瑠衣は時折、自分の所持品にでも触れる様に、私に触れることがある。
例えば今の様に、注意深く、何かを観察する様に。
砂漠の様だ。どれだけ触れても乾燥している。
どうでも良かったから最後までこうなった。反面、大切な部分は未だに大切にしているよ
。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
R15入れときますね。
一応、誤魔化してるので、不必要かも知れませんが、念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 18:03:48
837文字
会話率:42%
僕、坂月康太には小学生の頃からライバルだった女の子がいる。
左文字姫子、同じサ行だから隣の席になる事が多い女の子だ。
テストの度に点数を競い、そして負けて悔しがる。
負けた時の姫子を見ると、なぜだかちょっとだけ愉悦に浸る自分がいた。
僕はク
ズなのかもしれない。
小学校、中学校とずっと勝ち続けてきた僕に対し、姫子は言い放った。
「大嫌いなので、近寄らないでもらえますか」
とても丁寧に、とても静かに、とても破壊力を秘めたその言葉。
言葉通り、僕は姫子との距離を取り続けていたのだけど……。
高校に進学すると、中学から同じなのは姫子だけ。
無駄に成績の良かった僕達に、昔の連中は付いてくることが出来なかったんだ。
「中学の時のことは忘れて、また勝負して欲しい」
姫子からのお願い。
「勝負だから、勝った方の言うことを何でも聞くってルールを追加したい」
また同じクラスになって席が隣になってしまったから、無理にでも僕から逃げたいのか。
中学の時はそれに素直に応じた。
でも、裏を返せば僕が勝ち続ける限り姫子は僕から逃げられなくなる。
それに気づいた僕は、彼女との点数勝負を受ける事になった。
彼女の言葉の全てが、裏返しの意味だとは気づかずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 09:16:57
8141文字
会話率:26%
「残念だが彼とは婚約解消してほしい。娘が彼と結婚したいらしいんだ。」
ルナ・グリーンが幼い頃から婚約していた名門モーガン家のチェスターには、従姉のイブリンが嫁ぐこととなった。ルナは海難事故で両親を失ってからというもの、親戚のグリフィス家
で引き取られて冷遇され、働きながら居候していた。
「もうチェスター様とは金輪際お話ししないでくださる?」
グリフィス家の令嬢イブリンから突然そう告げられると、婚約は即日解消となった。
その日ルナ宛に、とても丁寧に封蝋がされていた便せんが屋敷に届いた。そこには、不思議なことにこう書かれていた。
「助けて!今、川で溺れています!」
ルナは急いで川へと向かうと、手紙の通りに瀕死のイケメン(オリヴァー)を発見し、何とか命を救うことができた。100年前からやってきた公爵オリヴァー・モーガンはルナを溺愛するようになったが、幸せな3日間が経った時に、過去から現在に来た目的を思い出し…。
※ハッピーエンドのラブストーリーです
※タイトルは今後変更するかもしれません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 07:15:09
46186文字
会話率:51%