その勢い、まさに疾風怒濤。
最終更新:2024-05-18 06:42:03
419文字
会話率:0%
パセリのいまさら、叶わぬ願い。
最終更新:2023-08-11 07:00:00
684文字
会話率:0%
橋が架かる。橋が架かる。
島と本土を繋ぐ白く大きな橋。
その橋の上、中央で並び手を握り合う市長と島の長。それに国会議員。
赤いテープに鋏の刃を当て、頭上にはくす玉。さらにその上は分厚い雲。
開通式は生憎の曇り空。
未来を暗示、先
行き不安などと思っても口にせず。
それもそのはず。橋は島民の先祖代々の宿願であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 16:00:00
1092文字
会話率:0%
お祝いしたい気持ちが暴走したら……(。>д<)
最終更新:2023-04-11 20:00:00
671文字
会話率:23%
朝テレビのスイッチを入れると、ニュースキャスターが「おはようございます。世界の終わりまであと七日になりました」と言う。
そのあと、世界各国で行われている「世界の終わりカウントダウン」の様子が映し出された。どこの地域でもカウントダウン用
の看板の数字のところを「七」にかけ替えたあと、クラッカーを鳴らしたりくす玉を割ったりして盛り上がり、歌えや踊れやの大騒ぎだった。
***
ついにやってきた、”世界の終わり”!
あと七日もすれば、人類は<地球だけで完結していた世界>から脱して<宇宙世界>で生きていくことになるのだ。
そうなるはず、だった……のだ、が…………
***
pixivの「さなコン」参加、一時通過作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 21:56:30
3683文字
会話率:29%
私の頭の上で大きなくす玉が割れて、紙吹雪と風船が飛び出してきた。
「卒業おめでとう」という文字が目に入る。
わああ、という声が上がってみんなは制服のブレザーを思いっきり放り投げた。
卒業生全員分のブレザーが宙に舞う。圧巻と言えば圧
巻な光景。
ゴメン。全員分ってのは間違い。私はそういう恒例行事みたいなのは参加してない。
気が乗らないのだ。
今日は中学校の卒業式。そして私、片倉メイコの試合が終わる日。終わるはずだった日。
でも、試合終了にはならなかったみたい。
私はまだ、――生きている。
「中学校は卒業できるか分からない」と医者に言われて生きてきた。覚悟もちゃんとしていた。
だから、これから先は、ロスタイム。
この気まぐれな時間を喜んでいいんのかなは、微妙なところ。
だって、残された時間がどれくらいあるのかは分からない。試合終了の笛はきっと気まぐれ。
これからの私の人生をサッカーで解説すれば、5対0で始まるロスタイム。
もちろん、負けチーム。
これからどんなに頑張っても逆転はない。後は最後の笛が吹かれるのを待つだけ。
当然、最後の一秒まで足掻いたりなんか私は絶対にしない。
だってみっともないじゃない? 黙って静かに終わりを待つんだ。
夏の甲子園で、誰が見ても絶対にアウトなのに一塁ベースまで必死に走りこんでいく坊主頭たちは、美しいものなの?
最後まであきらめないで、みんな良く頑張ったなんて褒めるけど、私はそんなのは嫌だ。
だから、誰も私に頑張れなんて言わないでよね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 10:18:29
16745文字
会話率:44%
学校で掃除をしている最中のこと。雑巾拭きの姿勢から立ち上がろうとして、床で足を滑らせた彼女は、反射的に伸ばした手で、何かの糸を引っ張った。
目には見えず、けれども指に感触の残るそれは、まるでくす玉のひものよう。
その不可視の中身を、彼女は
存分に浴びてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-17 18:47:47
3789文字
会話率:11%
ごく普通の少年、坂本星一が不思議な力を使えるようになっていく物語です。
最終更新:2009-08-27 17:37:53
346文字
会話率:0%
村に住む、ミナト。村を出た、ゼン。そして奴ら。そんなこんなを描いた作品です
キーワード:
最終更新:2009-05-25 21:56:59
15263文字
会話率:46%