社交界で『稀代の歌姫』の名で知られ、王太子の婚約者でもあったエリーヌ・ブランシェ。
皆の憧れの的だった彼女はある夜会の日、親友で同じ歌手だったロラに嫉妬され、彼女の陰謀で歌声を失った──
ロラに婚約者も奪われ、歌声も失い、さらに冤罪をかけ
られて牢屋に入れられる。
そして王太子の命によりエリーヌは、『毒公爵』と悪名高いアンリ・エマニュエル公爵のもとへと嫁ぐことになる。
仕事を理由に初日の挨拶もすっぽかされるエリーヌ。
婚約者を失ったばかりだったため、そっと夫を支えていけばいい、愛されなくてもそれで構わない。
エリーヌはそう思っていたのに……。
翌日廊下で会った後にアンリの態度が急変!!
「この娘は誰だ?」
「アンリ様の奥様、エリーヌ様でございます」
「僕は、結婚したのか?」
側近の言葉も仕事に夢中で聞き流してしまっていたアンリは、自分が結婚したことに気づいていなかった。
自分にこんなにも魅力的で可愛い奥さんが出来たことを知り、アンリの溺愛と好き好き攻撃が止まらなくなり──?!
■恋愛に初々しい夫婦の溺愛甘々シンデレラストーリー。
親友に騙されて恋人を奪われたエリーヌが、政略結婚をきっかけにベタ甘に溺愛されて幸せになるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 16:24:47
75797文字
会話率:46%
一年最後の日にデートを約束したのに、ジュールズはやってこない。一時間半待ったけれどとうとう現れなかった。
背筋が続々するし、帰ってベッドに入ると熱がどんどん上がっていき、呼吸が苦しくなった。
最終更新:2023-12-31 00:00:00
2568文字
会話率:20%
短編を好きに書きたいが為にそれを内包した世界を拵えてしまおうと思い立って生まれた作品です。
鶏が先か卵が先かは分かりませんが、幼馴染みに約束をすっぽかされる度に行きつけの駄菓子屋に通うちょっと不幸な青年がクジで当たる小冊子を楽しみに日々過
ごしていると言った具合で物語を綴っていきます。
筆者的には小冊子(短編)が主題ですが、大筋の僕の恋愛模様もまた、うまく書けたらいいなと考えています。
他の作品の合間にでも目に留めていただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-20 18:11:29
2963文字
会話率:20%
いつも七夕のデートをすっぽかされるあたし。悔しいから仕事を入れてやったわ。だけど、その仕事場でドンデン返しがあるとは。嬉しい誤算にあたしはちょっぴり、いやいや、とっても嬉しかったの。宇宙定期航路のハイパードライブエンジニアの恋の行方を七夕の
ストーリーを織り交ぜながら綴るスペースオペラ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-07 03:52:12
5718文字
会話率:46%
その日花咲く恋もあれば、
すっぽかされる恋もある。
最終更新:2010-10-22 20:28:08
4035文字
会話率:28%