すべての記憶をなくした彼女は姉同然の友と旅立つ。
彼女の力は当代随一だがちっとも思いどおりにならない。
「また失敗しちゃった……」
それでも持ち前の直感でつながりと家族を求め、自分の存在意義と果たすべき役割を探す。
「お姉さまを頼りにしてい
ます……」
ここは止めどなく湧く大群が大地を破壊し、人の住む場所が失われていく世界。
何ごともとことんやらないと気がすまない彼女は、少しずれた感覚の持ち主。
「……どうして?」
崩壊に向かう地に生きるかわいらしい存在とともに、時に戦いや過酷な展開、たまにはのんびり、世の理に頭を悩ませ己の過去に思いを馳せる。
「……お母さんと呼んでもいいですか?」
そんな女性たちが紡ぐ、ちょっぴり謎解きを交えた王道ファンタジー。
さあ、彼女たちとともに冒険の旅に出ませんか。
出会いと経験を積み重ねるにつれ、あらゆる行動に報いと代償が伴うことを痛感した彼女たちは、やがて宿命と向き合うこととなる。
ああ、こんなにもつながりを渇望するのはなぜかしら……。
(ほかで公開していたものを改稿、連載します)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 16:40:00
700938文字
会話率:47%
その瞬間から衝撃的な日常は始まった。
どこからともなく摩訶不思議な娘が現れる。
何もせず、しゃべらず、ただ私を見つめる少女。
城内で彼女が巻き起こした大騒動の半日を描きます。
これが絶対力を持つカレンと城主たる私の出会いだったとは。その時は
夢にも思わなかった。
「おかあさんと呼んでいいですか ~記憶を失った少女は無自覚の絶対力で世界を守る~」
の主人公をめぐる、本編の1年前に起きた騒動の顛末を描いた前日譚です。
ぜひ、ご笑覧ください。
R15は念のためです。
カクヨムさんにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 11:46:20
7131文字
会話率:34%
綾子は、失神した。藤井が、慌てて入って来た。
藤井と高遠は、急いで綾子を予備の部屋に運んだ。
高遠は、食事しないまま、EITO用のPCを起動した。
「今、呼びだそうとしていたところだ。かあさんは、どうしてる?」
伝子の問いに、「失神した。今
、藤井さんが介抱している。」と、高遠が応えると、「・・・筒井が迎えに行く。池上病院に連れて行こう。」と、伝子は指示した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 09:58:59
5584文字
会話率:12%
おかあさんを返せ!
少女が叫ぶ
俺はガレイ
五年前の大災害で多くの人を見殺しにした元英雄だ
英雄の座をおり
高校二年生をしていたが
街中に魔獣が現れ
同級生のアリアを守るために剣をぬく
元英雄の力を使ってしまい
俺はまた波乱の人生を
歩むことになる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 11:23:52
840文字
会話率:0%
とある森の中。仲良く育った木の実の兄弟は、成長するとチンピラになってしまいました。子育てに疲れたおかあさんの木は、ある決断を下します。※自然の営みを描写したつもりなのですが、一部表現に誤解を与える恐れがあるため、R15となっています。 ※他
サイト様にも掲載してしまっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 19:39:22
1824文字
会話率:63%
コインロッカーベイビーのお話しです。父親がとんずらしても、赤ん坊は母親の心音や羊水、匂いなどしか知りようがないのかなぁとぼんやり浮かんできたホラー話です。
個人サイトにて掲載済み
最終更新:2024-05-30 21:44:12
911文字
会話率:11%
起きていれば悪夢を見ないという話は、嘘である。
だから私には煙草が必要なんだ。
※当小説はnoteにも投稿しております
最終更新:2024-05-21 03:35:59
1401文字
会話率:51%
人間と魔族、それぞれが平和に暮らす世界。
勇者と魔王の娘は疑念を抱えて日常を暮らす。
「「母が死んだ」」
「|魔王《おとうさま》は言った。災害に巻き込まれたと」
「|国王《とうさん》は言った。事故に遭ったと」
「「けれど、そんな言
葉信じられない」」
「|母《おかあさま》はあの日言っていた。人間の友達に会いに行くと」
「|母《かあさん》はあの日言っていた。魔族の友達に会いに行くと」
「「父は嘘をついている」」
「人間が憎いとは思っていない。ただ私は……」
「魔族が憎いとは思っていない。ただ僕は……」
「「――――真実が知りたい」」
そして二人は出会うべくして出会う。
母が生きていた頃の幸せを求めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:02:21
30298文字
会話率:41%
むかし、と言ってもどれくらい前かと言えば四十七年前。それは、仲のいい家族が住んでいた。いや嘘だ。それほど仲がいい訳ではなかった。そこには銭湯でさえ「へぇ、つけてるの!」とびっくりされるほど、女の子とよく間違えられるおかっぱ頭で肌の白い丸い
目をした七歳の男の子が両親と母方である祖父母と母の弟の叔父さんと六人で暮らしていた。やがて、一見仲のいい家族はその男の子が書いた作文で崩壊した。
ぼくのおじさんはモグラです。おじさんはじぶんのへやのなかにはいったまま、まったくでてこないのかぞくがそうよんでます。ぼくはとししたなのでもぐらとはよびすてしません。なのでおじいちゃんもおばあちゃんもぼくのかあさんもとてもこまってます。おとうさんはしょうがないなとわらってます。おじさんははたらいてもいないのにおばあちゃんやおかあさんがへやのとびらのそとまでしょくじをはこんでいるのでうらやましいです。とてもうあらやましいです。なぜならぼくもおおきくなったらおじさんのようにはたらかなくてべんきょうしいなくてもしょくじをはこんでもらえるようになりたいのでおじさんのようになりたい、もぐらいになりたいです。こんどおじさんにどうやったらなれるかおしえてもうらおうとおもってます。
時は流れ可愛かった少年は、今では中年のショボイただのおっさんに変わり果てていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 02:40:37
9114文字
会話率:44%
戦術とは時に個々の能力や人数を覆す
天下をとるために戦った武将たちも優勝するために仲間と鍛える運動部員も筋力や体力だけでなく戦うための技術を研鑽し勝ちをもぎ取るために日夜鍛錬に励むのだろう
毎日仕事をする社会人だってそうだ、何年もただ上司に
叱咤されるだけじゃない
経験を積みある者は昇進を夢に見てまたある者は安寧の生活のために技術を磨き上げる
戦術とは芸術、人の一生の中で命を吹き込む技である
立ち込める黒煙、むせかえる瘴気、無数のモンスターによって蹂躙される人々
その悲鳴、絶叫、這いづるための腕は容赦なく踏みつぶされる
あるものは怒り、あるものは嘆きまたあるものは声とも言えない声で救われたいと命を乞い願う
「お…かあさん、おと…さん」
そしてまた少女も倒れた人々の骸をかき分けボロボロのクマのぬいぐるみを手に両親の姿を探す
目には大粒の涙、髪の先も焼け焦げ身体には小さな傷跡を無数につけ戦火を彷徨う
だが足はもつれ転げてしまう
それでも顔を上げた先には口角を上げるモンスターが1匹
それを見た人たちは少女の短い命の終止符に顔を手で覆うばかり
なぜこんな時代に生まれてきたのだろう誰もが自分の人生を呪った時、
『斬‼‼‼』(slash)
どこからともなく機械音が鳴り響く
ズズゥ…ン
転んだままの少女が見据える先、少女に手を伸ばし命を奪おうとしていた巨体が真っ二つに割れて大きな音を立てる
「もう大丈夫だよ」
可憐な声が巨大な岩の塊のように崩れた方から聞こえてくる
ポニーテールの髪型をした女性がニッコリと少女に笑いかけていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 16:44:39
17007文字
会話率:74%
わたしは、ほかの家なら二階家のつくりの、大きな屋根裏のある平屋で、おかあさんとふたりで暮らしている。大人のひととの繋がりはおかあさんとだけだったけれど、外の大人のひとたちが他の人との繋がりで拵える顔の数がどれだけあるかを見抜ける、おませな
能力が備わっている。
大人は、その人に向けた別の顔を作るたび、顔に焦げ茶色の竹筒が刺さる。5本、6本どころか顔がみえなくなるくらいの竹串だらけのひともいる。大人は大変だなと思った。
けれど、おかあさんには、それがない。おかあさんは、箱入り娘。わたしを外にやっても、自分はお家の中にずっといる人。
おかあさんの毎日の往復は、階下と屋根裏だけ。屋根裏には、わたしと双子のお兄ちゃんが住まっているから。危ない家族のいるところからお兄ちゃんを助けるため、親子3人でこの家に逃れたから、お兄ちゃんは隠さなけりゃいけない。娘のわたしにもそれは隠しさなくちゃいけない。
かわいそうなおかあさん、そして、おにいちゃん。
だから、わたしも、だんだんと知ってきたこの家の秘密も分からないふりをしなくちゃ、いけないの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 05:30:12
12883文字
会話率:1%
はるくんは、おかあさんが作ってくれる玉子焼きが大好き。はるくんも作ってみようとがんばります。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2024-01-19 15:03:45
621文字
会話率:29%
おかあさんは、おろおろしています。
1歳のさっちゃんが、40度の熱をだしてうなされているからです。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2023-03-18 19:46:10
742文字
会話率:25%
今日は、青空が広がって、ぽかぽかあったかいです。
「春がきたみたいね〜」
おかあさんは、ベビーカーに乗っているあこちゃんに話しかけました。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2023-03-06 14:32:28
649文字
会話率:36%
だれよりもうれしそうにわたしを祝ってくれるのは、おかあさんの役目。毎とし、大きなホールのケーキを買ってきてくれるのはおとうさんの役目だ。わたしの大好きなケーキに、ロウソクをさしてくれるのも、おとうさんの役目。年れいのぶんだけ、いつもお父さ
んがロウソクをさしてくれて、数えるのがわたしの役目。前はすぐに数えおわったのに、ちょっとずつ大変になってきた。
※「カクヨム」で企画用に書いた作品を、こちらにも掲載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 15:27:23
1926文字
会話率:30%
神さまのこどものおはなし。
こちらだけで読めます。
関連【「婚約破...」まで言いかけた婚約者の様子がおかしいのですがこれは何事でしょうか?】に出てくる神様の子供です。
最終更新:2023-11-12 13:06:33
2162文字
会話率:24%
英さんとの子供である“あかり”と加奈姉と賢兄の子供の孝太を一つの家族として一緒に育てている冴子は、今日は子供達とお墓参り。
そこで起こった素敵な事とは?
最終更新:2023-11-10 16:58:55
2552文字
会話率:52%
“ギャルママ”のお母さんのせいで恥ずかしい思いは数知れず……
そんな私の独白です!!
最終更新:2023-11-07 15:39:06
1095文字
会話率:7%
ママが熱を出して寝込みました。小学生のトオルとカケルの兄弟は、パパと協力して食事を作ることにしました。さて、どうなるでしょうか。
最終更新:2023-10-21 17:25:26
3211文字
会話率:46%
買い物の帰りの主婦しのぶ…突然の異世界転移にどう立ち向かう!
最終更新:2023-09-26 23:46:28
76864文字
会話率:82%
ある少女目線の帰り道のこと。
読み終えた後よく分からないと思っていただけたら幸いです。
最終更新:2023-08-23 21:56:36
841文字
会話率:38%
五十音図第1行第1段の仮名。平仮名の「あ」は「安」の草体から、また、片仮名の「ア」は「阿」の偏から変化してできたものである。万葉仮名では「阿、安、婀、鞅(以上音仮名)、足(訓仮名)」などが使われた。ほかに草仮名としては「(阿)」「(愛)」「
(悪)」などがある。
音韻的には、5母音の一つ/a/にあたる。東京語などでは、奥舌の[a]よりもやや舌が前寄りで、口の開きの大きい中舌広母音である。ア段長音の引き音節部分を、「おかあさん」「おばあさん」などのように表しもする。また表記上はアであっても、音の連なり方によって、「ピアノ→ピヤノ」「バアイ(場合)→バヤイ/バワイ」「オンアイ(恩愛)→オンナイ」などと発音されたりする。
あい、とは五十音最初の二文字とも堕花も言われ
なお「阿吽(あうん)の仁王」「阿吽の呼吸」などと使われる「阿吽」の「阿」は、悉曇(しったん)十二母音の初音で、物事の初めの意で用いられ、口を開いた形相や吐息をも表す。
[上野和昭]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 05:23:12
70000文字
会話率:0%
童謡「ぞうさん」を元にしたストーリーです
元歌詞 ぞうさん
ぞうさん
おはなが ながいのね
そうよ
かあさんも ながいのよ
ぞうさん
ぞうさん
だれが すきなの
あのね
かあさんが すきなのよ
最終更新:2023-08-02 22:00:13
213文字
会話率:0%
ななちゃんのおかあさんはねえ、おいしいごはんをつくる《まほう》がつかえるんだよ!
最終更新:2023-08-01 20:00:00
1508文字
会話率:13%
おかあさんのつくるごはん、とってもおいしいのにな…
最終更新:2023-07-01 20:00:00
814文字
会話率:29%
おかあさんのたいせつなおくつを、こわしちゃったの……。
最終更新:2022-09-05 20:00:00
1526文字
会話率:20%