ぶいなろっ!!は株式会社ファイナルプロジェクトが運営する女性VTuber事務所。そこに所属する六期生VTuberのガブリエール・ソレイユは初配信開始から三分で前世バレすると言う伝説を作ってしまった。それから約一年後、チャンネル登録者数百万
人を越える人気VTuberとなっていたガブリエールであったが、前世の無名時代から彼女を支えてきたリスナーワンユウとの距離感は相変わらず近いままであった。困惑するワンユウと人気上昇しながら彼との距離をさらに近づけていくガブリエール。この物語はそんな天然天使VTuberガブリエールといちリスナーのワンユウを中心に巻き起こるラブコメ配信物語である。
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
文中では◇の後は主人公の一人称と三人称に地の文が変化します。
この作品はカクヨム様、ノベルアップ+様でも配信しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:38:36
450327文字
会話率:43%
ロボットオタクの白河光樹が現在夢中になっているのは、ファンタジー系ロボットシミュレーションRPG『竜機大戦ヴァンフレア』。
このゲームは装機兵と呼ばれる西洋甲冑を模した巨大人型ロボットを操り、敵対勢力と戦うというものである。一時期話題に
なったが、様々な理由で低評価を受けた所謂クソゲーであった。
その後、開発陣は追加のデータを無料ダウンロードで配布するという対応を行う。
この追加ダウンロードで特に注目されたのはフリーシナリオで、プレイヤーが作成したアバターをひたすら強化していくという育成の楽しみができた。さらに様々な装機兵を購入しアバターを乗せることが可能。
だが、ここで新たな問題が発生する。何とこのフリーシナリオでは肝心の竜機兵には乗れないというのだ。
竜機兵とは、この作品のタイトルにもなっている四機の強力な装機兵のことだ。その圧倒的な性能、他の機体とは一線を画する優美なデザインから高い評価を受けている。
フリーシナリオが導入された時は皆、自分の育て上げたアバターをいつか竜機兵に乗せて活躍させることを夢見ていた。だが、ここに来てアバターは竜機兵に乗れないという事実が発覚したのだ。
そして二ヶ月後、再び追加ダウンロードが行われる。その内容は、アバターでも搭乗可能な五体目の竜機兵<サイフィード>の導入というものであった。
四機の竜機兵にも劣らない、純白の美しくも雄々しい機体デザインはプレイヤーの心を鷲掴み。しかも、今回の追加内容はこれだけではなかった。今まで、フリーシナリオでしか使用できなかったアバターがストーリーモードで使用できるというのだ。おまけに<サイフィード>もストーリーモードで使えるという神展開。
そして、このダウンロードを終えてゲームスタートというところで彼の意識は途絶えてしまう。次に目が覚めたのは、とてもリアルな感覚のゲーム内の世界だった。
目覚めた彼の目の前には『竜機大戦』の世界に自分が転生し、元の世界には帰れないというメッセージがあった。
これにより、彼は自分で育て上げたアバター、ハルト・シュガーバインとなり竜機兵<サイフィード>を駆り戦いに身を投じる。
だが彼はまだ知らない。この世界が彼の知るゲーム世界とは既に別ものになっていることを――。
この作品は、カクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 17:36:38
931844文字
会話率:42%
ファンタジー系ロボットシミュレーションRPG『竜機大戦ヴァンフレア』。
このゲームは装機兵と呼ばれる西洋甲冑を模した巨大人型ロボットを操り、敵対勢力と戦うというものである。だが、あまりにも難易度が高かったため厳しい評価を受けていた。その
後、開発陣は追加のデータを無料ダウンロードで配布するという対応を行う。
この追加ダウンロードで特に注目されたのはフリーシナリオで、プレイヤーが作成したアバターをひたすら強化していくという育成の楽しみができた。さらに様々な装機兵を購入しアバターを乗せることが可能。
だが、ここで新たな問題が発生する。それはこのフリーシナリオでは肝心の竜機兵には乗れないというものだった。
竜機兵とは、この作品のタイトルにもなっている四機の強力な装機兵のことだ。その圧倒的な性能、他の機体とは一線を画する優美なデザインから高い評価をユーザーから受けている。フリーシナリオが導入された時は皆、自分の育て上げたアバターをいつか竜機兵に乗せて活躍させることを夢見ていたが、ここに来てアバターは竜機兵に乗れないという事実が発覚したのである。
そして二ヶ月後、再び大規模な追加ダウンロードが行われる。その追加項目の目玉としてアバターでも搭乗可能な五体目の竜機兵<サイフィード>の導入というものがあった。さらに、フリーシナリオでしか使用できなかったアバターがストーリーモードで使用できるという。
ロボット好きの主人公、白河光樹はこのダウンロードを終えてゲームをスタートした瞬間に意識が途絶えてしまう。目が覚めた時、彼はゲーム内の世界に転生していた。
こうして彼は自分で育て上げたアバター、ハルト・シュガーバインとなり竜機兵<サイフィード>を駆り戦いに身を投じることになる。
だが彼はまだ知らない。この世界が自分の知るゲーム世界とは既に別ものになっていることを――。
本作はバンダナコミック賞応募用のシナリオ作品になります。
竜機兵物語~難易度ベリーハードのシミュレーションRPGの世界に転生しましたが、鍛え上げたアバターと専用機で無双します~のタイトルで本編投稿も行っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 01:32:29
9813文字
会話率:32%
異世界「ルメイナ」で目を覚ました白石尚也は、自分が転生したのだと理解する。
彼の身体には“最適化”と呼ばれる特殊な処理が施され、若く健やかな肉体を与えられていた。
この世界には、「詠動」と呼ばれる、魔法にも似た高度な技術体系が存在し、あら
ゆる現象を“思考”によって制御していた。
その運用には、専門的な知識と冷静な判断力が求められる。
地球でITシステムの運用と管理に携わっていた白石のスキルは、この詠動の運用において“少し”だけ通用した。
次々に起こる問題に対し、白石は持ち前の“やる気のなさ”と“経験”と“論理的な思考”で対応していく。
そして次第に、この世界の構造、詠動の本質、さらには自らが転生した意味へと迫っていく。
秩序と混沌のはざまで揺れるルメイナ。
彼を狙う勢力たち。
その選択ひとつが、やがて世界の行方を左右する。
---------------------------
文章構成はAIにサポートを依頼。物語は自前で製作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:23:19
21510文字
会話率:35%
過労死した黒崎悠斗は、気がつくとダークファンタジー世界に転生していた。
しかし、喜びも束の間。付与されたスキルは「不死身の肉体」。死にたいのに死ねない、という矛盾した状況に絶望する。
死に場所を探してさまよう悠斗の前に現れたのは、銀髪紅眼
の死神少女・ルナリア。
「不死身ということは、永遠に一緒にいられるということでしょう?」
死を求める悠斗と、その悠斗に執着する死神。そんな奇妙な関係が始まる。
続いて出会うのは、吸血姫カーミラ。悠斗の特別な血に魅了された彼女は、勝手に「血の契約」を結んでしまう。
「もうあなたの血じゃないと満足できない体になっちゃった。責任、取ってくれるでしょう?」
さらに、呪われし魔女セレナ、戦乙女ブリュンヒルデ——。
どういうわけか、悠斗は次々と個性的な少女たちに愛されていく。
しかも全員、愛情表現が少々(かなり)重たい、いわゆる「ヤンデレ」だった。
「俺はただ、死にたいだけなのに……」
死を求める主人公と、彼を愛するがゆえに生かそうとする4人のヤンデレヒロインたち。
果たして悠斗は、自分が生きる意味を見つけることができるのか?
無害だけど重たい愛に囲まれる、異色のダークファンタジー・ラブコメディ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:18:18
59301文字
会話率:51%
過労死したデータサイエンティスト・結城蒼真は、異世界「ルミナリア」に転生した。
「特典として、一つだけスキルを授けましょう」
そんな神様の申し出に、蒼真は前世のスキルを活かした能力を選ぶ。
「データ分析が得意だったので、その辺りを活かせるも
のを」
こうして彼が手に入れたのは【完全把握】。対象のあらゆる情報を数値化し、危険も予測できる特殊能力だった。
冒険者ギルドで、蒼真は一人の少女を見つける。
「私一人で森熊を倒してみせます!」
そう豪語する銀髪の騎士見習い・エリスの頭上には、赤い警告文が浮かんでいた。
【危険予測:3日後、致命傷確率87%】
「俺も一緒に行かせてもらえませんか?」
こうして蒼真は、自分の予知能力を隠しながら少女を助ける旅に出る。
森熊討伐を無事成功させたものの、エリスの危険予測は消えない。真の危機は2日後に迫った騎士団入試だった。そして試験会場で彼女を待ち受けていたのは...。
天才魔法使いミーナ、謎の暗殺者リン、聖女候補フィーナ。次々と危険にさらされる少女たちを助けていくうちに、蒼真は世界の真の危機に気付く。
「虚無の使徒」と呼ばれる存在が世界を滅ぼそうとしている。データアナリストだった前世の知識と【完全把握】スキルを駆使して、蒼真は彼女たちを守れるのか?
そして、なぜ彼の周囲にばかり危機が訪れるのか──。
過労死から始まる新生活。
数値化された世界で、蒼真が守るものは──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 07:32:16
4759文字
会話率:43%
群馬県の中学校に通う手塚傑。今年で中学3年生になる傑だが、一年生の時にしてしまった、ある行動によって、全校生徒から嫌われていた。4月になって新学期だというのに、学校に行くのが憂鬱になっていた。
新しいクラスに向かうと、傑と一緒になった
クラスメイトは陰口を言い出した。そんな事に慣れている傑だったが、心の中では凹みながら席に座る。席の隣は、同じバスケ部で女子のエース、西野めぐみだった。
全国に出るほどの実力を持ちながら、身長も高くて可愛く、人気が高い女の子。学校の裏掲示板では圧倒的1位を誇るマドンナだった。
全校集会で、新任の先生が学校にやってきた。名前は西野優子。若い先生で、綺麗でナイスバディだった。そんな西野先生は、男子バスケ部の新しい顧問にもなるようだった。
男子バスケ部といっても、3年生がたった5人しかいない、地区予選1回戦敗退の部活だった。
女子バスケ部と恒例の練習試合をする事になった。男子バスケ部が少な過ぎて部員同士で試合が出来ない。弱過ぎて練習試合する中学校も見つからない為、女子バスケ部と練習試合をする事があった。
しかし、女子バスケ部は全国に出ている超強豪。今年は優勝するかもしれないという勢いだった。試合するものの、圧倒的敗北で終わった。
試合が終わって部室で遊んでいると、西野先生が部室に入ってきた。先生はやる気のない傑達に対して、もっとやる気を出せと言い出した。
全くやる気のない5人は、熱血で言ってくる先生を鬱陶しいと思ってあしらった。
先生は、そんな5人に対して、どうなれば本気を出すのか、と問う。
傑は、絶対にしてくれないであろう願いを言ってみた。
『生おっぱいを見たい』と。
生おっぱいを見せて、揉ませてくれるなら本気になって全中だって目指すと言った。
すると、なんと先生はその約束を承諾した。さらに、マドンナである西野めぐみを連れて来て、全中に出るならめぐみの生おっぱいもいいぞと言い出した。
ありえない提案をしたのに、ありえない返事が返ってきた。
全中に出たら『生おっぱい』を拝めるという約束を取り付けた傑達は、本気で全国を目指す事に。
地区予選1回戦敗退のチームが、全国に出て『生おっぱい』を拝む事が,本当に出来るのか?
中学生の馬鹿共が起こす、『生おっぱい』の軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:16:02
42117文字
会話率:60%
私、セレスティア・ノイエンドルフ。本来は“乙女ゲーム”の悪役令嬢に転生し、婚約破棄からの断罪や国外追放といった破滅エンドを避けようと必死なのだけれど——なぜか周囲が変に協力的(?)で、ちっとも破滅フラグが立たないんですの!
王太子リヒトは
「断罪イベント」を大々的に盛り上げようとウキウキしているし、取り巻き令嬢ズは前世が乙女ゲーオタクで「もっと悪役っぽく高笑いして!」と煽ってくる。義弟レオナルトは“前世腐女子”ゆえに「お姉さまが破滅なんて絶対に見たくない!」と暴走し、敵役になりそうなクール公爵子息や脳筋騎士見習いまで、みんなが好き勝手に“転生知識”を振りかざすから、シナリオはぐちゃぐちゃ。
おまけに肝心のヒロインは腰が低すぎる優等生で、これじゃ嫌がらせしようにも罪悪感が……。さらに乙女ゲーには存在しないはずの“闇魔法”や“魔王的なラスボス”まで現れて、破滅どころか世界の危機に発展する始末?
——悪役令嬢のはずが、いつの間にかみんなに守られ、ついには国中の英雄扱いに!? 果たして本当に“断罪”される日は来るのか、それともとんでもないハッピーエンドへ突き進んでしまうのか……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:10:00
245025文字
会話率:22%
「兎と亀のレースで、勝った亀の魂を探してほしい」
学校図書館に勤めている「私」は、便所の中でたまたま出会った「兎」から、そのような依頼を受ける。「兎」によれば、その「亀」の甲羅が何者かによって砕かれたことで、そいつの魂が彷徨い始め、そのま
ま放置しておくと、「私」自身もさらにヤバいことに巻き込まれるのだそうだ。……いや、だがどゆこと?
自身をとりまくあらゆる状況が、いつ音を立てて崩れ去ってもおかしくない不安定な状態の中で、ひとまず「兎」に従って行動を開始した「私」は、果たしてそれで本当に「亀」を見つけ、人生に平穏を取り戻すことができるのだろうか。……いや、無理だろうなあ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:09:20
175920文字
会話率:38%
出来事で悲しんでいた冴えない男子高校生の杉井豊花は、ある日を境に突如として異能力者になってしまった。能力の内容は、容姿年齢14歳歳前後の美少女に変貌して戻れなくなるというもの。
最初こそは願ったり叶ったりだと嬉々としていた杉井豊花だったが、
想定以上の厄介な出来事が立ち塞がるようになっていく。
女性ならではの悩み。想定以上の性差に戸惑う。異能力者となったことによる弊害。忍び寄る裏社会の存在。さらには命の奪い合いにまで発展してしまう。
些細な問題から大きな事件にまで次々と巻き込まれるハメになってしまった豊花は、否が応にも解決を余儀なくされるのだった。
杉井豊花はまだ知らない。
己の異能力は女体化になること以外にもあることを……。
いざとなれば戦える力もあることを……。
戦える力を自覚した杉井豊花は、次第に、次第に……裏社会へと身を浸していくことになる。
次第に異能力のコツを身につけていく杉井豊花は、やがて非常に強い存在へと成り変わる。
【注意】
・本作品は『前代未聞の異能力者~自ら望んだ女体化なんて、もう無理!~』の加筆修正&一部物語の改訂版です。
・戦闘、犯罪、百合、薬物、過激描写を含みます。苦手な方はご注意ください(でも読んでくださると光栄です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:04:33
494147文字
会話率:29%
このデスゲームでは、ゲーム感覚で遊んでもらう事。
参加者同士の直接的な殺し合いは不可能だという事。
だが、第三者を通しての殺害や、捕らえて餓死させるなどは可能。
12年後に、この世界で一番の『力』を付けた者が勝ち、後は死ぬ。
1年ご
とに達成しなくてはいけない事を念話で伝えれ、伝えられた六ヶ月後までにクリアしてなければ死ぬ。
3ヶ月ごとに細かいルールを作成する権利が参加者にランダムで10人に与えられる。だが、その権利は次の当選者が選ばれると消え、さらにルールを作った6か月後にルールは無効となる。最高規則には反せず、その意向を検知した場合には死亡する。もし作成内容が重複、および矛盾などしていたら先にルールを作成した方が優先権を得る。もしも0.03秒以内の誤差だったら『力』をより蓄えた方が優先権を得る。
以上が最高規則で、これはゲームマスター自身も破れない。強力な契約魔法によって、最高規則を破った者は即死亡する。
さあ、その足枷を付けながら、異世界でまったり暮らせるのか⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:01:57
7575文字
会話率:36%
俺は、自他ともに認めるエリートサラリーマンだ。さらに言うと27歳という若さで部長にまで上り詰めた。
だからこそ、その役職に就くために人一倍努力したし、時には下劣な事もした。
そうして、この役職に就いたわけだが…………。
燃え
尽きちゃった。うん。
自分でも何言ってるか分からないけど、もう飽きてしまったのだ。
薄々こうなるだろうなー、って勘付き始めてたけど、これはなかなかにえぐいわ。
今まで、給料アップのためにめっちゃ頑張って来たけど、もう頑張る意味ないじゃん。
頑張っても何も変わらなくて、やらなかったら役職を落とされる可能性がある。
なんか、燃え尽きちゃったな。
よく考えたら俺って昔から、目標に向かって頑張るのは得意だったけど、見えない何かに向かって頑張ることは全くと言っていいほどできなかった。
そんな性格の俺なのだが、もうこの世に飽きちゃったから異世界転生をしたい。
だから、これからは異世界転生するために頑張っていくぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 23:20:00
28799文字
会話率:15%
君たちは輪廻転生という概念を知って居るだろうか。人が何度も生死を繰り返し、新しい生命に生まれ変わることらしい。さらに、君は輪廻転生を信じるのだろうか?
少なくとも僕はその存在を信じている。でも、もしかしたら、そんなものは存在しないと思っ
ているかもしれない。でも、魔法や能力を巧みに使いこなす僕の世界の住人たちは輪廻転生の存在を知っている。何故ならこの世界の住民は全員前世の記憶があるからだ。そんな世界で俺は、世界最強を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 18:00:00
5015文字
会話率:59%
それは想いで全てを切り拓く物語
現実世界にて、刀剣収集、刀剣鑑賞、刀装具鑑賞、そして真剣を用いた剣術を趣味として生きてきた初老の男性。
彼は退職間近に、ガンになったことで余命幾ばくもないことを宣告された。
しかし直ぐに死ぬことはなかったた
め、何とか職務を全うし、定年退職をした。
そんな彼が思ったことは、もっとも愛すべき刀に少しでも恩返しできれば……という思いだった。
そのため彼は、自分が購入した奉納刀を、再度その神社へと納めるために行動し……平行世界へと迷い込んでしまう。
自らが愛し、神へと納めようとした刀、愛用の稽古刀、稽古の木刀、もっとも美しいと思う刀。
これらを持って迷いこんだ世界で一番最初に降り立ったのは、荒れ果てた廃墟と荒野のただ中。
しかも平行世界に迷い込んだその時……彼は精神年齢はそのままに、健康な体と若返りという実に奇妙な状況へと陥った。
そしてそれよりもさらに奇妙なことが長年続いていた。
その平行世界は世界中で戦争が起こっていたのだ。
それも、人同士ではなく、異星起源生命体と……。
そんな奇想天外、驚天動地な状況へと陥った、見た目は若者、中身は初老のおっさんが……平行世界にて面妖たちを、撃ち、殴り、切り捨てて戦っていく、そんな物語である。
カクヨム に掲載している作品をなろうにも掲載を始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:00:00
507953文字
会話率:38%
2X30年、人類の夢がついに現実となる。
「電脳空間」「仮想世界」——その言葉が生まれてから数百年。想像の中で語られるだけだった世界への没入は、ついに実現された。
突破口となったのは、世界初のVRマシン 「デパーチャー(Departur
e)」。
巨大な装置の中で横たわり、目を閉じるだけで、まったく新しい世界へ飛び出せる——門出を意味するその名の通り、人類はこの日、歴史に残る一歩を踏み出した。
そこから数十年。
仮想空間は驚異的な進化を遂げた。
思いのままに動くアバター、現実以上に美しい風景、心を揺さぶる音、芳醇な香り、舌を魅了する美食——どれほど食べても、決して身体に影響はない。
人々は歓喜し、仮想世界に心を奪われていった。
だが、楽園は長くは続かなかった。
身体同期のバグ。
最初は些細な違和感だった。アバターの微妙なズレ、不可解な手足の動き。
だが、それはやがて致命的な欠陥となり、人々は次世代機を求め始める。
幾多の企業が夢破れ、技術者は行き場を失い——
そして、長い試行錯誤の果てに生まれたのが 「Extended Universe(エクステンディッド ユニバース)」 だった。
通称「XU(エックスユー)」。
それは、ただの仮想空間ではない。
買い物、エンターテイメント、仕事、教育——すべてを網羅する、新時代のネットワーク環境。
PCや携帯端末だけで簡単にアクセス可能であり、VR機と同期させれば、まるで現実そのものの体験ができる。
そんな時代に誕生した新たなゲームがある。
「To the Light」。
次世代技術を搭載した革新的なVRMMOとして、発売前から世界中の話題をさらっていた。
そして迎えた、発売日——。
日本中が熱狂する中、一人の少女がスタートダッシュを決めていた!
物語は、ここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:00:00
88356文字
会話率:28%
『センニチコウ』 あらすじ
――「永遠の命」とは、果たして祝福なのか、それとも呪いなのか。
昭和初期、戦争の時代を生き抜いた北村幸次(きたむら ゆきじ)は、ある出来事をきっかけに不老不死の身体を手に入れる。
しかし、時代が移り変わる中で
、彼は次第に「生き続けることの意味」を見失っていった。
時は現代。
若手女優として注目される**望月美紅(もちづき みく)は、過去のスキャンダルと家族の死によって、心に深い傷を負っていた。
彼女は友人である陽川結花(はるかわ ゆいか)や聖石隼人(ひじりせき はやと)**たちと共に、東京の小さな教会でボランティアをしている。
そこで彼女は、記憶の一部を失った男――幸次と出会う。
最初はただの時代錯誤な男にしか見えなかった幸次。
しかし、彼の言葉やふとした仕草が、どこか懐かしく、美紅の心を揺さぶる。
やがて彼女は、彼の過去を知りたいと願うようになる。
一方、幸次と共に過去を生きた男がいた。
中崎明(なかざき あきら)――彼はかつて幸次の親友であり、そして、幸次が愛した女性と結ばれた男だった。
彼の存在を知ったとき、美紅の中でひとつの”真実”が浮かび上がる。
さらに、幸次を”神”と崇める新興宗教**「不死栄(ふしえい)」の存在が、彼らの運命を大きく揺るがしていく。
その教団を率いるのは、かつて幸次と共に生きた八百井マツ(やおい まつ)**。
彼女は「永遠」を手にした者として、彼を迎え入れようとするが、幸次はそれを拒絶する。
彼が選ぶ未来とは、「生き続けること」なのか、それとも――。
そして、美紅、結花、隼人、そして幸次と関わるすべての人々は、**「限りある命の美しさ」**を知ることになる。
「千日紅の花は、色褪せない――。」
果たして、彼らが最後に選ぶ答えとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:00:00
57600文字
会話率:43%
王都ツインベルクの王城に仕える、しがない事務員のグレル・アースレムは、変化を嫌い、現状維持を望む内向的な青年。ある日、王城内の誰もが知る優秀な魔法使い、ウィリアム・アレクセイと同室になることに。天使のような容姿と飄々とした性格のウィリアムに
翻弄されながらも、グレルは平穏な日々を過ごしていた。
しかし、そんな彼の日常は、王族付き事務官への突然の異動という変化によって大きく揺らぎ始める。不安を抱えながらも新しい仕事に取り組むグレルだったが、その裏では、隣国フリューゲル帝国の陰謀が静かに進行していた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
組織で働いていると誰もが一度は感じたことがある(に違いない)閉塞感に、今、一人の男が立ち向かう!
組織に関わる全ての人に贈る、真面目に働く人のハートフル成長譚!
読者の皆様が、明日から気持ちよく働けますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:00:00
9664文字
会話率:31%
セラフィナは「お針子令嬢」と呼ばれている。
魔力もなく容姿も平凡で、刺繍だけが取り柄の彼女は、ある日、婚約者を美しい妹に奪われてしまう。
ところが、傷心の彼女に求婚する男性が現れた。
アレクシス・ミドルトン伯爵、別名「氷の伯爵」が持ちか
けたのは、ベッドを共にしない「白い結婚」。
結婚すれば城の裁縫室を好きに使っていいと言われ、セラフィナは即座に承諾する。
お飾りの妻として刺繍三昧の生活……のはずが、アレクシスと共に過ごす内に、噂と違って優しい彼に惹かれていく。
さらに、セラフィナの刺繍には不思議な力があることがわかってきて……?
「白い結婚」から始まるラブストーリーです。
全17話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:00:00
66718文字
会話率:32%
読書好きで口下手な令嬢エレシアは、26歳になっても結婚相手を見つけられずにいた。
ある夏、親の友人のカントリーハウスに滞在すると、ふとしたきっかけで令嬢たちから一番人気の黒獅子騎士団長ライオネルと親しくなる。
夢は見ないと決めていたのに、一
緒にいるとなぜか居心地の良い彼に惹かれていくエレシア。
ところが、ライオネルは若くて魅力的な別の令嬢と婚約するともっぱらの噂。さらに彼はエレシアにさよならも言わず王都へ帰ってしまう。
王都に戻ってもライオネルのことが忘れられないエレシアだったが、ある日、偶然再会して……。
♪楠結衣さま『騎士団長ヒーロー企画』への参加作品です♪
(作品中に入れた要素)
・短髪ヒーロー
・溺愛
・頭ぽんぽん
・花束を贈る
・キス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 20:00:14
17251文字
会話率:28%
田中二郎は前世の記憶を持って異世界ヴィーボルグに転生する。
ヴィーボルグは魔物が跋扈し、常に戦乱の絶えない波乱の世界であり、魔法のような特別な力を使うには生まれつき持ったスキルが必要な世界であった。
そんなハードな世界に転生した田
中二郎だが、転生時に神のガイダンスはなく、与えられたスキルも"最弱"の魔物であるスライムを使役するハズレスキルのみ。
さらには孤児院からスタートというハードモード。
その孤児院の土地も高利貸しに狙われ、幼くして奴隷へと落ちる。
そんな田中二郎が世界最強の魔導師となるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:00:00
1059880文字
会話率:41%
元ニートの工場で働きニートの兄を養ってる主人公が、異世界に転移し、転移したら、体が幼少期の体になっていた…
異世界という過酷な世界で、少年になった主人公の精神的な成長を軸にした物語です。
なお、小説は初心者です。
初めての人間なので、文面
や何か違和感があるかと思われます。ですが、できるだけ、無くすように努力しています。
あたたかく見守っていただければ、幸いです。
楽しんだいただければ、なおさら嬉しいです!
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 23:53:44
52782文字
会話率:28%
エルフの里の守り人にして、一族最強の大魔導師であるララート。彼女は里を襲うドラゴンを倒すために力を使い果たしたことがきっかけで、日本のOLだった前世の記憶を思い出した。その影響によって、すっかりのんびりとした性格となってしまったララート。さ
らに彼女の中で、エルフには許されざるとある欲望が沸き上がる……!!
「ああっ、お肉食べたい!! ジューシーな骨付き肉にかぶりつきたい!!」
やがて我慢しきれず、皆の前で肉を食べてしまうララート。こうして里を出ることになった彼女と弟子のイルーシャ、そして飼い犬(?)のフェルによる異世界のんびり旅が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 23:27:27
138870文字
会話率:41%
――働かずに美人のメイドさんとイチャイチャして暮らしてぇ。
この夢を叶えるべく、伯爵家の三男坊であった俺は十年の歳月をかけて任された領地のすべてをゴーレムによって自動化。
さらに理想のメイドゴーレムを作り上げ、ついに夢のグータラ生活に突入す
る……はずだったのだが。
俺がサボって仕事をしていないと父に告発され、怒った父によって誰も成功したことのない魔境の開拓を命じられてしまう。
魔境の恐ろしさにいったんは絶望しかける俺。
だがしかし、チート技術を詰め込んだゴーレムには魔境の開拓も余裕だった!
こうしてゴーレムたちは次々と他の勢力を傘下に収め、魔境に巨大な国を築き上げていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:00:00
261427文字
会話率:41%
王国で最も勢いのあるパーティ『空色の剣』。そこに荷物持ちとして所属するノリスは、ポーターとして致命的な欠点を抱えながらも圧倒的な実力でパーティを支えていた。というよりも、ポーターである必要がないほどに魔法と剣術の才能に満ち溢れていた。しかし
、『空色の剣』がSランクへと昇格した夜のこと。ノリスはとうとうある決意をする。一人前のポーターになるため、修行の旅に出ると。これは自らを落ちこぼれだと勘違いした最強の少年が、各地で勘違いをしながらさらなるチートへと至る物語。
※カクヨムにて並行連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 03:44:36
33236文字
会話率:45%
現世に疲れたブラック社畜の神代勇はひょんなことから死亡してしまい、異世界の管理を司る女神ルティシアから異世界転生を持ち掛けられることとなる。しかし、異世界転生するには超次元平和維持エージェントと呼ばれる人外の存在エクスと融合し、ルティシアの
管理する世界に侵入した宇宙の平和を乱す怪獣ドゥーマを殲滅することだった。そのことを了承したユウはエクスと融合し、異世界に転生を果たす。転生後はチートじみた能力を手に入れる勇だが、その能力はファンタジーじみた世界観からはどこか浮いており、困惑する。さらに、エクスとの融合もどこか期待した展開と違っており……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 23:19:16
184962文字
会話率:38%
主人公の司馬南はスマートシティの実験都市である星降市に大学入学を機に引っ越してきた。
星降市では、メスガキ系AIストリーマーを自称するククライが、炎上した人物を断罪する過激なライブ配信で話題となっていたが、実はその裏に恐ろしい陰謀が隠され
ていた。
南は、ひょんなことからククライを止めようとする勢力に協力することになり、土着の神様である遠渡星の力を借りてデジタルツイン上でアバターに憑依し、ジモクと戦うこと、さらにそれをライブ配信する羽目になるのであった。
電脳×オカルト?ライクなヒーローストーリーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 23:17:02
126543文字
会話率:54%
異世界召喚された世界最強の勇者は、魔王を倒した後に裏切られて殺され、日本の女子高生と魂と一緒に異世界の王女ルリナ―ディアとして転生する。
だが、ルリナ―ディアは精霊から嫌悪される暗殺スキルを持っており、王族の恥さらしとして王宮の中で疎まれて
いた。
ルリナーディアはそんな王宮を抜け出し、自由に生きていくことにした。
暗殺スキルと勇者スキルの2種類を掛け合わせ、冒険者として自由に過ごすルリナ―ディア。
しかし精霊を信仰する教会に目を付けられ、王国の大事件へと巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 23:00:00
5536文字
会話率:36%
かつて世界を救った勇者アレンは、魔王を討伐したことで英雄と讃えられた。だが、「これからは戦いなんてゴメンだ」と、すべてを捨てて辺境の村に移り住むことにした。アレンが目指すのはただ一つ、のんびり農業をして平和に暮らすこと――そう、スローライフ
だった。
「畑を耕して、野菜を育てて、平和に暮らすんだ。もう戦わなくていい……最高じゃないか」
だが、その願いはあっさりと打ち砕かれる。
ある日、畑の前に突如として現れたのは――魔王軍。
「我らが陛下! ついにお目覚めになられましたか!」
「……誰?」
「我らは、真の力を持つ新たな魔王に忠誠を誓います!!」
アレンが魔王を討伐したことで、魔王軍は「力こそが王にふさわしい」という結論に達し、アレンを新たな魔王と認定してしまったのだ。ケルベロス(もふもふ犬型)は膝の上に乗りたがり、サキュバスのリリスは色仕掛けで迫ってくる。さらにはドラゴンが畑を「陛下の神聖な農地」として守り、オークは「陛下の食事は最高級でなければ!」と過剰に張り切る始末。
「俺は野菜を育ててのんびりしたいだけだって!!」
しかし、魔王軍はそんな主人公の声をまるで聞いていなかった。「陛下が畑を守るためには強力な軍備が必要です!」と、勝手に国を作り始め、領土を拡張し、隣国を次々と制圧。知らぬ間に「勇者アレンの農地」が「魔王アレンの大帝国」へと変貌していく。
さらに、勇者時代の仲間たちは「魔王軍が活動を再開したのはアレンが裏で操っているに違いない!」と勘違い。勇者パーティはアレンを討伐しようと動き出すが――
「陛下に刃を向けるなど、愚か者!!」
「フン、蹴散らしてやる!」
「いや、だから俺はスローライフがしたいだけなんだって!!」
――結果、魔王軍が勇者パーティを一蹴し、さらに勢力を広げてしまう。
結果的にアレンは「最強の魔王」として崇められ、魔王軍により国家は統一され、世界に平和が訪れる。
「いやいやいや! 俺、野菜作ってただけだから!!」
最後にはヒロイン(リリス、サキュバス、ドラゴン)が争うようにアレンを取り合い、ケルベロスは膝に乗って甘え、村人からは「陛下!」と崇められる始末。
本人は「スローライフをしたいだけ」なのに、気がついたら最強魔王として世界を征服していた――そんな無自覚最強主人公のギャグスローライフ譚が今始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 19:07:04
63614文字
会話率:48%
今は昔、アポロン系第三惑星アトランティスに到来した先人たちは、そこに住む先住民、怪獣を発見する
さらには、怪獣に滅ぼされたと思わしき先史文明の存在、水に満ちた海を持つその惑星を、人類はテラフォーミングによって安住の地とするべく行動を起こ
した
……そう、今現在進行形で僕達人類と怪獣が覇権を争っているこの星アトランティスは、怪獣が定着していた惑星であり、人類が侵略者なのだ
ゆえに、それをそしる者もいる。そのことを言い訳に、人類同士での政争に打ち勝つための言い訳として、怪獣保護を掲げるものたちさえいる
それでも、今も生まれ生を育む人々を守るため、僕は戦うことを選んだ
この巨神28号、人類の切り札たりうる機械の巨神、その心臓たるティタノカルディアで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 22:44:07
28139文字
会話率:48%
とある男子高校生、神前香(こうさきかおる)は教室にいたクラスメイト共々異世界転生してしまう。
神には”世界を救って”とお願いをされるもその真意は不明。
さらには、銀髪ロリエルフになってしまう。
世界を救うかもしれない(要するに行き当たりば
ったり)ファンタジー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 22:42:50
734660文字
会話率:49%