病弱で病院生活のまま死んだ私は、そのままおぎゃあと新しい命を授かった。って、何か知らないけどここ異世界じゃない? まあいいや! 前世の記憶なんていらなかったけど、元気な体で生まれたんだから前はできなかったことをたくさんやるぞ!
辺境の貴族の
娘として育った私は、田舎者とだけでは説明できないくらいお転婆に育った。そして、六歳の頃、パパを訪ねてきたお客に、木苺を持ったままぶつかってしまって……。ええ? 陛下? 嘘でしょ、マジかー、やめてよそんな死亡フラグ!
怒られるかと思ったら、何だか陛下の様子はおかしくて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 20:38:29
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会話率:46%