※本作はシリーズ物の第七作です、未読の方は是非ぜひ! 第一作「少女マリーと父の形見の帆船」からご覧下さい! 目次の下部にリンクがございます!
シリーズ第七作! 近世大航海時代。立ち塞がる危険、溢れ出す勇気、その先にあるのは名声と報酬か、そ
れとも。
父の因果が娘に報い……ではないが、追われる身の上となったマリー。だけど全ての海は繋がっており、船乗りは何処へ行くのも自由なのだ。海賊にも海軍にも、海の商人根性を見せつけてやれ! そして陰謀渦巻く大都会でマリーが見たものは、謂れなき罪で処刑台に送られようとしている、親友の姿だった。
船長なのに船に酔う、力も強いわけじゃない、空を飛ぶ事も火を吹く事も出来ないマリーはしかし、助けを待っているだけのか弱いヒロインではなかった。
自分では自分を臆病な人間だと思っている、着ている服で性格が変わる、親譲りの無鉄砲で「助けに来るヒロイン」マリー・パスファインダーの冒険と航海は、まだまだ、続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 01:01:30
885835文字
会話率:46%
か弱いヒロインは恐ろしい怨霊に襲われる――はずだった。
折桜裁巳(おりざくら たつみ)は、名家の令嬢にして、最強の霊能力者『蛇の目姫』。彼女の趣味は「珍しい幽霊集め」。学校帰りにおしゃれなカフェへ立ち寄る一方で、お気に入りの蛇の目傘に潜む
『何か』と共に夜な夜な幽霊を狩る二面生活を楽しんでいた。
一方、幽霊たちを救うことに信念を持つ祓い人・霧宮凪(きりみや なぎ)。彼女は裁巳を止めるべく行動し、その“弱点”を利用して幽霊たちを守ろうとするが――
果たして、裁巳を止める者は現れるのか?
そして、彼女たちが受ける除霊依頼の真相は?
折桜裁巳。彼女が現れたとき、人を怖がらせるはずだった幽霊たちは悲劇の被害者となる。
「でも、幽霊ってもう死んでるんだから何しても大丈夫ですよね?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 01:08:48
82065文字
会話率:38%
格上であるサーベンディリアンヌ公爵家とその令嬢ファメリアについて、蔑んで語るファメリアの婚約者ナッツル・キリグランド伯爵令息。
いつものように友人たちに嘆いていると、第二王子であるメルフラッツォがその会話に混ざってきた。
最終更新:2024-04-12 23:54:07
3746文字
会話率:64%
事故にあい死んだと思った瞬間、何故か異世界に召喚されてしまった「田中花子」。
モブを自称する彼女の顔は、可愛くもない何処にでもいる平凡な顔だったはずが__
何故かそんな彼女の顔が、【この世のものとは思えないほど美しい】と言われる世界に
来てしまう!!
しかも、何故か幼女の姿になって!!!!
自称モブで、目立つことなんて大嫌い。
か弱いヒロインと違って、敵なんて警棒とかその他防犯グッズが火を噴くぜ!!
異世界召喚なんて、モブには関りがない。
そう思っているのに花子が社交辞令などを話せば話すほど、周囲は花子のことを【天より遣わされた美しき無垢な聖女】と言い勘違いする始末。
異世界へ来てしまった恐怖となれない環境からのストレスで、幼児化した体は言うことを聞かずに号泣しかしない。
そんな花子を保護したのは、なんと不細工(花子にとってはイケメン)な優しい魔王様だった!!
これは自称モブなアグレッシブすぎる【優しい無垢な聖女(笑)】と、不憫すぎる魔王様とその仲間たちの愉快な勘違いライフである。
*アルファポリスでも掲載しています。
*カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 12:13:59
5235文字
会話率:13%