誰よりも安泰を望む高校一年、石川サンエモン。
彼は安泰を望むあまり、ダンジョン探索科を持つ唯一の学園というワケのわからない学校に推薦入学を果たす。
というのも彼は、“先祖が見たものが文字情報として視界に浮かんでくる”というダンジョン産の宝
物を継承していた。
しかも、先祖の中にはダンジョンの踏破者もいた。
結果、サンエモンの視界には膨大な攻略情報が降り注ぐ。
それにより、本来ならば無双できる環境だった。
……が、彼はあえてポンコツを演じた。
理由はただひとつ。無双すれば本物のダンジョンに行かされるから!
本物のダンジョンにさえ行かなければ、奨学金に生活費、それにピカピカの寮といった天国を満喫できた。
そんなわけで、他の探索者が人類滅亡阻止のためS級の宝物を探している間も、サンエモンは追試に追われる日々を謳歌していた。
が、ついにしびれを切らした理事長に呼び出され……。
「石川君、そろそろ本気を出していただけませんか?」
「善処します!」(ケツ汗)
果たしてサンエモンは、高校三年間を安泰に過ごせるのか!?
往年の学園ファンタジー×現代ダンジョン、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 19:02:13
217969文字
会話率:41%
造物主によってつくられた、天界・人間界・魔界。
天界には、聖気を糧に生きる天使が棲み、魔界には瘴気を糧に生きる魔族が棲む。天使も魔族も、その性質のせいで互いの世界に踏み込むことが出来ない。
相容れぬ存在である二者は、人間界を挟んで双方
にらみ合い、気の遠くなるような年月が過ぎ――現世。
しびれを切らした天使が中立だったはずの人間に力を分け与え、己らの代理として魔界へ攻め入るように命じた。
その中でも、第一位階の正天使の加護を賜った人間を、特に『勇者』と呼んで、人間は何度も天使の加護を賜った者たちと一緒に魔界へと向かわせた。
勇者パーティーの最終目的は、魔族の頂点に君臨する、『魔王』の討伐。
しかし、何度挑んでも魔族たちの抵抗は凄まじく、魔王討伐が成功した試しはなかった。
歴史的偉業を成し遂げるため、より強力な勇者パーティーを作ろうと創立されたのが、聖騎士要請学園。
天使の加護を賜った子供らを貴賤なく集め、英才教育を施すその学園に、三人の子供が通っていた。
歴代でも目を見張るほどの素質を持った次代の勇者候補、少年シグルト。
人懐っこく愛嬌のある、慈愛の天使の加護を賜る少女マナリーア。
誰もが認める優秀さと天使のような心根を持つが、病弱故に勇者候補になることが出来ない、美少女アリアネル。
同じ学び舎で同じ目標を掲げて切磋琢磨する親友三人だが、それぞれ、互いに打ち明けられぬ事情があった。
「あ~ぁ……魔王様《パパ》、早く帰ってきてくれないかなぁ」
最も大きな秘密を抱えているのは、病弱少女・アリアネル。
ひょんなことから赤子の時に魔王に拾われた彼女は、魔界で魔族によって育てられ、人間たちの魔王討伐の歴史に終止符を打つため、勇者育成の学園に素性を隠して通っていた。
これは、種族を超えた親子の”愛”の物語――
※カクヨム様にも掲載しています。
※このお話はフィクションです。実在する人物や宗教、団体とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 00:05:05
1209755文字
会話率:43%
高校生の五味修人は、推しのサイン会に向かう途中でトラックに轢かれそうになる。倒れていたところを、推しに似た少女に助けられるが、目当てのサイン会は中止されてしまう。
意気消沈し帰宅する五味の前に、推しの川村潤香が現れ、五味を助けた本人だと告げ
る。そのせいで迷子になり、事務所をクビになったと主張する。社宅も失い、修人の家に泊めるよう強要する潤香。しびれをきらし、死神の姿になる。
黒いローブ、大鎌、ドクロの顔……。彼女の本当の姿を目撃した五味は急激に蛙化するが、本人にも秘密があって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 02:10:00
29018文字
会話率:66%
貴族の学園に通う公爵令嬢のネモフィラは第一王子の婚約者。そんな彼女を悩ませるのはある男爵令嬢の存在だった。
その男爵令嬢は第一王子をはじめ、側近や第二王子とともに行動しその距離が貴族として不適切なもので注意をするも、理解できない反論を
され、いつの間にか来ていた婚約者に叱られてしまう始末。それは仲の良い友人たちも同じようで・・・
しびれを切らした第二王子の婚約者アイリスが見つけた、占いも行う薬屋に友人たちと行くことになったネモフィラは衝撃的なことを言われる。
乙女ゲームの世界に転生したヒロインが逆ハーレムを築き無双するなか、万策尽きた6人の令嬢たちにもし、お助けキャラがいて、各々の望む未来に導いてもらえたらどうなるか着想したお話です。
魔女は転生者ではありません。
別視点多数あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 18:00:00
8399文字
会話率:39%
ある日俺(ヤクモ)は突然パーティーを追放されてしまう。
「お前との契約は打ち切りだ──。本日をもってパーティーを追放する」
「…は? ん?」
俺のスキルはいわゆる外れスキルで能力では役に立てなかったが荷物持ちとして2年間貢献してきたと
思っていた。
しかし俺が入る前からAランク冒険者だった彼らは俺のことを荷物持ち以下のゴミだと思っており、しびれを切らしたのか俺を追放した。
――――――――――――――――――――――
「はぁ、これからどうしようか…」
追放された後のヤクモの冒険者ライフ!どういう展開になっていくのか、お楽しみに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 15:10:00
8542文字
会話率:30%
まぁ、王子どころか廃太子になりそうですけど。
それは、覚悟のうちでしたよね?
百年の恋も冷める瞬間とは、いったいどんな瞬間でしょうか。
私の場合は、婚約者と知らない女が、裸で寝ているところを見た瞬間でしょうか。
私の名前は、ナターシャ
・アウルムメタール。
国を支える御三家の一つ、アウルムメタール侯爵家の娘。
ダイヤモンド鉱山や金鉱を持った我が一族は、莫大な富を有しております。
婚約者に朝食をともにしようと、誘われたのはいいのですが、いつまで経っても、朝食の席に現れない婚約者にしびれを切らして、部屋に入ってみれば、裸で寝ている婚約者と男爵令嬢の姿がありました。
このまま叫んで、婚約破棄を訴えても良いのですが、さすがに王太子ともあろうお方。
そんなことをすれば、王族の支持率が、爆下がりしてしまうことでしょう。
そんなわけで、私は、穏便に事を済ませようと、浮気の証拠を集めて、陛下に突きつけ、婚約解消をしてもらおうと、コツコツ証拠集めに精を出しておりました。
そんな時、留学していた隣国から、第2王子が帰ってこられました。
結局、王太子は、廃太子になり、借金と浮気女を両手に抱えて、平民の生活を送ることになったしまったようです。
だから、穏便に済ませてあげようと思いましたのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 16:27:56
36873文字
会話率:45%
喧嘩中の兄妹、永遠と愛、夢を諦めた兄と将来有望な妹はたった一度きりの喧嘩に疎遠になっていた。そんな一年にも及ぶ兄弟喧嘩の末、しびれを切らした妹の起点により、両者がゲームに閉じ込められる今世紀最大の事件に巻き込まれる事なる。シスコン兄そして
、ブラコン妹はそんな大事件の中、仲直りできるのか?そんなお話です。
*注意、作者は日本語うろ覚えの元日本在住の外国人です。何らかのミスがあった場合優しく指摘してください*
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 06:33:07
31275文字
会話率:54%
一学期も終わりに近づいた高校生活。
小林良介は物静かで天然な小柄な彼女と他人が羨むような日々を送っていた。少なくとも彼本人は本気でそう思っていたのだ。
夏休みも目前に、これからの恋人との甘い生活の手始めに夏祭りにデートへと出かける。
屋台
に花火とありきたりだが幸せな時間を過ごす良介。
その最中、トイレに行きたいと一人離れる恋人にこんな待ち時間も恋人の特権と余裕を見せるも、いつまでも帰ってこない事にしびれを切らして探しに行く。
やがて人込みの離れた林の中へと足を踏み入れて行くが、そこで受け入れがたい光景を目にする。
見知らぬ男と唇を重ねる恋人。
思わず逃げ出す良介は、絶望感に苦しむ。
幸せが反転して傷心する彼は、幼い頃に離れ離れになった少女と偶然にも再開。恋人、だと思っていた人物とは正反対に明るいその少女――山司彩美との久しぶりの会話に癒しを感じた良介は、過去の恋愛を吹っ切る決意を固める。
果たして良介は、新しい恋を掴む事が出来るのか?
そして、不貞の恋人――晴空ちかりの本性とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 07:10:00
60161文字
会話率:34%
正座は「正しい」すわりかた。
最終更新:2024-11-05 07:00:00
305文字
会話率:0%
高校生の冬弥(とうや)は同級生の春真(はるま)に告白をした。翌日、返事をくれるといった彼は、それを告げることもなく、いなくなってしまったのだ――
次の夏。ある日突然に現れた春真。
首を捻る彼に、今度こそ、失敗しないと心に決める冬弥。彼がい
なくなる前と同じ、楽しい日々を過ごしつつも、肝心なところには触れることのできないふたり。
ある時、冬弥はしびれを切らして彼に詰め寄った。
「自分とは恋人になれないのか。その気がないなら優しくしないでほしい。」
それを聞いて、彼が言った答えとは
これはとある夏から春の日々のこと。
生者と死者の恋の話。
※以前出していたものですが、ストーリーを変更したので改訂版を出しました。今後はこちらで連載していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 02:56:35
18098文字
会話率:30%
むかしむかしあるところに。
王さまと美しいお妃さまと、その娘がおりました。
そう、それは過去の話。
姫には過酷な運命が待ち受けていたのです。
……魔法の鏡は、この物語を俯瞰して何度も何度も見てきました。
いつもの面々が見当たらないので、ハラ
ハラしていたのもあり、見慣れぬストーリー展開にしびれを切らした彼は。
『……今回はわたしが姫を守るべきなんじゃね?』
継母から姫を守る『騎士』になりたい魔法の鏡と、薄幸の美少女を地で行く『姫』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 06:00:00
2457文字
会話率:38%
人生色々と終わってしまっていたアラサー女子、原宮千鶴。過労死でほんとに人生終わってしまった!なんか神様的な奴が私を異世界の王国の王女様にしてくれて、平和な王女ライフを過ごしていたけど、ありがち展開なモンスター&魔王襲来!半年間勇者を待つも、
来ず!しびれを切らした私は、お試し感覚で聖剣抜いてみたらほんとに聖剣抜けちゃって!?姫兼勇者の千鶴基、チズが送る、転生お姫様の冒険物語、始まり始まり!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 22:16:27
8004文字
会話率:82%
あることがきっかけで何もかもがどうでも良くなり、ぐうたらニートへと化した元優等生の勇吾。そんな彼は突然、異世界の“伝説の剣”に転生してしまう。
ま、動かなくていいなんてラッキー♪とすぐさま開き直った彼。さっそく寝ようとしたとき、魔王を倒す
ために伝説の剣を取りに、イケメン最強チートスキル持ち勇者・ソラが現れる!
――が。
なんとソラも、勇吾を上回るぐうたらなのであった!!!
「この剣抜いたらそれこそもう本当に魔王倒しに行かなきゃなのか〜。めんどー。抜くのやめよっかなぁ」
いつまでも剣を抜かないソラに、しびれを切らした勇吾はつい怒鳴ってしまう。
「おい! ここまで来たら抜けよ!?」
「は?」
ぐうたら✕ぐうたらコンビ、ここに結成!?
勇吾とソラは冒険を通し、成長するのか?しないのか?しないのか?しないのか?!
※ネット小説大賞の応募作品です
※こちらの作品、「カクヨム」にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:29:59
7320文字
会話率:38%
「新人騎士レン少尉」は、魔物との戦いで捕まってしまい、目覚めた時には奇妙な灰色の部屋にいた。
装備は全てなくなり、病院着のようなローブを着ているだけで、視界はぼやけ、手足はしびれてまともに動かない状態。しかし、レンは自分が初級魔法を使えるよ
うになっていることに気付く。この初級魔法を使って灰色の部屋の外を探ると、なんとここは魔物がうろつく迷宮の中だったのだ。
「このまま、この灰色の部屋にいては、魔物に殺されてしまう!」
レンは、初級魔法をたよりに迷宮の出口を探すために灰色の部屋を出たものの、あっさりと魔物に追いつめられてしまう。
手近な部屋に逃げ込むと、そこにいたのは牢屋に閉じ込められた巨人だった。
巨人は敵か味方か?この迷宮は何なのか?なぜ、レンは魔法を使えるようになったのか?
レンの迷宮脱出の大冒険が今始まる。
この小説は全十七話で、投稿予約済です。完結保証。
初日は三話、二日目以降は毎日午後六時に更新します。
AIイラストによる挿絵付き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 13:29:21
43021文字
会話率:23%
15歳になっても魔法が使えないライモンド・スティモスは、しびれを切らした家から奴隷商に売られてしまう。だが運ばれている最中、魔人ダクに助けられ、彼の屋敷で暮らすことに。
魔人と人間では、上手くいかないのではないか。どうして自分を拾ったのか
。色々な不安は残るが、ダクはちゃんとライモンドを受け入れて・・・。
闇の力が強い魔人(?)×魔力の無い少年折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 20:18:19
7094文字
会話率:53%
俺の彼女である美紀(みき)は、とってもポンコツな女子高生。学校で神聖化されている分疲れるのか、プライベートでは電池が完全に切れてしまっている。
ある日日曜大工に呼び出された俺は、作業のほぼ全てをやらされる羽目になった。美紀はベンチで休
憩してばかり。美紀の家で作業をしてるって言うのに、何もしてくれない。
しびれを切らして作業を手伝うように指示して、ようやく美紀は働き始めてくれた。でも、その弊害でとある事件が……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 14:51:52
1822文字
会話率:43%
人はなぜ、自分がされたことを…、他人にも、してしまうのだろうか…
最終更新:2023-07-20 20:00:00
758文字
会話率:18%
魔王ルシフェルが支配する、とある異世界。
この世界を魔王から救うため、転生勇者が立ち上がった。 ――そう、何人も・・・・・・。
時に魔王の王宮は、今日も勇者の襲撃を受けていた。「また勇者か!」しびれを切らした魔王ルシフェルがこれを迎
え撃とうとした時、最強サクバスのミィーリィーが現れ、魔王に代わってエセ勇者を打ち取った。
しかし次々とこの世界に現れる自称勇者たちは一体何者なのか、賢者ベルゼの占いにより、それは異世界「ニーポン」から転生・転移してくる者たちであることが判明する。
この状況を許せば、いつか「ニーポン」から真の勇者がこの世界に転生し、魔王軍を攻めて来るに違いない。それを阻止すべく、妖艶な淫魔サクバスのミィーリィーが、現代「ニーポン」への異世界転移を申し出る。
「ニーポン」への転移に成功したミィーリィーは、真の勇者「サイトウ タクヤ」を見つけ出し、その異世界転生を阻止することが出来るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 12:57:33
51567文字
会話率:54%
地球人の探査船が、ある惑星に到達する。その惑星の周囲には人工衛星があり、文明人がいるはずなのに、応答がない。しびれを切らした地球人達は惑星に降下するのだが……。
最終更新:2023-03-30 18:49:00
4540文字
会話率:22%
魔王城での最終決戦、勇者ティナは史上最強の魔王リカリナを追い詰めることに成功する。
魔王リカリナは、ずっと疑問に抱いていたことがある。
「この世界、女しかいない」
勇者は魔王リカリナが話す転生先の世界に魅力を感じてしまう。
本では見たことが
あった。
でも、男なんて創作物だと思っていたから、最終決戦にも関わらず、異世界転生という言葉に強く惹かれてしまう。
魔王リカリナは、勇者ティナが中々とどめを刺さないことにしびれを切らして、
勇者ともども、消滅する魔法をかけてしまう。
きっと、転生先で「王子に求婚される令嬢で、ゆるゆると、ときめきの転生ライフ」が待っていると信じて。
しかし、2人が転移した先は秋葉原のコンカフェの面接会場だった。
※この作品は、カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 20:09:24
121543文字
会話率:59%