これは、初恋と王座と国の命運をかけた一夜の物語――。
恋と伝承の精霊ファンタジー、開幕!!
10年前、神殿にいた不思議な少年レオンと友達になる約束を交わしたアーリア。
それから、ずっと一緒にいるけれど、まったく彼が何者なのかはわからずにい
た。
そして、今年は伝説の神事が開かれることになり、神事を行う『天姫』役として従姉妹のイルマが選ばれる。
アーリアはそれが嬉しくて舞い上がっていたが、神事の日から怪しい雲行きになってくる。
神殿で出会った見知らぬ美青年が、アーリアにこう告げたのだ。
「私は君を選ぶ。君が百番目の天姫だ」
そして、アーリアは『星』と呼ばれる宝石を額に埋め込まれてしまう。
アーリアから話を聞いたレオンは、天姫は死ぬことがあると告げた……。
死を回避するために、アーリアとレオン、そして幼なじみ達が奔走する。
同時に、幼なじみをしている10年間でこじれていたレオンの想いが、動き出すのだった!
*カクヨムに載せた作品の修正版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 18:00:00
98394文字
会話率:36%
幼い王女ディアナは、婚約者と顔合わせの日、敵国の陰謀に巻き込まれてしまう。
命を狙われる彼女を助けたのは、精霊の少年ベルナールだった。
二人は仲良くなるものの、長い初恋のはじまりは、唐突な別れで終わりを告げる。
「あの子がいない、どこへ行っ
たんだ」
やがて成長したディアナは、やさぐれたベルナールに再会する。二人は互いに、相手の正体に気づかない。喧嘩をしながらも距離を縮めていく。
「着替え中だぞ! 入って来るな!」
「俺たち男同士だろ。何を怒ってるんだ」
そんな二人の関係は、三つの国の争いを交え、こじれていく。
正体がばれないよう、ひやひやする男装王女と、彼女に狂おしい恋をする青年。
これはこじらせた初恋と、冠が選んだ運命の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 17:51:18
104618文字
会話率:33%
学生たちの間では、卒業式典の場で婚約破棄を宣言することが流行しているが、その余波として王宮の事務仕事が激務と化している。貴族同士の繋がりを管理する爵位編纂室の女性文官・セーラは、この時期になると頭と胃を痛めている。
この騒動の発端となった
婚約破棄宣言を行ったのは、数十年前の王子殿下。
世代は違えど関係者である第三王子のアレクシオは、セーラの上司でかつての学友で、そして十年来の片想いの相手でもある。
アレクシオは、今年度の卒業式典の来賓挨拶役として学園に赴き、セーラもまた補佐として出席することになる。
爵位編纂室の彼らは、この婚約破棄ブームに歯止めをかけることができるのか。
そしてセーラは、こじらせた片想いから無事に卒業できるのか。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 20:31:01
10434文字
会話率:32%
僕っ子の神在葉月(22歳)は、幼なじみ兼婚約者の如月睦月と遠距離恋愛中。長くこじらせた初恋を叶えたのも束の間、コロナのせいで睦月が帰省してこないからだ。
そんな睦月がクリスマスに帰ってくると聞いて、葉月は…。
※ アンリさまの「クリス
マスプレゼント企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 18:45:59
4094文字
会話率:30%
若くしてローウェルという土地を治めるライラ・ウォーカー侯爵嬢(20)はこじらせた初恋をお金で叶えてしまった。
相手はラッセル子爵の八人兄妹の3番目の子息アルバート(23)現在、王宮騎士にて恋人のミラー男爵令嬢、メアリと婚約秒読みだった。
ライラは罪悪感から2人を離すことをせず3つの約束と共に離れを与えることに。
だんだん見えてくるライラの優しさとメアリの傲慢さに戸惑うアルバート。
ライラはアルバートと心を通わせることは出来るのかーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 21:00:00
105267文字
会話率:60%
初恋の少女と再会したら悪女になってた、ショック。悲しい。
そんな初恋をこじらせまくった少年の話。
最終更新:2018-08-14 07:01:33
14433文字
会話率:35%
二度あることは三度あるとはよくいったものだ。今回のことに関しては相手による意図的なものではあるが。
二度と会うこともないと思った人と再会した翌日。今度こそ会うこともないだろうと思ったのに・・・。なんでこんなところにいるんですか?
※前作か
らお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-15 06:00:00
3383文字
会話率:36%
私の青春はあっという間に終わってしまった。そもそも人生というものは短いものであるため、もっと短い一部分のことは別にどうでもいい。しかし、なるべくなら思い出したくはないものである。
ある日友人に誘われ飲み会にいくと、一生会うこともないだろうと
思っていた人物と再会した。できればお会いしたくなかったですよ。お話したくないので、あっちに行ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-11 01:45:45
3896文字
会話率:25%