かつて最も知名度が高くプレイヤーが多数いたカードゲーム、「エトランゼ」。
しかしながらVR《ヴァーチャルリアリティ》ゲームの台頭を主因とし、様々な要素が積み重なった事によりこのカードゲームのサービスは終了してしまった。
狂信的なエトランゼプ
レイヤーであった柏木《かしわぎ》 昴《すばる》は嘆いた。
「俺はまだ、俺の愛したこいつ等と一緒に戦っていたいんだ! 誰でも良い、何処でも良い! この俺に、エトランゼという戦場を与えてくれ――ッッ!!」
男の嘆きは天へと通じ、彼はここではない何処かへとその身を投じる。
男が存在していた世界ではない、そこは剣と魔法が交わり、魔物が跋扈する世界。
未知なる世界でその身に宿った「カードを具現化」する力を振るい、やがて世界を己のルールで染め上げていく。
これは、失われた情熱を取り戻し。
バッドエンドを全て覆す、最弱にして最強の" 異邦人《エトランゼ》"の物語である。
「――俺は、ただの"異邦人《エトランゼ》"だ。それ以上でも以下でも無い」
※カードゲーム系で自分が読みたいような話が見付からなかったから自分で書けばええねん的な感じで書いてます。
俺TUEEEもハーレムも好き放題やります。
それどっかで見た事あるぞ! ってネタを混ぜられるだけ混ぜて行きます。
出来次第投下、息抜き感覚で書くスタイルなので不定期更新とさせて貰います。
あと、何か修正という名の隔離を施しました。
何処に隔離したかなんて言わないよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 12:00:00
992559文字
会話率:22%
また、失敗した。
ロープをほどきながらいつものように唇を噛みしめる。もう何度目だろう。死にたくないと叫ぶのは理性なのか本能なのか。それがわかったらきっと、ここではない何処かへ征ける気が、した。
最終更新:2025-01-01 00:45:23
1627文字
会話率:33%
遠くへ行きたい、遠く、遠く、ここではない何処かへと
あたしはひとり、学校への道のりを止めて終電まで行くことにしたけれど、何時もなら混み合う電車内に何故かひとりきり。
次の停車駅で乗り込んできた青年は、そこは自分の席だからどいてほしいと声をか
けてきた。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 12:00:00
11844文字
会話率:44%
真っ白な髪と真っ赤な瞳をもつ主人公サーシャは、その容姿と高い魔力のせいで家族から「悪魔の子」と呼ばれ迫害されていた。
魔法でその髪と瞳を1日中違う色に変えられるようになったある日、ずっと自分を虐げてきた妹から突然「今からあんたは死ぬの。」と
言われるが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 17:14:16
19611文字
会話率:43%
17歳の誕生日を迎えた今日、アリサは7度目の転生をしたということを思い出す。まるで魂にタイマーがかけられたように、必ず思い出すのだ。
そして幾度生まれ変わっても、黒い髪に深い青い瞳をした彼に恋をして、それが叶わぬまま三ヶ月後に死ぬという
ループを繰り返している。そうこの恋は逃げてもダメ、片思いでもダメ、諦めて悲観してもダメ……。それならばいっそ、会った瞬間に告白してはどうかと考えても、そんな勇気は見つからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 11:41:59
6102文字
会話率:49%
この世に生を受けるのと時を同じくして、両親を事故で失うことになった少女――近白音子。
彼女は生まれつき備わっていた特別な力が原因で、物心ついたころより周囲に否定され、疎まれ、孤独に生きてきた。
いつしか他人を信じることをやめ、自ら他者を拒絶
するようになった彼女は思う。
ここではない何処かへ、ゆけたのなら。
この世界から連れ出してくれる誰かが、わたしの前に現れてくれたのなら。
幼いころ、誰もが一度は抱く願い。
しかし決して叶えられることがない思い。
その、はずだった。
――これは、ここではない何処かで居場所を見つけていく女の子のお話。
彼女は三千世界の天上で、大切なものを手に入れる。
※第一部は幼年編、基本的に日常がメインのほのぼのストーリー。
第二部からバトル要素、最強要素が入ってくる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-22 20:59:28
182236文字
会話率:27%
人はどうして思うままに生きられないのだろう。
人はどうして理想的に生きてゆくことができないのだろう。
――人は、どうして、望むままに変われないのだろう。
天より並外れた絵を描く才能を与えられた少女、上木田零子。
だがその代償だとでもいうか
のように、彼女は弱かった。
その身体が、ではない。心が、圧倒的に弱かった。
――弱すぎたのだ。
これはそんな彼女と幼馴染たる少年、沖澄栄一郎の、一夏の物語である。
※2016.10.20 マイナビ出版ファン文庫様より
『サムウェア・ノットヒア ~ここではない何処かへ~』と改題しまして書籍版、発売中です
ほぼ全編改稿の上、本編に対比する新章『ゼアー・ユーアー』を書き下ろしています。
サムヒアに興味をもって下さった方は、こちらもぜひ御覧ください。
※2017.06.21 同出版社様より同じ世界観でサムヒア、サムウェアと表裏一体の姉妹作、
『僕はまだ、君の名前を呼んでいない lost your name』が発売中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-08 20:12:45
94061文字
会話率:42%