この世のどこかで『優曇華(うどんげ)』というけったいな名の花が、三千年に一度咲くそうな。『悲劇の起こる場所に咲く』という、大層な曰くが付いている。
ある日ある時、とある山奥の一本杉に住む仙人の元で、この優曇華の精霊が生を享けた。
これは重い定めを背負った精霊の成長と、それを見守る老いぼれ仙人の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 22:15:19
44646文字
会話率:36%
日常の中にある生死感。そして、言葉で表せられない無くし物。
最終更新:2019-10-17 19:22:31
240文字
会話率:0%
――――広瀬(ひろせ)は大切な物をなくしてしまった。
預かっていたそれを探すため、授業を飛び出した彼は学校内を奔走する。
一方、現在世話になっている者の忘れ物を届けに町へ出たギンと、幼馴染みのミイロ。
ミイロへの淡い恋心に葛藤する
ギンは、途中で漫画家という男に出逢う。
――――この世のどこかである、『巡り合わせ』のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-10 22:30:23
9347文字
会話率:30%
サイト「短編」(http://tanpen.jp)「ブクログのパブー」(http://p.booklog.jp)で掲載中の1000字小説をメインに収録しています。多少、作品によって加筆修正をしておりますので、ご了承ください。
この世のどこか
で発表した1000字小説が掲載されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-08 08:01:45
26691文字
会話率:31%