目を覚ますと、俺の視界に現れたのは見た記憶の無い女の子。
「おはよう。」
思わず頭をポンポンと触ってしまったが、嫌がる様子もない。
女の子は部屋の隅にある観葉植物を指さしてマナの木だと言い、育てて欲しいから私の世界に来て欲しいとの
こと。
実家から盗ん・・・持ってきた観葉植物が異世界のモノだとは流石に信じられないが、既に目の前の異変すら理解を超えている。
俺の家庭環境はとても悪く、一人暮らしをしてからも長く付き合っていた恋人にはフラれ、38歳になってしまった。
「後顧の憂いもないしな。」
今の生活に魅力は無く、今後の人生も薔薇色になる予定はない。異世界というのは俺がプレイしたビデオゲームのように魔法が存在するようだが、ちゃんと生活できるのか?
通貨は?
言語は?
衣食住は?
神さま・・・?
元の世界に戻れないの!?
それでも俺は行くことにした。何しろゲームのような幻想世界にはそれなりに興味は有ったからだ。行けるのならそれはもう幻想ではない。
詳しく話を聞けば更に興味は湧く。
結婚する為に溜めていた貯金を全て引き出し、色々と準備を終えると、いよいよとなった。
「おおおお・・・。」
辿り着いた異世界は大小幾つもの戦いが続く、予想以上に生きていくのが大変な世界だった―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 00:00:00
1788190文字
会話率:62%
見知らぬ場所で目覚めた主人公。最初はサプライズ企画と思っていたが実は異世界。命を懸けるのは怖いので荷揚げ屋として生活。街を護る(自分が生き残る)為、嫌々冒険者となり恐竜に似た魔物を仲間と共に倒す。異世界で保護した少女二人と共に生きる覚悟を
して、ヒロインにお仕置きを受けつつ槍を修行中。荷揚げ屋生活で現れた巨乳獣人ライバル達と共に強制的に旅に出る羽目になり異世界を実感して……
2019/05/09第6部分「異世界初の買い物」まで改稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 19:00:00
1040645文字
会話率:28%
家の事情で、中卒後すぐに、大阪の飲食店で働く主人公富上ハルは、ある日帰宅途中に異世界へ。
行った先で勇者ですと言われますが、ただの料理人ですか?
異世界とか言われてもよくわからんし!
腕一本で世界を料理する?
最終更新:2019-12-01 12:11:12
33579文字
会話率:26%
タイちゃんはアタシに何かって言うとキスをする。彼女じゃないのにヘンだよ? 意地悪美形獣系男VS遅咲小動物系女子のちょいH胸キュン恋愛ハッピーエンド小説です。ちょっと意地悪なお坊ちゃまと平凡なようで非凡な女のコの甘いようで甘くない日々が
綴られています。近すぎて気付かなかった恋心を乙女が自覚する瞬間は、素敵なドラマが生まれてくれる…はず? 女のコ視点でおおくりいたします。 ※大地と月の約束シリーズ1 ※本編終了後にブログ未掲載のオマケ番外掲載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-30 17:30:04
29064文字
会話率:18%