの下宿屋の「奇
妙奇天烈な空気」と「それでいて柔らかくて静かな佇まい」です。そこに自分の作ったキャラクターをのせたら、どうなるかな、と思い、書き始めたものです。
大家が三匹(と言うか三種類?)の化け猫である下宿に、新入り下宿人がやってきた。彼はなんだか「ワケあり」な様子。でも化け猫どもは気にしない。下宿の珍妙な下宿人たちが繰り広げる、異国の不思議な毎日とは?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 20:54:44
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会話率:29%