代々聖女を排出する名家の三女として生まれたアリア。
しかし、七歳で行う魔力鑑定の儀で魔力なしの判定を受け、家では不遇の扱い。姉たちからはいじめられている。
遂には家名に傷がつくと家を追い出され、獣人が暮らす辺境領にお飾り領主として幽閉される
ことに。
だが、鋼メンタルのアリアは期待に胸を弾ませていた。
「作戦通り! これで自由です!」
実はこの追放はアリアの策略。
窮屈な実家を抜けだし、辺境領で自由に暮らせるように周到な計画を立てていたのだ。
こうして、辺境領主となったアリアはもふもふな住人さんたちと仲良くなるべく内緒で領地経営を開始。
ところが、禁じられていた聖魔法を使って判明する事実。
アリアは既存の測定技術の上限値を超える驚異的な魔力の持ち主だったのだ。
知恵と魔法でアリアは辺境領をどんどん発展させていき、やがて追い出された実家を超える大領主へとなっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 17:14:28
33514文字
会話率:21%
死んだお爺さんが畑に何かを埋める姿を夢で見た主人公のカル少年。その場所を掘ってみると、短剣と盾の入った木箱を見つけます。
短剣には、自称神様が、盾には冗談の様な魔人が封印されていました。それは、幸運なのか不運なのか。
領主命令で戦場に駆り出
されたカル少年は、短剣に封印された自称神様と、盾に封印された冗談の様な魔人の力を得て敵の領主と戦う機会を得ると、偶然にも敵領主を倒して自身が領主の座についてしまいます。そこから何も知らないお飾り領主となったカル少年の奮闘が始まります。
主人公のカルは、強くて弱くて運があったりなかったり。瀕死の大けがもするけれどがんばってお飾り領主を続けます。
さらに城塞都市の隣りには、いつしか精霊の森が広がり森や街には妖精達が人と共存していきます。城塞都市の裏山には、自身の根で歩き空を飛ぶ裁定の木まで現れます。人と妖精達の垣根が無くなる城塞都市。
魔人からしてコメディです。どくだみ茶でも飲みながら、広い心で読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 00:02:43
1067603文字
会話率:42%
初めまして、久下真白(くげましろ)です。巻き込まれて異世界に召喚され、この度お飾りの領主に任命されました。お飾りですから、領主の仕事なんてしませんよ。補佐官さん代わりに頑張って下さい。さて、今日は何をしようかな?
最終更新:2016-04-28 18:00:00
26383文字
会話率:32%