八頭(やず) 真琴(まこと)は父の手伝いで、かなり特殊で怪しい本屋の店番を任されていた。
ある夏休みの朝、その特殊な……具体的に身も蓋もない言い方をすれば、そのエロ本屋は異世界へと辿り着く。急に人語を喋り出す看板猫。ふらりと来店する血だ
らけの豚亜人(オーク)たち。真琴が非日常を受け入れられない中、オークたちはエロ本に種族の尊厳を見出す……。そんな異世界に持ち込んだらイケナイような日本の奥深いエロ本が、とある世界を変えて行くお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-28 20:20:21
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会話率:43%