「なぁなぁ知ってるか?」
「何をだよ。お前はいつも主語がねーんだから」
「まぁこまけぇことはいいじゃねーか。そんなことより『幻境文庫』だよ。知ってんだろ?」
「あぁ、あの見たものをどこか別の世界に連れて行くって言うあの本屋だろ?知ら
ん方がおかしいわ」
「あれあると思うか?」
「迷信だ。俺は信じてない。そもそも科学的におかしな話だろう」
「じゃあこんな話を聞いても、お前はそう言えるか?」
「きっとな。で?どんな話だ」
「へっ聞きたいんじゃねーか。いいぜ教えてやるよ。一人の少女の不思議な冒険談だ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 19:30:28
79080文字
会話率:43%
「見た目は子供、頭脳は大人、森厳なるエルフたる儂はそういう存在じゃから? 下賤な人類であるおぬしはそこのところ理解していっぱしの成人として扱うように。敬うよーに! ということじゃ」
「エルフは兵庫の田舎のアパートにTシャツとホットパンツで引
っ越してこない!」
どう見ても白人系日本人のローティーン女子にしか見えない自称エルフが越してきた! こまけぇことはいいんだよ。ただそれだけの日常ちょっとだけファンタジーラブコメ。
「あとはあれじゃな。魔法のナイショ道具を貸してやろう。ドラえもんみたく」
「エルフはドラえもんはおろか日本の漫画文化のことを引き合いに出さない!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 01:47:51
70009文字
会話率:62%
【一言でだいたいわかるあらすじ】
元暗殺者の青年が魔術学院に通って勉強したり色んな人の思惑に巻き込まれたりしながら友達に囲まれて無双しちゃうお話。
え、一言じゃないって? こまけぇことはいいんだよ!!
【ちゃんとしたあらすじ】
アルケイ
ディア王国、そこには犯罪や謀反を企てる貴族や豪族を秘密裏に処刑する、政府お抱えの暗殺者が存在した。
名は「黎黒《れいこく》」、彼に人間らしい名前はなく、16歳にして暗殺に特化した魔術師だった。王国への忠誠心が厚く、正義を目指して人を殺してきた。
しかしある日、彼の日常が激変することになる。
それは政府との仲介人であり師匠である男から言われた言葉から始まる。
「黎黒は政府が抱える暗殺者ではないかって何処ぞの貴族にバレかけたのさ。しかもどこから漏れたか知らないけど、君がまだ子供かもって事も言っていたよ。どちらも証拠はないが、何かあったら政府の信用に関わる」
「てなワケで君を今からクビにして、君が成人する4年後に再契約する。これは軍命令だから、僕も君に仕事をさせるワケにはいかないんだよね」
この国には20歳までは子供を政治目的や軍事目的で働かせる事は禁止されている。なので20歳までの4年間、暗殺の仕事が出来なくなってしまった。
そこで仲介人が用意した俺の4年間のするべきことは、魔術学院に入学し、ヴェルト・クローウェルと名乗り大人になるまで黎黒とバレずに学院で生活する事だった。
しかし、目立ちたくなくても彼は様々な人の思惑に巻き込まれ、気がつけばいつも友達に囲まれながら無双してしまっているのだった。
「おかしい…俺の目指していた目立たない学院生活はどこへ行ってしまったんだ……?」
平民出身だと馬鹿にしてくる貴族や喧嘩を売ってくる相手に実力の差を見せつけながらながら成り上がる爽快学園ファンタジー、ここに開幕。
平日は17時、土曜は8時、日曜祝日は12時に投稿します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 17:00:00
102702文字
会話率:28%
タイトル通りです。
中世ヨーロッパ風というのは戦闘や戦争で火器を使わないイメージの世界程度に考えておいたほうが良さそうです。
最終更新:2020-10-25 02:32:46
1368文字
会話率:0%