時は現代。といってもかなりの田舎。
そんな集落では夏休みが始まっていた。
子供は川遊び。というかそれ以外することもないし、家にエアコンはもったいないって言われるしで、集落の子らで川で涼むのだ。
涼みつつ遊んでいるとなんか見慣
れない子が探し物をしているようなそぶりで川沿いを下ってきた。
ちょっと見慣れない子に好奇心の塊みたいな僕たちは話しかけてみることにした。
「君はどこの子? なにか探し物でもしているの?」
するとあの子は
「え、えっと、私はナナっていうの。 宝物をなくしちゃったから探しているの」
と、戸惑いつつも素直に答えてくれた。
割と田舎者に忌避感の強い人がうちの集落にはくるので返事が返ってくると思わず
「へー...」
と、そっけなく返してしまった。
「良ければ私一緒に探そうか?」
そんな中、一人の女子が言った。
「え、ありがとう...!」
ナナちゃんはほおを紅潮させそういった。
僕たちも夏休み。暇。川遊びそろそろ飽きた。こんな理由で一緒に探し物を探すことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 05:47:38
959文字
会話率:33%
「靴をなくしちゃったんだよ。」
雨のなか、公園の中央に裸足で立っていた彼女と、失くしてしまった靴を探しながら、ぼくたちは、なににだってなれる気がして、そして、どこにだって行けるような気がしていた。
ふたりのどこまでも小さな世界を描く、一時の
逃避行。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 12:23:33
20050文字
会話率:34%
生まれたときから一緒にいる、大好きなくまのぬいぐるみ。
左手のボタンを押すとおしゃべりするぬいぐるみ。
ある日、そのぬいぐるみをなくしちゃったら、ママがこんなことを言った。
「ぬいぐるみやおもちゃは、夜中にひとりで動き出すんだよ」
そんなわ
けない。そんなわけないけど、ちょっと怖くなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 02:52:43
2248文字
会話率:9%
仕事先で大事な物をなくしちゃった人の話です
最終更新:2020-12-29 00:59:35
2234文字
会話率:56%
ちーちゃんは片付けが嫌い。だからちーちゃんの部屋はいつも散らかっている。
ある日、ちーちゃんは友達のさっちゃんからビーズで出来たネックレスをもらいました。
さっちゃんからもらった大事なネックレスをなくしちゃったから、ちーちゃんは大騒ぎ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-05 16:12:37
3055文字
会話率:15%
誰しもが一度は経験のある「〇〇をなくしちゃった」
それが金銭的に価値があるかどうかは別として、大切なものほどなくすことが多いと思います。
これは財布を落としてしまった、ただそれだけのお話です。
最終更新:2017-04-03 09:25:19
5081文字
会話率:26%
悪知恵は持っているけど、ちょっとバカで生意気な女子中学生 若菜は、家で明日の体育の授業で使う柔道着を探すが、どうしても見つからないからさあ大変!柔道着を探すためだけに、ついに父や姉を巻き込むことに・・・。果たして、若菜の柔道着は見つかるのか
!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 21:41:02
3166文字
会話率:73%
結構散々な死に方をしたイザベラはこのRPGっぽい世界、二ルベルディングに前世の記憶を持って生まれた。しかしこの世界はあるとんでもない問題を抱えていたのだ。それは---とんでもない魔法依存社会だったのである。
魔法ばかりがありがたがられる世界
で、イザベラは決めた。「この社会を何とか…できなくてもとりあえずは私のせいで職をなくしちゃったこの子たちを何とか幸せにしよう」、と。
魔法は使えないが最高の攻撃力と体力を持つ家出女子・イザベラと、魔法は使えないが最高の防御力を持つ竜の子・ハーディと、魔法は使えないが最高の射撃力を持つ魔王の子・ティベルの3人が、ここがRPGではなく乙女ゲームの世界だと知らないままでヒロインや攻略対象者たちや学園を襲う魔物その他を打ちのめす話。
*少し投稿から遠ざかってしまったためリハビリも兼ねて。文章をためて投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-11 23:36:29
4766文字
会話率:12%