ある日、俺はさすまたになっていた。
何、さすまたってなんだって? ほら、時代劇で使う捕り物の……って今はそれはいい。
俺にも何がなんだかわけがわからないが今は充実している。
それは……かけがえのない主に手に取ってもらえたからだ。
けれど
、その主は今、泣いている。
とある事件をきっかけに、良家の令嬢としてのすべてを奪われたからだ。
しかし、彼女はあきらめていない。ならば俺がすることは1つだけ。
ああ、お嬢様。俺は貴方のためにすべてを捧げます!
例え、その涙をぬぐう事が出来ない体だとしても!
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この物語は異世界で謎のさすまたとお嬢様が無双する物語である。
〇さすまたって何さ!
主にT字、あるいはU字型の先端を持ち、相手の動きを封じ込める武具及び捕具である。
2017/10/08
全面的にお話の順番を入れ替えました。
シリアスとコメディパートをある程度連続するように入れ替えました。
2017/07/23:22:30
続きました。連載版として再投稿します。
プロローグは改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-28 20:15:04
270412文字
会話率:48%