江戸を北上した宗司《そうし》は里村で噂を聞く。
「ええ、あすこには鬼子が住み着いてるのさ」
「角の生えた鬼さ、人喰いさ」
頭に編笠、腰には刀。
彼はその晩、噂の林を訪れる。
※『真夏のリハビリ企画』参加作品です。
最終更新:2017-08-03 23:40:57
2963文字
会話率:21%
『見積、じゅんさい、ブートニア』
この三つのキーワードからどんな物語ができるのか、ご自分で想像してから、本編をお楽しみください。
【予告】
水の国アクエルカの片隅で、陰謀と謀略に彩られた黒い「見積」を立てる者がいた。
国王の信頼が厚
いだけでは飽き足らず、宰相ゴディバはクーデターを起こす。
視察行事のため「じゅんさい」農園を訪れていた、王位継承権第二位の王子だけが戦禍をのがれ、一人国の奪還を心に誓う。
その王子の名は、「ブートニア」!
『見積、じゅんさい、ブートニア』、お楽しみに。
(この予告は、本編と全く関係ないことがあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-08 10:00:00
5732文字
会話率:44%